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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編
FUJITSU Software

12.2.5 カスタムモードでポリシーを作成する

ファイル/プロセス/レジストリ/ネットワーク接続/コンソールログイン/ネットワークログイン単位に、詳細にアクセス制御を設定します。

カスタムモードで設定する項目については、“スタンダードモード・カスタムモード”を参照してください。

ポリシーの作成は、セキュリティ管理者が行います。

サーバアクセス制御のポリシーは、設定によってはOSやアプリケーションの動作を阻害することがあるため、実運用への適用時には影響範囲を十分に考慮する必要があります。

このため最初は試行モードを使用してください。なお、ポリシーを設定する際、初期設定では試行モードになっています。

実際にサーバアクセス制御を行う際には、試行モードを解除してからポリシー設定を行ってください。

ポリシーを作成する

  1. Systemwalkerコンソールを起動します。

    システム管理者、セキュリティ管理者が同一の場合は、[機能選択]で[編集]を選択します。システム管理者、セキュリティ管理者が異なる場合は、[機能選択]で[監視]を選択します。

  2. Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニューから[セキュリティ]-[セキュリティポリシー]を選択します。

    →[セキュリティポリシー[管理]]画面が表示されます。

  3. [セキュリティポリシー[管理]]画面の[オプション]メニューで[カスタムモード表示]を選択します。

  4. [設定対象]から[セキュリティポリシー]-[ポリシー]-[サーバアクセス制御]-[アクセス制御]を選択し、[操作]メニューの[新規作成]を選択します。または、[アクセス制御]配下にある[初期設定]の中から該当するプラットフォームのポリシーを選択し、[操作]メニューの[複写]を選択します。

    →[セキュリティポリシー[ポリシーの作成]]画面が表示されます。

  5. [ポリシー名]、[コメント]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[サーバアクセス制御]画面が表示されます。

一般ルールを追加する

  1. [サーバアクセス制御]画面の[新規作成]ボタンをクリックします。

    →[ルールの追加(カスタムモード)]画面が表示されます。

  2. 以下の保護対象の中から1つを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    • [ファイル]

    • [プロセス]

    • [レジストリ] 【Windows版】

    • [ネットワーク接続] 【Linux版】

    • [コンソールログイン]

    • [ネットワークログイン]

  3. [一般ルールの編集]画面で[ルール内容]および[コメント]を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

  4. 設定手順は“スタンダードモードでポリシーを作成する”の“一般ルールを追加する”を参照してください。

優先ルールを追加する

カスタムモードで設定した一般ルールより優先するアクセス制御のルールを設定するときに、優先ルールを追加します。

  1. [サーバアクセス制御]画面の[保護対象種別]一覧から、優先ルールを追加したい保護対象種別を選択し、[優先ルールの追加]ボタンをクリックします。

    • [ファイル]

    • [プロセス]

    • [レジストリ]

    • [ネットワーク接続]

    • [コンソールログイン]

    • [ネットワークログイン]

    →選択したルールの種別に応じて、[優先ルールの編集]画面が表示されます。

  2. [優先ルールの編集]画面で各項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。