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Interstage List Creator V11.0.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.4.5 複数種類のフレームを切り替えて出力したい

この方法は、フリーフレーム形式の場合のみ使用できます。

ここでは、複数種類のフレームを使用して、条件に応じて出力するフレームを切り替える方法を例に説明します。

=操作手順=
  1. 帳票様式定義画面で、フレームを定義し(FRM001)、明細パーティション(DE)に「項目A」を定義します。

  2. 帳票様式定義画面で、フレームを定義し(FRM002)、明細パーティション(DE1)に「項目B」を定義します。

  3. 帳票様式定義画面で、非出力項目(レコードのみ項目)の項目形式(レコード項目形式)「数字項目」として「賃借データ」を追加します。

  4. データ定義画面の[拡張定義]タブで、「FRAME」段落を追加し、「(貸借データ = 0)」と1.で定義したフレーム(FRM001)を記述します。

    ⇒「貸借データ」が「0」の場合にフレーム(FRM001)を出力します。

  5. データ定義画面の[拡張定義]タブで、「FRAME」段落を追加し、「(貸借データ = 1)」と2.で定義したフレーム(FRM002)を記述します。

    ⇒「貸借データ」が「1」の場合にフレーム(FRM002)を出力します。

    例)

    [拡張定義]タブ

    FRAME (貸借データ = 0) FRM001
    DETAIL DE
    FRAME (貸借データ = 1) FRM002
    DETAIL DE1

    ポイント

    • この機能は、Windows用帳票サンプル「貸借対照表」、UNIX系OS用帳票サンプル「TAISYAK」で使用しています。

    • 入力データ形式が「XML形式」の場合、XMLデータにしたがって出力されるため、条件は無視されます。