ここでは、最新のList Creatorで作成した帳票を、ListCREATORで使用する場合、およびOutputASSISTで使用する場合の、互換情報について説明します。
なお、互換情報の読み方については、以下を参照してください。
ListCREATOR 10.2で使用する場合の互換情報について説明します。
帳票を出力する場合
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、ListCREATOR 10.2で帳票を出力することはできません。
[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティで以下の情報が指定されている
「互換性のある形式」が「Acrobat 5.0およびそれ以降」の場合
・ 「印刷の許可」で以下の情報が指定されている
- 「低解像度での印刷を許可する」指定
・ 「文書変更の許可」で以下の情報が指定されている
- 「文書アセンブリのみ許可する」指定 - 「フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定 - 「注釈作成、フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定
・ 「テキストとグラフィックスの選択の許可」で以下の情報が指定されている
- 「アクセシビリティを許可する」指定
固定リテラル項目に「通番を出力する」が指定されている
数字項目の編集形式が「数値」または「通貨」の場合に、「小数部の編集形式を指定する」が指定されている
以下のバーコードが定義されている
Code 3 of 9(EIAJ準拠)
EAN-128(コンビニエンスストア向け)
データ定義画面で制御頭書き段落(CNTL-HEAD)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOP」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$NF」が指定されている
ListCREATOR 10.1で使用する場合の互換情報について説明します。
帳票を出力する場合
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、ListCREATOR 10.1で帳票を出力することはできません。
[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティで以下の情報が指定されている
「互換性のある形式」が「Acrobat 5.0およびそれ以降」の場合
・ 「印刷の許可」で以下の情報が指定されている
- 「低解像度での印刷を許可する」指定
・ 「文書変更の許可」で以下の情報が指定されている
- 「文書アセンブリのみ許可する」指定 - 「フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定 - 「注釈作成、フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定
・ 「テキストとグラフィックスの選択の許可」で以下の情報が指定されている
- 「アクセシビリティを許可する」指定
矩形テキスト項目とパーティションの縦幅の自動拡張が指定されている
矩形テキスト項目に「文字ピッチなどを縮小して出力する」が指定されている
固定リテラル項目に「通番を出力する」が指定されている
数字項目の編集形式が「数値」または「通貨」の場合に、「小数部の編集形式を指定する」が指定されている
以下のバーコードが定義されている
Code 3 of 9(EIAJ準拠)
EAN-128(コンビニエンスストア向け)
帳票がフリーフレーム形式で作成されている
以下の演算子が定義されている
TSUM
BSUM
BPAGE(集計表形式の場合)
BTPAGE
データ定義画面で制御頭書き段落(CNTL-HEAD)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOP」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$NF」が指定されている
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、ListCREATOR 10.1で帳票を出力すると、以下のように動作します。
[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理で指定した以下の情報は、無効になる
「PDFファイルに添付するファイル名」指定
「バーコード描画」指定
[ファイル]タブの文書情報設定画面の動作で指定した以下の情報は、無効になる
「PDFファイル表示時のアプリケーションの設定」指定
「PDFファイルの自動印刷を行う」指定
「閲覧制限時の動作」指定
集団印刷の優先順位が指定されている場合は無効になる
数字項目、テキスト項目、および矩形テキスト項目に条件が指定されている場合は無効になる
ListCREATOR 10.0で使用する場合の互換情報について説明します。
帳票を出力する場合
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、ListCREATOR 10.0で帳票を出力することはできません。
[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティで以下の情報が指定されている
「互換性のある形式」が「Acrobat 5.0およびそれ以降」の場合
・ 「印刷の許可」で以下の情報が指定されている
- 「低解像度での印刷を許可する」指定
・ 「文書変更の許可」で以下の情報が指定されている
- 「文書アセンブリのみ許可する」指定 - 「フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定 - 「注釈作成、フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定
・ 「テキストとグラフィックスの選択の許可」で以下の情報が指定されている
- 「アクセシビリティを許可する」指定
32バイトを超える項目名が指定されている
項目が階層化して定義されている
矩形テキスト項目とパーティションの縦幅の自動拡張が指定されている
矩形テキスト項目に「文字ピッチなどを縮小して出力する」が指定されている
固定リテラル項目に「通番を出力する」が指定されている
数字項目の編集形式が「数値」または「通貨」の場合に、「小数部の編集形式を指定する」が指定されている
以下のバーコードが定義されている
Code 3 of 9(EIAJ準拠)
EAN-128(コンビニエンスストア向け)
帳票がフリーフレーム形式で作成されている
以下の演算子が定義されている
CONNECTSTR
TSUM
BSUM
BPAGE(集計表形式の場合)
BTPAGE
データ定義画面で入力データ形式に「XML形式」が指定されている
データ定義画面で集団項目の扱いに「構成項目名を使用」が指定されている
データ定義画面でSET演算子に32バイトを超える定数が指定されている
データ定義画面で明細段落(DETAIL)の条件判定時の右辺にデータ項目名が指定されている
データ定義画面でSET文に32バイトを超える定数が指定されている
データ定義画面で組込みメディア項目にメディアデータの種別が指定されていない
データ定義画面で制御頭書き段落(CNTL-HEAD)に「$EOP」が指定されている
データ定義画面で制御頭書き段落(CNTL-HEAD)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOP」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$NF」が指定されている
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、ListCREATOR 10.0で帳票を出力すると、以下のように動作します。
[印刷]タブの「マルチフォーム出力時の動作」の「帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する」指定は、指定にかかわらず、帳票を切り替えても必ず同じ用紙に印刷される
[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定情報は、指定されていないものとして動作する
[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理の「文字の埋め込み」の「すべての文字を埋め込む」指定は、有効になる
PDFファイルに埋め込んだ文字は、検索できない
[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理で指定した以下の情報は、無効になる
「JPEG圧縮時の品質」指定
「PDFファイルに添付するファイル名」指定
「バーコード描画」指定
[ファイル]タブの文書情報設定画面の動作で指定した以下の情報は、無効になる
「PDFファイル表示時のアプリケーションの設定」指定
「PDFファイルの自動印刷を行う」指定
「閲覧制限時の動作」指定
集団印刷の優先順位が指定されている場合は無効になる
数字項目、テキスト項目、および矩形テキスト項目に条件が指定されている場合は無効になる
最新のList Creator用に作成した帳票をOutputASSISTで使用する場合の、OutputASSISTのすべてのバージョンで共通の互換情報について説明します。
あわせて、以降に記載している各バージョンの互換情報についてもお読みください。
帳票を出力する場合
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、OutputASSISTで帳票を出力することはできません。
32バイトを超える項目名が指定されている
固定リテラル項目に「通番を出力する」が指定されている
項目に抹消線が指定されている
項目長に999バイトよりも長い値が指定されている
数字項目の編集形式が「数値」または「通貨」の場合に、「小数点を抑止する」が指定されている
数字項目の編集形式が「数値」または「通貨」の場合に、「小数部の編集形式を指定する」が指定されている
非出力項目(レコードのみ項目)(項目形式(レコード項目形式)が数字項目の場合)に、小数部桁数が指定されている(「0」以外の値が指定されている)
以下のバーコードが定義されている
Code 3 of 9(EIAJ準拠)
EAN-128(コンビニエンスストア向け)
QR Code(モデル1)
QR Code(モデル2)
帳票に以下のバーコード情報が定義されている
キャラクタ間ギャップ幅
細太エレメント比
クワイエットゾーンの描画方法を指定する
以下の項目が定義されている
ラジオボタン項目
チェックボックス項目
以下の演算子が定義されている
CONNECTSTR
TSUM
BSUM
BPAGE(集計表形式の場合)
BTPAGE
項目が階層化して定義されている
データ定義画面で入力データ形式に「XML形式」が指定されている
データ定義画面で集団項目の扱いに「構成項目名を使用」が指定されている
データ定義画面でSET演算子に32バイトを超える定数が指定されている
データ定義画面で明細段落(DETAIL)の条件判定時の右辺にデータ項目名が指定されている
データ定義画面でSET文に32バイトを超える定数が指定されている
データ定義画面で組込みメディア項目にメディアデータの種別が指定されていない
データ定義画面で制御頭書き段落(CNTL-HEAD)に「$EOP」が指定されている
データ定義画面で制御頭書き段落(CNTL-HEAD)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOP」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$EOF」が指定されている
データ定義画面で制御脚書き段落(CNTL-FOOT)に「$NF」が指定されている
帳票がフリーフレーム形式で作成されている
矩形テキスト項目とパーティションの縦幅の自動拡張が指定されている
矩形テキスト項目に「文字ピッチなどを縮小して出力する」が指定されている
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、OutputASSISTで帳票を出力すると、以下のように動作します。
[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定情報は、指定されていないものとして動作する
集団印刷の優先順位が指定されている場合は無効になる
数字項目、テキスト項目、および矩形テキスト項目に条件が指定されている場合は無効になる
OutputASSIST 5.1で使用する場合の互換情報について説明します。
帳票を出力する場合
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、OutputASSIST 5.1で帳票を出力することはできません。
[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティで以下の情報が指定されている
「互換性のある形式」が「Acrobat 5.0およびそれ以降」の場合
・ 「印刷の許可」で以下の情報が指定されている
- 「低解像度での印刷を許可する」指定
・ 「文書変更の許可」で以下の情報が指定されている
- 「文書アセンブリのみ許可する」指定 - 「フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定 - 「注釈作成、フォームフィールドの入力と署名を許可する」指定
・ 「テキストとグラフィックスの選択の許可」で以下の情報が指定されている
- 「アクセシビリティを許可する」指定
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、OutputASSIST 5.1で帳票を出力すると、以下のように動作します。
[バーコード]タブの「入力データ長が項目長に満たない場合、空白で埋める」指定は、指定の有無にかかわらず、空白で埋める指定が有効となる
[印刷]タブの「マルチフォーム出力時の動作」の「帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する」指定は、指定にかかわらず、帳票を切り替えても必ず同じ用紙に印刷される
[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティで指定した以下の情報は、有効になる
「互換性のある形式」が「Acrobat 4.0およびそれ以降」の場合
・ 「印刷の許可」
・ 「文書変更の許可」
・ 「テキストとグラフィックスの選択の許可」
「互換性のある形式」が「Acrobat 5.0およびそれ以降」の場合
・ 「印刷の許可」で「高解像度での印刷を許可する」または「許可しない」が指定されている場合
・ 「文書変更の許可」で「許可する」または「許可しない」が指定されている場合
・ 「テキストとグラフィックスの選択の許可」で「許可する」または「許可しない」が指定されている場合
[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティで指定した以下の情報は、無効になる
「注釈とフォームフィールドの追加と変更の許可」指定
[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理で指定した「文字の埋め込み」指定は、有効になる
PDFファイルに埋め込んだ文字は、検索できない
[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理で指定した以下の情報は、無効になる
「PDFファイルに添付するファイル名」指定
「バーコード描画」指定
[ファイル]タブの文書情報設定画面の動作で指定した以下の情報は、無効になる
「PDFファイル表示時のアプリケーションの設定」指定
「PDFファイルの自動印刷を行う」指定
OutputASSIST 5.0で使用する場合の互換情報について説明します。
帳票を出力する場合
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、OutputASSIST 5.0で帳票を出力することはできません。
矩形固定リテラル項目の文字列に改行が指定されている
矩形テキスト項目に以下の情報が定義されている
ワードラップ
文字配置に「前空白データを削除しない」が指定されている
以下の演算子が定義されている
XMEDIA
HEADSTR
TAILSTR
CASE/DEFAULT
PAGE-ALL
TPAGE-ALL
データ定義画面で「矩形テキスト項目の改行コードを指定する」が指定されている
最新のList Creator用に作成した帳票に以下が定義されている場合、OutputASSIST 5.0で帳票を出力すると、以下のように動作します。
[ファイル]タブの文書情報の指定は無効になる
[バーコード]タブの「入力データ長が項目長に満たない場合、空白で埋める」指定は、指定の有無にかかわらず、空白で埋める指定が有効となる