帳票を構成する領域(フレーム/フレームパーティション)を定義します。
お客様別売上一覧表は、以下のような構成になっています。
●お客様別売上一覧表の全体構成
●データによってレイアウトが変わる部分(フレーム)の構成
以下に、フレームとフレームパーティションを定義する手順を説明します。
まず、明細を組み込むための領域(フレーム)を定義し、次にフレームパーティション(DE、CF2、CF1)を定義します。
フレームツールバーの以下の[フレーム]ボタン をクリックします。
ポイント
フレームやフレームパーティションを定義する場合、編集領域を全体表示すると作業がしやすくなります。
編集領域を全体表示するには、標準ツールバーの以下の[全体を表示]ボタン をクリックします。
編集領域で、マウスをドラッグしてフレームを定義します。
フレームの始点の位置、サイズ、出力方向を指定します。
以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。
位置 :縦 1.50、横 0.30
サイズ :縦幅 9.20、横幅 7.30
出力方向:縦
⇒フレームが定義されます。
DE(明細)パーティションの高さ(縦幅)などの属性を指定します。
DE(明細)パーティションの四角の範囲内をクリックして選択します。
⇒パーティションが選択状態になります。
書式ツールバーの以下の[オブジェクトのプロパティ]ボタン をクリックします。
以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。
サイズ:縦幅 0.40
印刷前:改行数 1
⇒DE(明細)パーティションの高さが変更されます。
CF(制御脚書き)パーティションを定義します。
ここでは、CF2パーティションとCF1パーティションを定義します。フレームツールバーの以下の[制御脚書き/CF]ボタン をクリックします。
編集領域で、マウスをドラッグしてCF(制御脚書き)パーティションを定義します。
⇒フレームパーティション挿入画面が表示されます。
パーティション番号、形式を指定して、CF2パーティションを定義します。
以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。
パーティション番号:2
形式 :浮動
⇒CF2パーティションが定義されます。
CF2パーティションに、高さ(縦幅)などの属性を指定します。
CF2パーティションが選択されていることを確認して、書式ツールバーの以下の[オブジェクトのプロパティ]ボタンをクリックします。
CF2パーティションが選択されていない場合は、CF2パーティション内をクリックして選択してください。
以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。
形式 :浮動
サイズ:縦幅 0.40
印刷前:改行数 1
印刷後:制御 改行
改行数 0
7.から11.の操作を繰り返して、CF1パーティションを定義します。
フレームパーティション挿入画面では、以下のように指定します。
パーティション番号:1
形式 :浮動
パーティションのプロパティ画面の設定は、CF2パーティションと同じ値を指定してください。
⇒定義後の帳票様式定義画面は、以下のようになります。
これで、帳票様式情報を構成する領域が定義できました。
引き続き、枠や網がけを定義します。
ポイント
項目やオーバレイを選択しやすくするために、フレームおよびフレームパーティションを選択・編集できないようにすることができます。
例えば、編集オブジェクト選択タブの[項目]タブを選択すると、項目だけが編集できるようになります。
編集オブジェクト選択タブについては、以下を参照してください。
⇒“3.1.2.7 編集領域”