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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.4 使用手引書

1.8 Symfoware Serverとの連携

■機能概要

データベースサーバの稼働状況をSystemwalker Service Quality Coordinatorで監視することにより、ボトルネックを可視化することができます。

Symfoware Server V12以降のNativeインターフェース、Postgres、およびSymfoware Server V11以前の監視を行うことができます。以降、Symfoware Server V11以前の場合は、Nativeインターフェースについての記事を参照してください。


■収集間隔

収集間隔は、5分です。


■手順

連携を行うための手順を説明します。

注意

Nativeインターフェースを使用した性能情報の収集について

本連携機能は、rdbsar等のSymfoware ServerのRDBコマンドを定期的に実行することで性能情報を収集します。

このため、本機能が動作している時に、他のアプリケーションやRDBコマンドを実行すると、Symfoware/RDBの排他制御のため、どちらかが資源の占有エラーとなったり、資源の占有が解除されるまで待ちに入ったりする場合があります。

詳細についてはSymfoware Serverのマニュアルを参照してください。

本連携機能が定期的に実行するRDBコマンドについては、リファレンスマニュアル「SymfowareMonitor」および「Symfowareフォルダ配下/Symfoware~レポート」を参照してください。

Postgresを使用した性能情報の収集について

  • 本連携機能は、psql等のPostgreSQLのコマンドを実行することで収集ポリシーを作成し、性能情報を収集します。

    定義に誤りがある場合やセットアップ後にデータベース構成を変更した場合、psqlコマンドの実行が失敗するため、PostgreSQLの設定によってはイベントログ/syslogにエラーが出力される場合があります。

  • データベース名にマルチバイト文字を含む場合、性能情報の収集に使用するpostgreSQLのコマンドが動作しないため、本製品での監視はできません。