6.4.2 ログインプロシージャの登録

DWHサーバ管理者ユーザーは、“6.4.1 ログインプロシージャの作成”で作成したログインプロシージャをSymfoware Analytics Serverに適用します。

Symfoware Analytics Serverは、データベースの動作環境に関する各種情報を以下のファイルに保持しています。

[データベースのデータ格納先ディレクトリ]配下のpostgresql.confファイル

上記ファイルのパラメーターをテキストエディタ等で編集することでログインプロシージャを適用します。

ログインプロシージャの適用手順

Linuxの場合の実行例で説明しています。

[データベースのデータ格納先ディレクトリ]：/rowdata/data/
ログインプロシージャ名：login_proc

postgresql.confファイルをテキストエディタで開きます。
以下の3つのパラメーターを設定します。
```
# vim /rowdata/data/postgresql.conf

(...省略...)
session_preload_libraries = 'symas_login_proc'
symas_login_proc.enable = on
symas_login_proc.name = 'login_proc'
(...省略...) 
```
参照
各種パラメーターの詳細は“2.6.1 データベースの動作環境に関するパラメーター”を参照してください。
Symfoware Analytics Serverを再起動します。
Symfoware Analytics Serverを再起動した後、ユーザーがPostgreSQLにログインすると、ログインプロシージャが実行されるようになります。
注意
- DWHサーバ管理者およびスーパーユーザーは、ログインプロシージャの実行を常に無視します。行レベルセキュリティ機能を実現する際は、必ず適切なユーザーを作成してください。
- DWHサーバ管理者およびスーパーユーザーで行レベルセキュリティ機能を設定したビューを参照する場合は、ログインプロシージャを手動で実行した後に参照してください。
実行例
```
# /opt/FJSVsymas/bin/symasstop.sh
INFO: 15000: Symfoware Analytics Server is stopping.
INFO: 15003: Operational Data Store has stopped.
INFO: 15003: Rowbase Database has stopped.
INFO: 15003: Columnar Database has stopped.
INFO: 15001: Symfoware Analytics Server has stopped successfully.

# /opt/FJSVsymas/bin/symasstart.sh
INFO: 14000: Symfoware Analytics Server is starting.
INFO: 14003: Columnar Database has started.
INFO: 14003: Rowbase Database has started.
INFO: 14003: Operational Data Store has started.
INFO: 14001: Symfoware Analytics Server has started successfully.
```