両ノードをリストアする手順について説明します。
クラスタシステムを構成する各ノードでバックアップを取得した時期によって手順が異なります。
クラスタシステムを構成するすべてのノードを停止します。
片ノードをリストアし、起動します。
リストア方法については、ニフクラの公式ドキュメントを参照してください。
RMSを停止します。
# hvshut -l
もう一方のノードをリストアし、起動します。
GDSのサーバ間ミラーリングを使用している場合は、以下の手順を実施してください。
等価性コピーのコピー元にするスライスの状態を確認します。
等価性コピーのコピー元にするスライスがINVALID 状態の場合、スライスの状態を復旧します。
sdxfix コマンドの-d オプションでは、等価性コピーのコピー元にするディスクを指定します。
本手順は、どちらか一方のノードで実行します。
# sdxfix -V -c <クラス名> -v <ボリューム名> -d <ディスク名> -x NoRdchk
ボリュームが複数ある場合は、ボリューム数分だけ本手順を繰り返します。
注意
複数のボリュームが同一のネットミラーグループに属している場合、コマンドには同一の<ディスク名>を指定してください。
ディスクを復旧します。
本操作はいずれかの1ノードで実施します。
ネットミラーグループが複数ある場合、グループ数分だけ以下のコマンドを実行してください。
# sdxswap -O -c <クラス名> -d <コピー先にするディスク名> # sdxswap -I -c <クラス名> -d <コピー先にするディスク名> -e nowaitsync
手順2.でリストアしたノードでRMSを起動します。
# hvcm -a
GDSのサーバ間ミラーリングを使用している場合、延長で全面等価性コピーが実施されます。
GUIまたはsdxinfoコマンドを使用して、等価性コピーの完了を確認してください。
ワンデイスナップショット機能以外のバックアップ関連サービスを利用してサーバをリストアした場合、全ノードで“9.8.1.2 シャットダウン機構の設定”の手順3.~5.を実行します。
クラスタシステムを構成するすべてのノードを停止します。
両ノードをリストアし、起動します。
リストア方法については、ニフクラの公式ドキュメントを参照してください。
ワンデイスナップショット機能以外のバックアップ関連サービスを利用してサーバをリストアした場合、全ノードで“9.8.1.2 シャットダウン機構の設定”の手順3.~5.を実行します。