■環境
本製品のAgentをSymfoware Serverへ導入することで連携が可能です。
対応インストール種別の関係については、解説書「管理対象と対応インストール種別」を参照してください。
■Symfoware Server側での作業
収集ポリシーの作成と適用を行う前に、Symfoware Server側で以下の準備/確認が必要になります。
Nativeインターフェースを使用した収集を行う場合
性能表示のための各コマンド(rdbsar, rdbps, rdbspcinf, rdbinf)が利用可能な状態になっている(RDBシステムが動作中である)こと。
参照
詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
Postgresを使用した収集を行う場合
Symfoware Serverの収集対象のインスタンスが起動中であること。
ローカル通信で「psql -U <インスタンス管理ユーザー> -p <インスタンスの使用するポート番号> -d <存在するDBのDB名>」を実行した場合にパスワードが要求されないこと。
psqlコマンドの詳細についてはPostgreSQLのマニュアルを参照してください。
以下のいずれかの方法で実現可能です。複数インスタンスを監視する場合、使用する方法は統一してください。
ポイント
(2)の方法は平文でパスワードを記載する必要があるため、(1)の方法を推奨します。
ただし、(2)のパスワードファイルは管理者しか参照できない状態となります。詳細はPostgreSQLのマニュアルを参照してください。
(1) pg_hba.confを設定する方法
インスタンス管理者がpostgresの場合、以下の設定を追加します。
【Windows版】
host all postgres 127.0.0.1/32 trust host all postgres ::1/128 trust ★IPv6がインストールされている場合
【UNIX版】
local all postgres trust
設定の記載位置(行)によって動作が変わります。詳細はPostgreSQLのpg_hba.confに関するマニュアルを参照してください。
設定後、該当のインスタンスを再起動し、psqlコマンドを実行してパスワードが要求されないことを確認してください。
(2) パスワードファイルを設定する方法
以下のファイルの設定を行います。
【Windows版】
%APPDATA%\postgresql\pgpass.conf |
注) 「%APPDATA%」はユーザーのプロファイル内のアプリケーションデータディレクトリです。
【UNIX版】
~/.pgpass |
localhost:26500:*:postgres:password |
パスワードファイルの設定方法についてはPostgreSQLのマニュアルを参照してください。
設定後、psqlコマンドを実行してパスワードが要求されないことを確認してください。