■機能概要
データベースサーバの稼働状況をSystemwalker Service Quality Coordinatorで監視することにより、ボトルネックを可視化することができます。
Symfoware Server V12以降のNativeインターフェース、Postgres、およびSymfoware Server V11以前の監視を行うことができます。以降、Symfoware Server V11以前の場合は、Nativeインターフェースについての記事を参照してください。
■収集間隔
収集間隔は、5分です。
■手順
連携を行うための手順を説明します。
注意
Nativeインターフェースを使用した性能情報の収集について
本連携機能は、rdbsar等のSymfoware ServerのRDBコマンドを定期的に実行することで性能情報を収集します。
このため、本機能が動作している時に、他のアプリケーションやRDBコマンドを実行すると、Symfoware/RDBの排他制御のため、どちらかが資源の占有エラーとなったり、資源の占有が解除されるまで待ちに入ったりする場合があります。
詳細についてはSymfoware Serverのマニュアルを参照してください。
本連携機能が定期的に実行するRDBコマンドについては、リファレンスマニュアル「SymfowareMonitor」および「Symfowareフォルダ配下/Symfoware~レポート」を参照してください。
Postgresを使用した性能情報の収集について
本連携機能は、psql等のPostgreSQLのコマンドを実行することで収集ポリシーを作成し、性能情報を収集します。
定義に誤りがある場合やセットアップ後にデータベース構成を変更した場合、psqlコマンドの実行が失敗するため、PostgreSQLの設定によってはイベントログ/syslogにエラーが出力される場合があります。
データベース名にマルチバイト文字を含む場合、性能情報の収集に使用するpostgreSQLのコマンドが動作しないため、本製品での監視はできません。