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Interstage Navigator ServerV9.6.0 管理者ガイド(辞書管理ツール編)(Standard Edition用)
FUJITSU Software

8.6.6 結合定義に対する操作

結合定義に対する操作について説明します。
結合定義に対する操作は辞書の管理者が行います。
以下で操作したファイル名を指定して、辞書ユーティリティコマンドを実行します。
辞書ユーティリティコマンドの実行は、“8.6.2 辞書ユーティリティコマンド”を参照してください。

8.6.6.1 結合定義の登録

結合定義を辞書に登録します。

ここでは、結合定義の登録について、以下の内容を説明します。

  

入力ファイルの指定形式

結合定義の登録を行う場合の、入力ファイルの形式イメージを以下に示します。

  

入力ファイルのラベル

結合定義の登録を行う場合の、入力ファイルのラベルについて説明します。

(1)実行機能指定部

ラベル名

指定値

意味と使用法

[TARGET]

TABLE_JOIN

結合定義に対する操作の指定です。

[MODE]

ADD

結合定義を登録します。

(2)機能パラメタ指定部

ラベル名

指定値

意味と使用法

[START]

結合定義操作ブロックを開始します。

[DATASOURCE]

データソース名

結合定義を登録するデータソース名を指定します。
データソース種別により指定内容に違いがあるので注意が必要です。指定内容についての詳細は“データソースの違いによる機能パラメタラベルの設定”を参照してください。

[TABLE_JOIN_FILE]

結合定義リストファイル名

結合定義を記述したファイル(結合定義リストファイル)のファイル名を指定します。指定内容についての詳細は“結合定義リストファイルの指定形式”を参照してください。

[DBLINK]
(注)

データベースリンク名

登録する結合定義が他サイトのOracleデータベースの資源である場合、他サイトのOracleデータベースを認識するためのデータベースリンク名を指定します。

[CATALOG]
(注)

カタログ名

登録する結合定義がODBCの資源である場合、ODBCを認識するためのカタログ名を指定します。

[END]

結合定義操作ブロックを終了します。

(注) 斜字のラベルは必要に応じて指定します。

データソースの違いによる機能パラメタラベルの設定

機能パラメタ指定部に設定するラベルの指定内容について説明します。
機能パラメタ指定部のラベルで以下に示すものは、データソースの種別により指定値に違いがあるので注意が必要です。

対象テーブルの種類

DATASOURCE

CATALOG

DBLINK

SCHEMA

Symfoware

RDBDBの値

(指定不可)

(指定不可)

スキーマ

Oracleデータベース

ORACLE_SID、またはRN_ORACLE_DBの値

(指定不可)

(指定不可)

テーブルオーナー名

他サイトのOracleデータベース

ORACLE_SID、またはRN_ORACLE_DBの値

(指定不可)

データベースリンク名

テーブルオーナー名

SQL Server

RN_MSSQLSERVER_DBの値

(指定不可)

(指定不可)

テーブルオーナー名

ODBC

データソース名
(注1)

カタログ名
(注2)

(指定不可)

テーブルオーナー名

Postgres

RN_POSTGRES_DBの値、またはデータソース名
(注1)

(指定不可)

(指定不可)

スキーマ

(注1) Navigator辞書管理ツールでデータソースを定義したときのデータソース名です。

(注2) SAP IQの場合は、カタログ名は不要です。

結合定義リストファイルの指定形式

結合定義の登録を行う場合の、結合定義リストファイルの形式を以下に示します。

(1)結合元スキーマ名   結合元となる項目のスキーマ名を指定
(2)結合元テーブル名   結合元となる項目のテーブル名を指定
(3)結合元項目名       結合元となる項目名を指定
(4)結合先スキーマ名   結合先となる項目のスキーマ名を指定
(5)結合先テーブル名   結合先となる項目のテーブル名を指定
(6)結合先項目名       結合先となる項目名を指定
(7)結合種別           以下のどれかの値を指定

結合の種別

指定する値

実テーブル-マスタテーブル結合

PRIMARY

マスタテーブル-マスタテーブル結合

実テーブル-実テーブル結合

UNIQUE

(8)結合方法           以下のどれかの値を指定

結合の方法

指定する値

通常結合

DEFAULT

アウタジョインを使用する

OUTER

結合元項目の項目属性

結合先項目の項目属性

コード

プライマリキー

時間

プライマリキー

ユニークコード

ユニークコード

注意

結合定義を行うための規則については、“3.2.3 項目属性の種類”を参照してください。

  

以下に記述例を示します。

『備考』

8.6.6.2 登録済み結合定義の抽出

辞書に登録済みの結合定義を抽出します。

ここでは、登録済み結合定義の抽出について、以下の内容を説明します。

入力ファイルの指定形式

結合定義の抽出を行う場合の、入力ファイルの形式イメージを以下に示します。

  

入力ファイルのラベル

結合定義の抽出を行う場合の、入力ファイルのラベルについて説明します。

(1)実行機能指定部

ラベル名

指定値

意味と使用法

[TARGET]

TABLE_JOIN

結合定義に対する操作の指定です。

[MODE]

PRINT

結合定義を抽出します。

[REPLACE]

YES

結合定義出力ファイルがすでに存在する場合、ファイルを上書きします。

NO

結合定義出力ファイルがすでに存在する場合、結合定義の抽出ができません。

(2)機能パラメタ指定部

ラベル名

指定値

意味と使用法

[START]

結合定義操作ブロックを開始します。

[DATASOURCE]

データソース名

抽出する結合定義が存在するデータソース名を指定します。
データソース種別により指定内容に違いがあるので注意が必要です。指定内容についての詳細は“データソースの違いによる機能パラメタラベルの設定”を参照してください。

[TABLE_JOIN_FILE]

結合定義出力ファイル名

抽出する結合定義を出力するファイル(結合定義出力ファイル)のファイル名を指定します。指定内容についての詳細は“結合定義出力ファイルの出力形式”を参照してください。

[DBLINK]
(注)

データベースリンク名

抽出する結合定義が他サイトのOracleデータベースの資源である場合、他サイトのOracleデータベースを認識するためのデータベースリンク名を指定します。

[CATALOG]
(注)

カタログ名

抽出する結合定義がODBCの資源である場合、ODBCを認識するためのカタログ名を指定します。

[END]

結合定義操作ブロックを終了します。

(注) 斜字のラベルは必要に応じて指定します。

データソースの違いによる機能パラメタラベルの設定

機能パラメタ指定部に設定するラベルの指定内容について説明します。
機能パラメタ指定部のラベルで以下に示すものは、データソースの種別により指定値に違いがあるので注意が必要です。

対象テーブルの種類

DATASOURCE

CATALOG

DBLINK

SCHEMA

Symfoware

RDBDBの値

(指定不可)

(指定不可)

スキーマ

Oracleデータベース

ORACLE_SID、またはRN_ORACLE_DBの値

(指定不可)

(指定不可)

テーブルオーナー名

他サイトのOracleデータベース

ORACLE_SID、またはRN_ORACLE_DBの値

(指定不可)

データベースリンク名

テーブルオーナー名

SQL Server

RN_MSSQLSERVER_DBの値

(指定不可)

(指定不可)

テーブルオーナー名

ODBC

データソース名
(注1)

カタログ名

(注2)

(指定不可)

テーブルオーナー名

Postgres

RN_POSTGRES_DBの値、またはデータソース名
(注1)

(指定不可)

(指定不可)

スキーマ

(注1) Navigator辞書管理ツールでデータソースを定義したときのデータソース名です。

(注2) SAP IQの場合は、カタログ名は不要です。

結合定義出力ファイルの出力形式

結合定義の抽出により作成される結合定義出力ファイルの形式を以下に示します。

(1)結合元スキーマ名      結合元となる項目のスキーマ名
(2)結合元テーブル名      結合元となる項目のテーブル名
(3)結合元項目名          結合元となる項目名
(4)結合先スキーマ名      結合先となる項目のスキーマ名
(5)結合先テーブル名      結合先となる項目のテーブル名
(6)結合先項目名          結合先となる項目名
(7)結合種別              以下のどれかの値

結合の種別

指定する値

実テーブル-マスタテーブル結合

PRIMARY

実テーブル-実テーブル結合

UNIQUE

(8)結合方法              以下のどれかの値

結合の方法

指定する値

通常結合

DEFAULT

アウタジョインを使用する

OUTER

  

以下に記述例を示します。

『備考』

8.6.6.3 登録済み結合定義の削除

辞書に登録済みの結合定義を削除します。

ここでは、登録済み結合定義の削除について、以下の内容を説明します。

  

入力ファイルの指定形式

結合定義の削除を行う場合の、入力ファイルの形式イメージを以下に示します。

  

入力ファイルのラベル

結合定義情報の削除を行う場合の、入力ファイルのラベルについて説明します。

(1)実行機能指定部

ラベル名

指定値

意味と使用法

[TARGET]

TABLE_JOIN

結合定義に対する操作の指定です。

[MODE]

DELETE

結合定義を削除します。

(2)機能パラメタ指定部

ラベル名

指定値

意味と使用法

[START]

結合定義操作ブロックを開始します。

[DATASOURCE]

データソース名

削除する結合定義が存在するデータソース名を指定します。
データソース種別により指定内容に違いがあるので注意が必要です。指定内容についての詳細は“データソースの違いによる機能パラメタラベルの設定”を参照してください。

[TABLE_JOIN_FILE]

結合定義リストファイル名

削除する結合定義を記述したファイル(結合定義リストファイル)のファイル名を指定します。指定内容についての詳細は“結合定義リストファイルの指定形式”を参照してください。

[DBLINK]
(注)

データベースリンク名

削除する結合定義が他サイトのOracleデータベースの資源である場合、他サイトのOracleデータベースを認識するためのデータベースリンク名を指定します。

[CATALOG]
(注)

カタログ名

削除する結合定義がODBCの資源である場合、ODBCを認識するためのカタログ名を指定します。

[END]

結合定義操作ブロックを終了します。

(注) 斜字のラベルは必要に応じて指定します。

データソースの違いによる機能パラメタラベルの設定

機能パラメタ指定部に設定するラベルの指定内容について説明します。
機能パラメタ指定部のラベルで以下に示すものは、データソースの種別により指定値に違いがあるので注意が必要です。

対象テーブルの種類

DATASOURCE

CATALOG

DBLINK

SCHEMA

Symfoware

RDBDBの値

(指定不可)

(指定不可)

スキーマ

Oracleデータベース

ORACLE_SID、またはRN_ORACLE_DBの値

(指定不可)

(指定不可)

テーブルオーナー名

他サイトのOracleデータベース

ORACLE_SID、またはRN_ORACLE_DBの値

(指定不可)

データベースリンク名

テーブルオーナー名

SQL Server

RN_MSSQLSERVER_DBの値

(指定不可)

(指定不可)

テーブルオーナー名

ODBC

データソース名
(注1)

カタログ名

(注2)

(指定不可)

テーブルオーナー名

Postgres

RN_POSTGRES_DBの値、またはデータソース名
(注1)

(指定不可)

(指定不可)

スキーマ

(注1) Navigator辞書管理ツールでデータソースを定義したときのデータソース名です。

(注2) SAP IQの場合は、カタログ名は不要です。

テーブルリストファイルの指定形式

結合定義の削除を行う場合の、結合定義リストファイルの形式を以下に示します。

(1)結合元スキーマ名      結合元となる項目のスキーマ名を指定
(2)結合元テーブル名      結合元となる項目のテーブル名を指定
(3)結合元項目名          結合元となる項目名を指定
(4)結合先スキーマ名      結合先となる項目のスキーマ名を指定
(5)結合先テーブル名      結合先となる項目のテーブル名を指定
(6)結合先項目名          結合先となる項目名を指定

  

以下に記述例を示します。

『備考』