入力データ形式が「XML形式」のデータを使用する場合、以下の点に留意して帳票設計してください。
●帳票形式(共通)
帳票設計時には、以下の点を考慮してください。
項目長は、日本語文字(半角カタカナを含む)は1文字3バイト、半角英数字は1文字2バイトで計算して項目長を指定してください。日本語文字と半角文字が混在するため、指定する項目長が分からない場合は、文字数× 3 の長さを指定してください。
項目長が短い場合、文字列が途中で切れて出力される場合があります。
改行コードまたは改ページコード制御の指定は、帳票出力時にはできません。
帳票様式定義画面では、標準ツールバーの[プレビュー]ボタンをクリックして出力イメージを確認することはできません。
●カード形式の場合
項目(固定リテラル項目および矩形固定リテラル項目を除く)に繰返しを指定することはできません。
●伝票形式、矩形繰返し形式、およびタックシール形式の場合
ボディ部集団項目と同じ階層に、ボディ部集団項目のタグと同じタグ名を持つ項目を定義しないでください。定義しても、帳票レイアウト情報を保存できません。
集計表形式の場合
データルートから明細集団項目までの階層では、同じ階層に同じタグ名を持つ項目を定義しないでください。定義しても、帳票レイアウト情報を保存できません。
以下に、作成できる項目と作成できない項目の例を示します。この例では、DEが明細集団項目です。
データリストでの注意事項は、以下のとおりです。
明細集団項目を削除できません。
DE(明細)パーティションが複数ある場合、DE(明細)パーティションに定義されているすべての項目は明細集団項目の構成項目になります。
編集領域で項目を挿入、貼り付け、または複写した場合、データリストでは以下のように挿入されます。
DE(明細)パーティションに定義した場合
明細集団項目の構成項目の末尾に挿入されます。
DE(明細)パーティション以外に定義した場合
データリストの末尾に挿入されます。
非出力項目(レコードのみ項目)を出力項目として定義する場合は、以下のようになります。
明細集団項目の構成項目の場合
DE(明細)パーティション以外のパーティションには定義できません。
明細集団項目の構成項目ではない場合
DE(明細)パーティションには定義できません。
データリストでの項目の移動
明細集団項目の構成項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)は、明細集団項目配下以外に移動できません。
明細集団項目の構成項目以外の項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)は、明細集団項目配下に移動できません。
明細集団項目に項目が1つしか存在しない場合、非出力項目(レコードのみ項目)でも、明細集団項目配下以外に移動することはできません。
編集領域での注意事項は、以下のとおりです。
DE(明細)パーティションに定義されている項目(固定リテラル項目、矩形固定リテラル項目、日付項目、時刻項目、およびバーコード項目(U.S.Postal FIM)を除く)を、他の種類のパーティションへ移動することはできません。
DE(明細)パーティション以外のパーティションに定義されている項目(固定リテラル項目、矩形固定リテラル項目、日付項目、時刻項目、およびバーコード項目(U.S.Postal FIM)を除く)を、DE(明細)パーティションへ移動することはできません。
DE(明細)パーティションと他のパーティションとでレコード域を共用することはできません。
DE(明細)パーティション内に出力項目が存在しなくなる場合、以下の操作を行うことはできません。
出力項目を非出力項目に変更
削除
切り取り
●フリーフレーム形式の場合
データルートから明細集団項目までの階層では、同じ階層に同じタグ名を持つ項目を定義しないでください。定義しても、帳票レイアウト情報を保存できません。
以下に、作成できる項目と作成できない項目の例を示します。この例では、DEが明細集団項目です。
データリストでの注意事項は、以下のとおりです。
明細集団項目を削除できません。
フレーム集団項目を削除できません。
フレーム内にDE(明細)パーティションが複数ある場合、DE(明細)パーティションに定義されているすべての項目は、フレームに対応する明細集団項目の構成項目になります。
編集領域で項目を挿入、貼り付け、または複写した場合、データリストでは以下のように挿入されます。
フレームのCH(制御頭書き)パーティション/ CF(制御脚書き)パーティションに定義した場合
フレーム集団項目の構成項目の末尾に挿入されます。
フレームのDE(明細)パーティションに定義した場合
フレームに対応する明細集団項目の構成項目の末尾に挿入されます。
フレームパーティション以外に定義した場合
データリストの末尾に挿入されます。
非出力項目(レコードのみ項目)を出力項目として定義する場合は、以下のようになります。
フレーム集団項目の構成項目の場合
対応するフレームのCH(制御頭書き)パーティションおよびCF(制御脚書き)パーティション以外には定義できません。
フレームの明細集団項目の構成項目の場合
対応するフレームのDE(明細)パーティション以外には定義できません。
フレーム集団項目、明細集団項目の構成項目ではない場合
フレームパーティションには定義できません。
データリストでの項目の移動
フレーム集団項目の構成項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)は、フレーム集団項目配下以外に移動できません。
フレーム集団項目の構成項目以外の項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)は、フレーム集団項目配下に移動できません。
フレームの明細集団項目の構成項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)は、明細集団項目配下以外に移動できません。
フレームの明細集団項目の構成項目以外の項目(非出力項目(レコードのみ項目)を除く)は、明細集団項目配下に移動できません。
フレームの明細集団項目に項目が1つしか存在しない場合、非出力項目(レコードのみ項目)でも、明細集団項目配下以外に移動することはできません。
フレームの明細集団項目は、対応するフレーム集団項目配下以外に移動できません。
編集領域での注意事項は、以下のとおりです。
フレームパーティション(DE(明細)パーティションを除く)に定義されている項目(固定リテラル項目、矩形固定リテラル項目、日付項目、時刻項目、およびバーコード項目(U.S.Postal FIM)を除く)を、同一フレームのDE(明細)パーティション、他のフレームのフレームパーティション、またはフレーム外へ移動することはできません。
フレームのDE(明細)パーティションに定義されている項目(固定リテラル項目、矩形固定リテラル項目、日付項目、時刻項目、およびバーコード項目(U.S.Postal FIM)を除く)を、同一フレームの明細パーティション以外へ移動することはできません。
フレーム外に定義されている項目(固定リテラル項目、矩形固定リテラル項目、日付項目、時刻項目、およびバーコード項目(U.S.Postal FIM)を除く)を、フレームパーティションへ移動することはできません。
フレームパーティションと異なるフレームのフレームパーティションとでレコード域を共用することはできません。
フレームパーティションとフレーム外とでレコード域を共用することはできません。
同一フレーム内のDE(明細)パーティションと他のフレームパーティションとでレコード域を共用することはできません。
フレーム内に出力項目が存在しなくなる場合、以下の操作を行うことはできません。
出力項目を非出力項目に変更
削除
切り取り