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Enterprise Postgres 14 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.7.9 Pgpool-II

4.7.9.1 Pgpool-IIのセットアップ

  1. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # cp -r /opt/fsepv<x>server64/OSS/Pgpool-II/* /opt/fsepv<x>server64
  2. 本機能を利用するデータベースに対して、CREATE EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# CREATE EXTENSION pgpool_recovery;
    CREATE EXTENSION
  3. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“pgpool.pg_ctl”にpg_ctlへのパスを指定します。

  4. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。

注意

Pgpool-IIのオンラインリカバリ機能は、WebAdminで作成したインスタンスでは使用できません。サーバコマンドを使用した運用でのみ利用可能です。

4.7.9.2 Pgpool-IIのアンセットアップ

  1. 本機能を利用するデータベースに対して、DROP EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# DROP EXTENSION pgpool_recovery CASCADE;
    DROP EXTENSION
  2. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # rm -rf /opt/fsepv<x>server64/セットアップ時にコピーしたファイル

    参考

    セットアップ時にコピーしたファイルは以下で確認することができます。

    # find /opt/fsepv<x>server64/OSS/Pgpool-II
  3. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“pgpool.pg_ctl”からpg_ctlへのパスを削除します。

  4. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。