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Interstage Navigator ServerV9.6.0 管理者ガイド(辞書管理ツール編)(Standard Edition用)
FUJITSU Software

1.3 辞書に登録する情報

以下に、辞書の管理者が辞書に登録する情報をまとめます。

データ情報

データソース

公開するデータベース資源(これをデータソースと呼びます)を登録します。データソースとは、以下のものを指します。

  • Symfoware/RDB:データベース

  • Oracle:SID

  • SQL Server:データベース

  • ODBC:ODBCドライバのデータソース

  • Postgres:マルチデータベース設定ファイルで設定したPostgresで接続するデータベース

スキーマ

公開するデータベースのスキーマを登録します。

テーブル

公開するスキーマのテーブルを登録します。

項目

公開するテーブルのデータ項目の構成や項目属性を登録します。

複合コード

複数の項目をまとめて1つのコードとして登録します。複数項目でのテーブル結合、および複数項目での管理ポイントの作成時に使用します。

結合関係

テーブルの結合関係を登録します。

演算項目

演算式により定義できる仮想的な項目を登録します。

時間項目

当月度、演算基準日、決算開始日を登録します。

管理ポイント

  

データの分類、データの値の意味づけ(区分け)を登録して、自由にデータベースからデータをレポートに取り出せるようにします。

辞書の構成

辞書には、管理者が辞書に登録したデータ情報と共通の管理ポイントが管理されます。データ情報と共通の管理ポイントが管理されている部分を「共通辞書」と呼びます。共通辞書に登録した情報は、辞書を利用するすべての利用者ための情報が管理されます。

また、辞書には一般利用者が作成した個人の管理ポイントの情報も登録されます。個人の管理ポイントが管理されている部分を「個人辞書」と呼びます。個人辞書は、一般利用者ごとに別々に管理されています。

個人辞書は、一般利用者が個人の管理ポイントを作成した場合に作成されます。

Navigatorの辞書の基本構成(イメージ)を以下に示します。