この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。
ここでは、集計表形式の御見積書で明細が複数ページにまたがって出力される場合、次ページの先頭に「<続き>」を出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、ページ頭書きパーティションを定義し、テキスト項目として「続き」を定義します。
帳票様式定義画面で、明細パーティション(DE)を定義し、「製品名」、「金額」を定義します。「金額」は数字項目として定義します。
帳票様式定義画面で、制御脚書きパーティション(CF1)を定義し、数字項目として「合計」を定義します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「続き」のオペランドに「ハイフン(-)」を指定します。
⇒「続き」はデータを受け取りません。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「合計」のオペランドに「SUM(金額)」を定義します。
⇒すべてのデータの合計を計算します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「PAGE-HEAD」段落を追加します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「DETAIL」段落を追加し、「COMPUTE 合計」、「SET 続き TO "<続き>"」を記述します。
⇒1明細出力するたびに「合計」に「金額」を加算します。また、次ページ以降でページ頭書きパーティションが出力されるときに「続き」に"<続き>"が出力されます。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「$EOD」と4.で定義した制御脚書きパーティション名(CF1)を記述します。
⇒入力データが終わったタイミングで制御脚書きパーティション(CF1)が出力されます。
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
続き | - |
製品名 |
|
金額 |
|
合計 | SUM(金額) |
PAGE-HEAD DETAIL COMPUTE 合計 SET 続き TO "<続き>" CNTL-FOOT $EOD CF1
ポイント
この機能は、Windows用帳票サンプル「御見積書」、UNIX系OS用帳票サンプル「MITUMORI」で使用しています。