別サーバにバージョンアップした後、管理コンソール起動時に「[LWCL-ERR001] 階層化サービスとの通信に失敗しました。」と出力され接続できなくなりました。
エラーメッセージ
[LWCL-ERR001] 階層化サービスとの通信に失敗しました。
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 | V15.0.0 | V15.1.0 | V15.2.0 | V15.3.0 | V15.4.0 |
V16.0.0 | V16.1.0 |
原因1
バージョンアップ前とバージョンアップ後にサーバのIPアドレスが異なる環境において、管理コンソールがバージョンアップ前のIPアドレスを指定しているため、バージョンアップ後の新しいサーバに通信できません。
対処方法
管理コンソールで接続する管理サーバのIPアドレスをバージョンアップ後の新しいサーバのIPアドレスとしてください。
手順については、“運用ガイド 管理者編”の“管理コンソール環境を変更する”を参照してください。
原因2
バージョンアップ前とバージョンアップ後に管理サーバのIPアドレスが異なる環境において、管理サーバのデータベースに登録されている管理サーバのIPアドレスと実際の管理サーバのIPアドレスが不一致のため、階層化サービスが立ち上がらず、管理コンソールがつながりません。
対処方法
サーバ設定ツールで、バージョンアップ後の管理サーバのIPアドレスで設定しなおしてください。
手順については、“運用ガイド 管理者編”の“管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレス/コンピュータ名の変更に伴ってシステム環境を変更する”を参照してください。