■サーバーログ/Java VMログ/HTTPアクセスログ/IIOPアクセスログ/HTTPトレースログ
GlassFishでは、以下のログを提供しています。
これらログに出力された情報は、トラブル発生時の調査に役立てることができます。
DASとGlassFish Serverクラスターは、どちらも上記のログを利用できます。利用できるログに差異はありません。
ログファイルはローテーションできます。
参照
ログファイルのローテーションの詳細については、「5.10.6 ログファイルのローテーション」を参照してください。
本節では、メッセージブローカのログについては説明していません。
メッセージブローカのログについては、「5.9.2 メッセージブローカのログ」を参照してください。
本節では、モニタロギングのログについては説明していません。
モニタロギングのログについては、「7.4 モニタロギング」を参照してください。
■イベントログ/システムログ
コマンド処理のメッセージの一部およびPCMIサービスのメッセージは、イベントログまたはシステムログに出力されます。
イベントログ、システムログの仕様は、各OSの出力規約に従っています。
■クライアントのログ
アプリケーションクライアントコンテナの場合
アプリケーションクライアントコンテナでJakarta EEアプリケーションクライアントを運用する場合、アプリケーションクライアントコンテナが出力するメッセージはコンソールに出力されます。
この場合、以下のようにメッセージが出力されます。
時刻 ログ出力クラス名 ログ出力メソッド名 LOG_LEVEL: メッセージ 例外情報がある場合は、スタックトレース |
LOG_LEVEL:
ERROR :エラー
WARNING:警告
INFO :情報
スタンドアロンクライアントの場合
スタンドアロンクライアントでJava SEスタンドアロンアプリケーションを運用する場合、ログはJavaのjava.util.logging.LogManagerを使用して出力されるため、以下のファイルから初期設定が読み込まれてログの出力先やフォーマットが決定します。
[JDKインストールディレクトリ]\conf\logging.properties
/opt/FJSVeapf/openjdk/jdk11/conf/logging.properties
デフォルトでは以下のフォーマットで出力されます。
時刻 ログ出力クラス名 ログ出力メソッド名 LOG_LEVEL: メッセージ 例外情報がある場合は、スタックトレース |
LOG_LEVEL:
ERROR :エラー
WARNING:警告
INFO :情報