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Interstage Navigator ServerV9.6.0 管理者ガイド(辞書管理ツール編)(Standard Edition用)
FUJITSU Software

5.1.2 演算項目の変更

演算項目の演算式を変更します。

操作の流れ

1.メイン画面の項目一覧で演算項目を選択します。

2.[編集]-[演算項目の変更]メニューをクリックします。

→以下の演算項目画面が表示されます。

3.演算式を変更して、[OK]ボタンをクリックします。

→辞書のテーブルの演算項目の演算式が変更されます。

5.1.2.1 数値演算

ここでの説明は、[数値演算]画面の表示されている状態から説明しています。

操作の流れ

1.数値型演算式を変更します。

次の操作を組み合わせて、[演算式]入力フィールドの演算式を変更します。

2. [OK]ボタンをクリックします。

→辞書の演算式が変更されます。

5.1.2.2 文字演算

ここでの説明は、[文字演算]画面が表示されている状態から説明しています。

操作の流れ

1.文字型演算式を変更します。

次の操作を組み合わせて、[演算式]入力フィールドの演算式を変更します。

2. [OK]ボタンをクリックします。

→辞書の演算式が変更されます。

5.1.2.3 時間演算

ここでの説明は、[時間演算]画面が表示されている状態から説明しています。

操作の流れ

1.演算の方法を変更します。

[演算]コンボボックスで、経過時間の演算の方法を選択します。

演算の方法には以下があります。なお、経過時間には、年数、月数、日数の3種類があります。

2.時間の演算で使用する項目を変更します。

[項目一覧]で使用するデータ項目をクリックした後に、[項目]ボタンをクリックし、データ項目を[項目]に複写します。

3.時間の演算項目で使用する基準日を変更します。

固定の日付を選択した場合は、[基準日]コンボボックスの下に表示される[年月日]に日付を指定します。

4. [OK]ボタンをクリックします。

→辞書の時間の演算式が変更されます。

5.1.2.4 拡張演算

ここでの説明は、[拡張演算]画面が表示されている状態から説明しています。

操作の流れ

1.演算式を変更します。

  1. 演算式を[演算式]入力フィールドに入力します。
    演算式には、それぞれのデータベースの組み込み関数を直接記述します。記述形式は、それぞれのデータベースの規約にしたがいます。
      

  2. 演算式に項目名を引用する場合は、表示されている[項目一覧]から選択してください。[項目一覧]に表示されている項目以外は使用できません。項目名は自動的にNavigatorで生成される相関名で修飾されます。自動的に生成する相関名は編集しないでください。
      

  3. 演算式に項目名を引用する場合、項目名を二重引用符(“)で囲む指定はできません。
      

  4. 演算項目のデータ型を選択します。
    [自動設定]を選択した場合は、演算項目のデータ型は[演算式]入力フィールドに入力されている演算式をDBMSが解析した結果の型になります。初期状態は前回設定したデータ型が表示されます。
    選択できるデータ型、桁数、小数桁数は、使用するDBMSによって異なります。各DBMSの選択できるデータ型は以下のようになります。

    注意

    • グループ関数(SUM、AVG、MAXなど)は使用できません。また、Navigatorで扱えないデータ型の項目を使用した演算式、および演算結果が、Navigatorで扱えないデータ型になる演算式は定義できません。

    • データ型に「自動設定」以外を選択する場合、CAST式やSUBSTRING関数などを使用して、演算式の結果が選択したデータ型の範囲に収まるようにしてください。選択したデータ型に収まらないデータが存在する場合、意図しない問い合わせ結果になるため、注意が必要です。

    • Symfoware Serverの場合

      データ型

      桁数

      小数桁数

      CHARACTER

      1~32000

      VARCHAR

      1~32000

      MCHARACTER

      1~16000

      NVARCHAR

      1~16000

      INTEGER

      SMALLINT

      DECIMAL

      1~18

      0~桁数以下

      NUMERIC

      1~18

      0~桁数以下

      FLOAT

      -:桁数、または小数桁数の指定は不要です。

      指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。

    • Oracleの場合

      データ型

      桁数

      小数桁数

      CHARACTER

      1~2000

      VARCHAR

      1~4000

      MCHARACTER

      指定不可

      指定不可

      NVARCHAR

      指定不可

      指定不可

      INTEGER

      指定不可

      指定不可

      SMALLINT

      指定不可

      指定不可

      DECIMAL

      1~38

      0~桁数以下

      NUMERIC

      指定不可

      指定不可

      FLOAT

      -:桁数、または小数桁数の指定は不要です。

      指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。

    • SQL Serverの場合

      データ型

      桁数

      小数桁数

      CHARACTER

      1~8000

      VARCHAR

      1~8000

      MCHARACTER

      指定不可

      指定不可

      NVARCHAR

      指定不可

      指定不可

      INTEGER

      SMALLINT

      DECIMAL

      1~38

      0~桁数以下

      NUMERIC

      1~38

      0~桁数以下

      FLOAT

      -:桁数、または小数桁数の指定は不要です。

      指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。

    • ODBCの場合

      データ型

      桁数

      小数桁数

      CHARACTER

      1~32000

      VARCHAR

      1~32000

      MCHARACTER

      指定不可

      指定不可

      NVARCHAR

      指定不可

      指定不可

      INTEGER

      SMALLINT

      DECIMAL

      1~38

      0~桁数以下

      NUMERIC

      1~38

      0~桁数以下

      FLOAT

      -:桁数、または小数桁数の指定は不要です。

      指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。

    • Postgresの場合

      データ型

      桁数

      小数桁数

      CHARACTER

      1~32000

      VARCHAR

      1~32000

      MCHARACTER

      指定不可

      指定不可

      NVARCHAR

      指定不可

      指定不可

      INTEGER

      SMALLINT

      DECIMAL

      1~38

      0~桁数以下

      NUMERIC

      指定不可

      指定不可

      FLOAT

      -:桁数、または小数桁数の指定は不要です。

      指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。

2.[OK]ボタンをクリックします。

→辞書の拡張演算項目が変更されます。

注意

拡張演算項目の変更時の注意については、“3.5.2.4 拡張演算”の“注意”を参照してください。