管理クライアント用の仮想サーバを作成します。
管理クライアント用の仮想サーバの業務LAN(兼管理LAN)用のポートを作成し、仮想サーバを作成してください。
FJcloud-OのIaaSポータルから、管理クライアントの仮想サーバを作成してください。
管理クライアントの仮想サーバは、“表3.5 管理クライアント用仮想サーバの設定値”のように設定してください。
なお、セキュリティ上の配慮から、“3.1.5.2 業務LAN(兼管理LAN)用ポートの作成”が完了するまでは仮想サーバは“SHUTOFF”状態にしてください。また、仮想サーバの作成時に自動的に追加されるポートについては削除してください。ポートは仮想サーバ詳細画面から確認することができます。
項目 | 設定値 |
---|---|
AZ(*1) | 仮想サーバを配置するアベイラビリティゾーン |
サーバグループ(*2) | 任意のサーバグループ |
仮想サーバ名 | 任意の仮想サーバ名 ※仮想サーバ名は、プロジェクト内で重複しないように指定してください。 |
仮想サーバタイプ | 性能要件に応じた任意の仮想サーバタイプ(フレーバ) |
仮想サーバのブートソース | Windows Server 2012 R2のイメージ、Windows Server 2016のイメージ、または、Windows Server 2019のイメージ |
仮想ネットワーク | “3.1.2.1 サブネットの作成”で作成したネットワーク |
セキュリティグループ | 指定せず |
パスワード作成 | 手動 |
パスワード | 任意のパスワード |
(*1) 東日本第3,西日本第3リージョンでは表示されません。
(*2) 東日本第3,西日本第3リージョンのみ表示されます。
管理クライアント用の仮想サーバの業務LAN(兼管理LAN)用のポートを以下の手順で設定してください。
“3.1.5.1 仮想サーバの作成”で作成した仮想サーバの[仮想サーバ詳細画面]でポート一覧の<+>ボタンをクリックし、ポート作成画面へ遷移します。
ポート作成画面で以下の設定項目を入力後、<作成>ボタンを押下して、ポートを作成します。
項目 | 設定値 |
---|---|
ポート名 | 任意のポート名を入力 |
管理状態 | Upを選択 |
ネットワーク名 | ポートを接続するネットワークを選択 |
サブネット名 | “3.1.2.1 サブネットの作成”で作成した業務LAN(兼管理LAN)のサブネットを選択 |
プライベートIPアドレス | 業務LAN(兼管理LAN)のIPアドレスを入力 |
仮想サーバ詳細画面のポート一覧でポート名をクリックしポート詳細画面を表示し、設定内容に誤りがないことを確認します。
仮想サーバ詳細画面のポートのアクションを選択し以下のセキュリティグループを設定します。
“3.1.2.2 共通セキュリティグループの作成”で作成したセキュリティグループのID
“3.1.2.5 Web-Based Admin View 用セキュリティグループの作成”で作成した管理クライアント側のセキュリティグループのID
“3.1.2.6 仮想サーバアクセス用セキュリティグループの作成”で作成した管理クライアントの導入・保守用のセキュリティグループのID
その他、業務で必要なセキュリティグループがあれば追加してください。