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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.6<Cloud Services 編>
FUJITSU Software

3.1.5 管理クライアント用仮想サーバの作成

管理クライアント用の仮想サーバを作成します。

管理クライアント用の仮想サーバの業務LAN(兼管理LAN)用のポートを作成し、仮想サーバを作成してください。

3.1.5.1 仮想サーバの作成

FJcloud-OのIaaSポータルから、管理クライアントの仮想サーバを作成してください。

管理クライアントの仮想サーバは、“表3.5 管理クライアント用仮想サーバの設定値”のように設定してください。

なお、セキュリティ上の配慮から、“3.1.5.2 業務LAN(兼管理LAN)用ポートの作成”が完了するまでは仮想サーバは“SHUTOFF”状態にしてください。また、仮想サーバの作成時に自動的に追加されるポートについては削除してください。ポートは仮想サーバ詳細画面から確認することができます。

表3.5 管理クライアント用仮想サーバの設定値

項目

設定値

AZ(*1)

仮想サーバを配置するアベイラビリティゾーン

サーバグループ(*2)

任意のサーバグループ

仮想サーバ名

任意の仮想サーバ名

※仮想サーバ名は、プロジェクト内で重複しないように指定してください。

仮想サーバタイプ

性能要件に応じた任意の仮想サーバタイプ(フレーバ)

仮想サーバのブートソース

Windows Server 2012 R2のイメージ、Windows Server 2016のイメージ、または、Windows Server 2019のイメージ

仮想ネットワーク

3.1.2.1 サブネットの作成”で作成したネットワーク

セキュリティグループ

指定せず

パスワード作成

手動

パスワード

任意のパスワード

(*1) 東日本第3,西日本第3リージョンでは表示されません。

(*2) 東日本第3,西日本第3リージョンのみ表示されます。

3.1.5.2 業務LAN(兼管理LAN)用ポートの作成

管理クライアント用の仮想サーバの業務LAN(兼管理LAN)用のポートを以下の手順で設定してください。

  1. 3.1.5.1 仮想サーバの作成”で作成した仮想サーバの[仮想サーバ詳細画面]でポート一覧の<+>ボタンをクリックし、ポート作成画面へ遷移します。

  2. ポート作成画面で以下の設定項目を入力後、<作成>ボタンを押下して、ポートを作成します。

    表3.6 業務LAN/管理LANのサブネットに作成するポート

    項目

    設定値

    ポート名

    任意のポート名を入力

    管理状態

    Upを選択

    ネットワーク名

    ポートを接続するネットワークを選択

    サブネット名

    3.1.2.1 サブネットの作成”で作成した業務LAN(兼管理LAN)のサブネットを選択

    プライベートIPアドレス

    業務LAN(兼管理LAN)のIPアドレスを入力

  3. 仮想サーバ詳細画面のポート一覧でポート名をクリックしポート詳細画面を表示し、設定内容に誤りがないことを確認します。

  4. 仮想サーバ詳細画面のポートのアクションを選択し以下のセキュリティグループを設定します。