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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編
FUJITSU Software

12.2.6 ポリシーを編集する

すでに作成したセキュリティポリシーのルールを変更したり、複写して流用したり、削除することができます。また、優先ルールの順序を変更することができます。

一般ルール/優先ルールを変更する

すでに作成済みの一般ルール、優先ルールを変更することができます。変更対象のルールがすでに1つ以上のサーバに割り当てられている場合は、再度配付を行うと、割り当てられているすべてのサーバのルールが変更されます。

  1. [サーバアクセス制御]画面の[保護対象種別]一覧から編集したいルールを選択します。

  2. [変更]ボタンをクリックします。

    →[ルールの編集(スタンダードモード)]、[一般ルールの編集]または[優先ルールの編集]画面が表示されます。

  3. 各ルールの編集画面で項目を変更し、[OK]ボタンをクリックします。

一般ルール/優先ルールを複写する

すでに作成済みのルールをもとに、新しいルールを作成することができます。以下の保護対象種別について、作成済みのルールを複写することができます。

保護対象種別

ルール種別

複写の可否

スタンダードモード(コンソールログイン)

×

スタンダードモード(ネットワークログイン)

×

スタンダードモード(ネットワーク接続)

×

スタンダードモード(suコマンドの実行)

×

ファイル

一般ルール

優先ルール

×(注1)

プロセス

一般ルール

優先ルール

×(注1)

レジストリ

一般ルール

優先ルール

×(注1)

ネットワーク接続

一般ルール

優先ルール

×(注1)

コンソールログイン

一般ルール

×(注2)

優先ルール

ネットワークログイン

一般ルール

×(注2)

優先ルール

○: 複写できます ×: 複写できません -: ルール種別はありません

注1)
優先ルールを選択して複写することはできません。一般ルールに対する優先ルールが存在する場合、一般ルールを複写したときに優先ルールも一緒に複写されます。

注2)
コンソールログイン/ネットワークログインは保護対象が固定されているため、複写の対象外です。

  1. [サーバアクセス制御]画面の[保護対象種別]一覧から複写したいルールを選択します。

  2. [複写]ボタンをクリックします。

    →[一般ルールの編集]画面が表示されます。

    保護対象種別が[ファイル]の場合

    [保護対象]には何も表示されていません。

    [ルール内容]および[コメント]はコピー元の設定が引き継がれ表示されます。

    保護対象種別が[プロセス]の場合

    [保護対象]には何も表示されていません。

    [ルール内容]および[コメント]はコピー元の設定が引き継がれ表示されます。

    保護対象種別が[レジストリ]の場合

    [保護対象]には何も表示されていません。

    [ルール内容]および[コメント]はコピー元の設定が引き継がれ表示されます。

    保護対象種別が[ネットワーク接続]の場合

    [保護対象]の[ポート]には何も表示されていません。プロトコルは、初期値(「TCP」)です。

    [操作内容]はコピー元の設定が引き継がれます。

  3. [保護対象]および[ルール内容]を編集し、[OK]ボタンをクリックします。

    →新しい一般ルールが追加されます。複写元の一般ルールと保護対象が同一の優先ルールも複写されます。

一般ルール/優先ルールを削除する

すでに作成済みの一般ルールおよび優先ルールを削除することができます。

なお、削除対象のルールを持つポリシーがすでに1つ以上のポリシーグループに登録されている場合、そのポリシーグループの全配付先サーバのアクセス制御ルールが削除対象となります(再度配付するとルールが削除されたポリシーが適用されます)。

一度に複数のルールを削除することができます。同一の保護対象に対して一般ルールと優先ルールが存在する場合、優先ルールを選択して[削除]を行うと、選択した優先ルールのみ削除されます。一般ルールを選択して[削除]を行うと、一般ルールと保護対象が同一の優先ルールもすべて削除されます。

  1. [サーバアクセス制御]画面の[保護対象種別]一覧から削除するルールを選択します。

  2. [削除]ボタンをクリックします。

    →[ルールを削除します。よろしいですか?]という確認ダイアログが表示されます。

  3. ルールが削除する場合は、[はい]ボタンをクリックします。ルールが削除しない場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。

優先ルールの優先度を変更する【Windows

任意の保護対象に対する優先ルールの優先度を変更することができます。なお、優先度の変更は、Windowsのポリシーに対してのみ行うことができます。

同じ保護対象の優先ルールは、[サーバアクセス制御]画面の[保護対象種別]一覧の上位に表示されている優先ルールの方が優先度が高くなります。

  1. [サーバアクセス制御]画面の保護対象種別から優先度を変更したい、優先ルールを選択します。

  2. [優先度を上げる]または[優先度を下げる]ボタンをクリックします。

    →選択した優先度の順序が1つ前または1つ後ろの優先ルールと入れ替わります。

    一般ルールより下への移動および、保護対象をまたいでの移動はできません。