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Enterprise Postgres 14 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.7.4 pg_dbms_stats

4.7.4.1 pg_dbms_statsのセットアップ

  1. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“shared_preload_libraries”に『pg_dbms_stats』を追加します。

  2. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # cp -r /opt/fsepv<x>server64/OSS/pg_dbms_stats/* /opt/fsepv<x>server64
  3. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。

  4. 本機能を利用するデータベースに対して、CREATE EXTENSION を実施します。
    ここでは、対象のデータベースを“postgres”として説明します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# CREATE EXTENSION pg_dbms_stats;
    CREATE EXTENSION

    参照

    pg_dbms_statsの詳細は、“アプリケーション開発ガイド”の“統計情報の固定化”を参照してください。

4.7.4.2 pg_dbms_statsのアンセットアップ

注意

pg_dbms_statsのアンセットアップを実施すると、pg_dbms_statsが管理している統計情報が失われます。そのため、あとでpg_dbms_statsを再度利用する可能性がある場合には、各データベースのdbms_statsスキ-マの各テーブルを、下記のようにバイナリ形式でバックアップすることを推奨します。

postgres=# COPY <dbms_statsスキーマが持つテーブル名> TO '<ファイル名>' FORMAT binary;
  1. 本機能を利用するデータベースに対して、DROP EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# DROP EXTENSION pg_dbms_stats CASCADE;
    DROP EXTENSION
  2. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # rm -rf /opt/fsepv<x>server64/セットアップ時にコピーしたファイル

    参考

    セットアップ時にコピーしたファイルは以下で確認することができます。

    # find /opt/fsepv<x>server64/OSS/pg_dbms_stats
  3. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“shared_preload_libraries”から『pg_dbms_stats』を削除します。

  4. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。