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Interstage List Creator V11.0.0 帳票設計編
FUJITSU Software

4.2.3 フレーム/フレームパーティションを定義します

帳票を構成する領域(フレーム/フレームパーティション)を定義します。

お客様別売上一覧表は、以下のような構成になっています。

お客様別売上一覧表の全体構成

データによってレイアウトが変わる部分(フレーム)の構成

以下に、フレームとフレームパーティションを定義する手順を説明します。

まず、明細を組み込むための領域(フレーム)を定義し、次にフレームパーティション(DE、CF2、CF1)を定義します。

=操作手順=
  1. フレームツールバーの以下の[フレーム]ボタン をクリックします。

    ポイント

    • フレームやフレームパーティションを定義する場合、編集領域を全体表示すると作業がしやすくなります。
      編集領域を全体表示するには、標準ツールバーの以下の[全体を表示]ボタン をクリックします。

  2. 編集領域で、マウスをドラッグしてフレームを定義します。

    ⇒フレームのプロパティ画面が表示されます。

  3. フレームの始点の位置、サイズ、出力方向を指定します。
    以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。

        位置    :縦  1.50、横  0.30
    サイズ :縦幅 9.20、横幅 7.30
    出力方向:縦

    ⇒フレームが定義されます。

  4. DE(明細)パーティションの高さ(縦幅)などの属性を指定します。
    DE(明細)パーティションの四角の範囲内をクリックして選択します。

    ⇒パーティションが選択状態になります。

  5. 書式ツールバーの以下の[オブジェクトのプロパティ]ボタン をクリックします。

    ⇒パーティションのプロパティ画面が表示されます。

  6. 以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。

        サイズ:縦幅  0.40
    印刷前:改行数 1

    ⇒DE(明細)パーティションの高さが変更されます。

  7. CF(制御脚書き)パーティションを定義します。
    ここでは、CF2パーティションとCF1パーティションを定義します。フレームツールバーの以下の[制御脚書き/CF]ボタン をクリックします。

  8. 編集領域で、マウスをドラッグしてCF(制御脚書き)パーティションを定義します。

    ⇒フレームパーティション挿入画面が表示されます。

  9. パーティション番号、形式を指定して、CF2パーティションを定義します。
    以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。

        パーティション番号:2
    形式 :浮動

    ⇒CF2パーティションが定義されます。

  10. CF2パーティションに、高さ(縦幅)などの属性を指定します。

    CF2パーティションが選択されていることを確認して、書式ツールバーの以下の[オブジェクトのプロパティ]ボタンをクリックします。

    CF2パーティションが選択されていない場合は、CF2パーティション内をクリックして選択してください。

    ⇒パーティションのプロパティ画面が表示されます。

  11. 以下のように指定して、[OK]ボタンをクリックします。

        形式  :浮動
    サイズ:縦幅 0.40
    印刷前:改行数 1
    印刷後:制御 改行
    改行数 0

  12. 7.から11.の操作を繰り返して、CF1パーティションを定義します。
    フレームパーティション挿入画面では、以下のように指定します。

      パーティション番号:1
    形式 :浮動

    パーティションのプロパティ画面の設定は、CF2パーティションと同じ値を指定してください。

    ⇒定義後の帳票様式定義画面は、以下のようになります。

これで、帳票様式情報を構成する領域が定義できました。

引き続き、枠や網がけを定義します。

ポイント

  • 項目やオーバレイを選択しやすくするために、フレームおよびフレームパーティションを選択・編集できないようにすることができます。
    例えば、編集オブジェクト選択タブの[項目]タブを選択すると、項目だけが編集できるようになります。
    編集オブジェクト選択タブについては、以下を参照してください。

    ⇒“3.1.2.7 編集領域