入力データ形式が「XML形式」のデータを使用する場合、以下の点に留意して入力データを設計してください。
外部サブセットのDTDファイルを参照しているXMLデータを帳票出力する場合、XMLデータの文書型宣言(DOCTYPE 宣言)に、以下のURI を指定してください。
リモート帳票出力およびコネクタ連携機能を使用して帳票出力する場合
DTDファイルは他のコンピュータからもアクセスできる公開された場所に配置し、XMLデータには公開された配置場所のURIをフルパスで指定してください。
以下の場合、XMLデータにはDTDファイルのURIをフルパスで指定してください。URIを相対パスで指定すると帳票出力できません。
JavaインタフェースのFormsStreamクラスを使用して帳票出力する場合
prprintxコマンドを使用して帳票出力する場合
データ到着監視機能を利用して帳票出力する場合
環境によってXMLデータの文字コード系を文字コード変換して帳票出力します。
そのため、XMLデータ中に帳票出力時の文字コード系に存在しない文字を指定すると、その文字は出力されません。
帳票出力サーバがWindowsの場合
XMLデータをUTF8に変換して帳票出力します。
帳票出力サーバがSolarisの場合
EUC 環境およびShift-JIS 環境で帳票出力する場合、環境変数LANG および環境変数OA_EUCTYPE にしたがってXMLデータをU90、S90、またはShift-JISに変換して帳票出力します。
帳票出力サーバがLinuxの場合
EUC環境で帳票出力する場合、環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPEにしたがってXMLデータをU90、またはS90に変換して帳票出力します。
帳票出力サーバがWindowsの場合
入力データの文字コード系がShift-JIS の場合の利用者定義文字の登録(印刷、PDF ファイル保存時、Excel ファイル出力時、TIFF出力時)は、UNICODEで登録してください。
電子保存する際の利用者定義文字の登録は、UNICODEで登録してください。
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合
帳票出力する環境によって使用できる文字が異なります。
出力できる文字については、以下を参照してください。