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Enterprise Postgres 14 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

F.5 Global Meta Cache機能で使用するメモリの見積り式

Global Meta Cache機能で使用するメモリの見積り式について説明します。

“GMC領域のサイズ”で算出されるメモリは、共有メモリに配置されます。“プロセス毎のメタキャッシュ管理情報”で算出されるメモリは、ローカルメモリに配置されます。詳細は、“解説書”の“Global Meta Cache機能によるメモリ使用量削減”にある図を参照してください。

Global Meta Cacheが有効な場合に使用するメモリ量は、次の式で見積もってください。

Global Meta Cache機能で使用するメモリ量
 = GMC領域のサイズ + プロセス毎のメタキャッシュ管理情報

GMC領域のサイズ
 = (全ユーザーテーブル個数 × 0.4キロバイト
   + 全ユーザーインデックス個数 × 0.3キロバイト
   + 全ユーザーカラム数 × 0.8キロバイト)× 1.5 (注)

プロセス毎のメタキャッシュ管理情報
 = (全ユーザーテーブル個数 + 全ユーザーインデックス個数 + 全ユーザーカラム数)
   × 0.1キロバイト×最大接続数 × 1.5 (注)

注) 安全係数(1.5)
テーブル定義変更やシステムカタログの行が変更された場合に、一時的に変更前のGMCと変更後のGMCが共有メモリ上に存在する場合を考慮した値です。