保守作業の承認結果を確認する、および承認済みの承認番号を強制的に回収する方法について説明します。
この作業は、セキュリティ管理者が行います。
管理対象サーバで保守作業の承認状況を確認/承認番号を強制的に回収する
セキュリティ管理者は、不要な承認番号が管理対象サーバ上に残留していないか確認します。
swsvacapprovalview(システム保守承認状況表示コマンド)を実行します。
swsvacapprovalview APPROVAL NUMBER USER ID Effective time Expiration time Num Operator Comment ==================================================================================== server_20080515_001 user1 20080601090000 20080601180000 2 担当1 OS パッチ適用 server_20080515_002 user2 20080610160000 20080610180000 1 DB メンテナンス server_20080515_001 user3 20080615090000 UNLIMIT 1 担当2
swsvacapprovalview(システム保守承認状況表示コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
不要な特権が利用できる状況になっている場合、強制的に承認番号を回収します。
Systemwalkerコンソールで承認番号を回収する場合は、“Systemwalkerコンソールで保守作業の承認状況を確認/承認番号を強制的に回収する”を参照してください。
swsvacoperate(システム保守開始/終了コマンド)で承認番号を回収する場合は、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
Systemwalkerコンソール画面で保守作業の承認状況を確認/承認番号を強制的に回収する
Systemwalkerコンソールの[操作]メニューから、[サーバアクセス制御]-[保守承認状況の表示/回収]を選択します。
→[サーバの選択]画面が表示されます。
保守作業の表示/回収を行うサーバを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
→[保守承認状況]画面が表示されます。
保守承認状況を確認し、不要となった承認番号を回収します。
承認番号を回収する場合は、回収する保守作業を選択し、[回収]ボタンをクリックします。
[閉じる]ボタンをクリックします。
注意
V13.3.0/V13.3.1のサーバを選択した場合、[保守承認状況]画面の[利用状況]は、参照できません。作業中かどうかにかかわらず、「------」と表示されます。
承認番号の回収処理が異常終了した場合、失敗理由として以下のメッセージが表示されます。
管理対象サーバから回収されませんでした。[%1] |
エラーコードの説明と対処は以下のとおりです。
3,0
現在保守作業に利用している承認番号を対象に回収処理を行っています。
保守作業が完了した後、再度実行してください。
11,0
[保守承認状況]画面に承認番号が表示されていても、[回収]ボタンを
クリックした時に対象の承認番号が回収済である場合に発生します。
[最新の情報に更新]ボタンをクリックして、承認番号が存在しないことを確認してください。
上記以外
ネットワーク、システムに問題がないことを確認してください。