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Enterprise Application Platform V1.1.0 GlassFishユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.10.1 サーバーログ

ファイル名

server.log

ログファイルの出力先

DAS

[運用資産格納ディレクトリー]\domains\domain1\logs

[運用資産格納ディレクトリー]/domains/domain1/logs

GlassFish Serverクラスター

[運用資産格納ディレクトリー]\nodes\localhost-domain1\<GlassFish Serverインスタンス名>\logs

[運用資産格納ディレクトリー]/nodes/localhost-domain1/<GlassFish Serverインスタンス名>/logs

ログファイルの出力先の変更

サーバーログのログ出力先ディレクトリーは、asadminコマンドのset-log-attributesサブコマンドで変更可能です。変更については、「設定方法」を参照してください。

出力内容

DAS

GlassFish Serverクラスターの作成やアプリケーションの配備など、Jakarta EEに関する操作の情報が出力されます。
また、DASに配備したアプリケーションの標準出力、標準エラー出力に出力した情報やGlassFishが提供するJakarta EEの各コンポーネントが出力する情報が出力されます。

GlassFish Serverクラスター

GlassFish Serverクラスターに配備したアプリケーションの標準出力、標準エラー出力に出力した情報やGlassFishが提供するJakarta EEの各コンポーネントが出力する情報が出力されます。

仕様

設定方法

サーバーログの設定項目は、asadminコマンドのset-log-attributesサブコマンドで変更可能です。

出力フォーマット

[yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.msTZD] [glassfishバージョン] [LOG_LEVEL] [メッセージ番号] [ロガー名] [tid: _ThreadID=スレッドID _ThreadName=スレッド名] [timeMillis: 出力時刻のミリ秒表記] [levelValue: LOG_LEVELの数値] [[
  メッセージ本文]]

ログレベルがFINE、FINER、FINESTの場合、以下のようにClassName、MethodNameが追加で出力されることがあります。

[yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.msTZD] [glassfishバージョン] [LOG_LEVEL] [メッセージ番号] [ロガー名] [tid: _ThreadID=スレッドID _ThreadName=スレッド名] [timeMillis: 出力時刻のミリ秒表記] [levelValue: LOG_LEVELの数値] [CLASSNAME: ログ出力を実行したクラス名] [METHODNAME: ログ出力を実行したメソッド名] [[
  メッセージ本文]]

メッセージ番号は出力されないことがあります。

LOG_LEVEL:

出力例

[2022-06-01T13:32:42.637+0900] [glassfish 7.0] [INFO] [NCLS-LOGGING-00009] [jakarta.enterprise.logging] [tid: _ThreadID=20 _ThreadName=RunLevelControllerThread-1654084839119] [timeMillis: 1654084839449] [levelValue: 800] [[
  Running GlassFish Version: Eclipse GlassFish  7.0.0  (build master-b-g785433e 2022-06-01T20:46:42+0900)]]