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Enterprise Postgres 14 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.7.3 pg_hint_plan

4.7.3.1 pg_hint_planのセットアップ

  1. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“shared_preload_libraries”に『pg_hint_plan』を追加します。

  2. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # cp -r /opt/fsepv<x>server64/OSS/pg_hint_plan/* /opt/fsepv<x>server64
  3. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。

  4. 本機能を利用するデータベースに対して、CREATE EXTENSION を実施します。
    ここでは、対象のデータベースを“postgres”として説明します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# CREATE EXTENSION pg_hint_plan;
    CREATE EXTENSION

    参照

    pg_hint_planの詳細は、“アプリケーション開発ガイド”の“オプティマイザヒント”を参照してください。

4.7.3.2 pg_hint_planのアンセットアップ

注意

pg_hint_planのアンセットアップを実施すると、hint_plan.hintsテーブルに登録したヒントが失われます。そのため、あとでpg_hint_planを再度利用する可能性がある場合には、各データベースのhint_plan.hintsテーブルを、pg_dumpでバックアップすることを推奨します。

  1. 本機能を利用するデータベースに対して、DROP EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# DROP EXTENSION pg_hint_plan CASCADE;
    DROP EXTENSION
  2. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # rm -rf /opt/fsepv<x>server64/セットアップ時にコピーしたファイル

    参考

    セットアップ時にコピーしたファイルは以下で確認することができます。

    # find /opt/fsepv<x>server64/OSS/pg_hint_plan
  3. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“shared_preload_libraries”から『pg_hint_plan』を削除します。

  4. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。