機能
データ項目の問い合わせ条件を変更する。
書式
[Excelを使用する場合]
NaviChangeConditionDI( ByVal hDItem As Long , rc As Long , ByVal condition As Long , ByVal key As String , ByVal search As Long , ByVal nonmatch As Long , ByVal range As Long , ByVal lcheck As Long , ByVal lvalue As String , ByVal rcheck As Long , ByVal rvalue As String , ByVal reserve As String )
[Visual Basicを使用する場合]
NaviChangeConditionDI( ByVal hDItem As Integer , ByRef rc As Integer , ByVal condition As Integer , ByVal key As String , ByVal search As Integer , ByVal nonmatch As Integer , ByVal range As Integer , ByVal lcheck As Integer , ByVal lvalue As String , ByVal rcheck As Integer , ByVal rvalue As String , ByVal reserve As String )
パラメタ
hDItem | (in) | データ項目のハンドル |
rc | (out) | 返却コード
|
condition | (in) | データ項目の条件指定
|
conditionでNAVI_MATCHが指定された場合に有効なパラメタ
key | (in) | 検索する文字列 |
search | (in) | 検索方法の指定
|
nonmatch | (in) | 一致しないデータを対象とするかどうか
|
conditionでNAVI_RANGEが指定された場合に有効なパラメタ
range | (in) | 指定範囲
|
lcheck | (in) | 値A(下図)を含むか含まないか
|
lvalue | (in) | 値A(下図) |
rcheck | (in) | 値B(下図)を含むか含まないか
|
rvalue | (in) | 値B(下図) |
reserve | (in) | 将来拡張のために用意したパラメタ 必ず空文字列“”を指定してください |
エラーの詳細コード
詳細コード | 意味 |
---|---|
NAVI_ERROR_VALUE | 入力値が不正 |
NAVI_ERROR_NOSUPPORT | サポート外の機能範囲が指定されている |
NAVI_ERROR | その他のエラー |
説明
問い合わせファイルの作成時に条件フィールドに貼り付けたデータ項目の条件設定内容の変更を行います。
変更を行ったあとにNaviExecuteCatalog を呼び出して問い合わせを実行すると、変更した内容で問い合わせが行われます。
パラメタcondition のNAVI_MATCH, NAVI_RANGE, NAVI_NULLの3つは、組み合わせて指定することができます。例えば、一致するものとNULL値の場合は、NAVI_MATCH Or NAVI_NULLとなります。
データが数値型の場合、指定できる検索方法はNAVI_COMPLETEだけです。それ以外の指定はエラーとなります。
データ項目が数値型の場合も、パラメタkey は文字(数字)で指定してください。
指定例)
key=”123”; |
パラメタkey に複数の一致キーを指定する場合、文字列をカンマで区切って指定してください。
searchにNAVI_LIKESEARCHを指定した場合は、keyに指定する「検索文字列」、および「エスケープ文字」をシングルクォーテーション(')で括ってください。
例1)検索する文字列だけを指定する場合(Aで始まりCで終わる文字列を検索する)
key=”’A%C’”; |
例2)エスケープ句を使用する場合(文字列A%Cを検索する)
key= “’A&%C’ ESCAPE ‘&’”; |
パラメタrange のNAVI_UNDER とNAVI_OVERは、NAVI_OVER Or NAVI_UNDER のように、組み合わせて指定することができます。
データ項目のハンドルはNaviGetDataItem で取得してください。それ以外の不正なハンドルを使用した場合、アプリケーションは予期しない振る舞いをします。
エラーが発生した時に、エラーの詳細コードを取得したい場合は、エラー詳細コード取得関数NaviGetErrorCode を呼び出してください。また、Navigatorサーバ、またはNavigator APIが出力したエラーメッセージを参照したい場合は、エラーメッセージ取得関数NaviGetErrorMessage を呼び出してください。
『CSVファイル利用時の注意事項』
CSVファイルのデータに対して、以下のどれかの条件を満たす指定をしたときにエラーとなります。詳細コードには、NAVI_ERROR_NOSUPPORTが返却されます。
conditionにNAVI_NULL、またはNAVI_EXCEPTNULLを指定した場合(“Or”によって他の指定と組み合わせている場合も含む)。
conditionにNAVI_MATCHを指定、およびsearchにNAVI_FROMSTART、NAVI_FROMEND、NAVI_LIKESEARCHを指定した場合。