この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。
ここでは、集計表形式の御見積書で1明細ごとにパーティションを交互に切り替えて出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、明細パーティションを定義し(DE)、「製品名」および「金額」を定義します。
帳票様式定義画面で、明細パーティションを定義し(DE1)、「製品名」および「金額」を1.のレコード域共用項目として定義します。
帳票様式定義画面で、非出力項目(レコードのみ項目)の項目形式(レコード項目形式)「数字項目」として「出力明細」を追加します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「出力明細」のオペランドに「ハイフン(-)」を指定します。
⇒「出力明細」はデータを受け取りません。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「PAGE-HEAD」段落に「SET 出力明細 TO 0」を追加します。
⇒出力明細の初期化処理を行います。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「DETAIL」段落を追加し、「(出力明細 = 0)」と1.で定義した明細パーティション(DE)を記述します。
また、「SET 出力明細 TO 1」を記述します。
⇒「出力明細」が「0」の場合に明細パーティション(DE)を出力します。
明細パーティション(DE)を出力した後に「出力明細」に「1」を代入します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「DETAIL」段落を追加し、「(出力明細 = 1)」と2.で定義した明細パーティション(DE1)を記述します。
また、「SET 出力明細 TO 0」を記述します。
⇒「出力明細」が「0」の場合に明細パーティション(DE1)を出力します。
明細パーティション(DE1)を出力した後に「出力明細」に「0」を代入します。
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
製品名 | |
金額 | |
出力明細 | - |
PAGE-HEAD |
ポイント
この機能は、Windows用帳票サンプル「御見積書3」、UNIX系OS用帳票サンプル「MITUMOR3」で使用しています。