機能
問い合わせ結果をOAアプリケーションの形式で保存する。
書式
[Excelを使用する場合]
NaviSaveData( ByVal hCatalog As Long , rc As Long , ByVal file As String , ByVal type As Long , ByVal repeat As Long )
[Visual Basicを使用する場合]
NaviSaveData( ByVal hCatalog As Integer , ByRef rc As Integer , ByVal file As String , ByVal type As Integer , ByVal repeat As Integer )
パラメタ
hCatalog | (in) | 問い合わせファイルのハンドル |
rc | (out) | 返却コード
|
file | (in) | ファイル名 |
type | (in) | ファイル形式
空白サプレス
複数のレポートをもつ問い合わせの集計結果の出力方法
表題の出力
脚注の出力
|
repeat | (in) | 無条件にカテゴリを繰り返すかどうか
|
エラーの詳細コード
詳細コード | 意味 |
---|---|
NAVI_ERROR_EXECUTE | 問い合わせファイルが実行されていない |
NAVI_ERROR_SAVEDATA | 問い合わせ結果の保存に失敗 |
NAVI_ERROR | その他のエラー |
説明
問い合わせの結果をパラメタtype で指定した形式でファイルに保存します。
Excelで保存する場合、「xlsx」形式で保存します。また、扱えるデータは、1048576行、16384列まで、1つのセルで扱える文字は32767文字です。
Excel 97-2003 形式で保存する場合、「xls」形式で保存します。また、扱えるデータは、65536行、256列まで、1つのセルで扱える文字は256文字です。これを越えるデータの場合は、Excel形式で保存してください。
パラメタtypeの空白サプレス"NAVI_BLANK_SUPPRES"は、ファイル形式の"NAVI_WK3/NAVI_CSV/NAVI_TXT"と、Orで組み合わせることによってデータの空白部分を取り除きます。なお、"NAVI_XLSX/NAVI_FTXT/NAVI_HTML"との組み合わせは無効になります。
問い合わせが複数のレポートを持っている場合、パラメタtype の"NAVI_MULTI_UNITED"は、ファイル形式の"NAVI_XLS"とOr で組み合わせることによって、すべてのページの問い合わせ結果を結合して出力します。なお、"NAVI_XLS"以外のファイル形式との組み合わせは無効になります。
パラメタtype の"NAVI_HEADER_OUTPUT"は、ファイル形式の"NAVI_XLSX/NAVI_FTXT/NAVI_HTML"とOrで組み合わせることによって、問い合わせ結果に表題を付加して出力します。なお、"NAVI_WK3/NAVI_CSV/NAVI_TXT"との組み合わせは無効になります。
パラメタtype の"NAVI_FOOTER_OUTPUT"は、ファイル形式の"NAVI_XLSX/NAVI_FTXT/NAVI_HTML"とOrで組み合わせることによって、問い合わせ結果に脚注を付加して出力します。なお、"NAVI_WK3/NAVI_CSV/NAVI_TXT"との組み合わせは無効になります。
複数のレポートを持つ問い合わせに対して、結合して出力する指定をしない場合は、アクティブなページの問い合わせ結果が出力されます。ページをアクティブにするにはNaviSetActiveDocPage を用いてください。
パラメタrepeat に指定した内容によって、次のような結果が保存されます。(表側の例)
地域(東・西) | 県名 |
|
東日本 | 青森 | ………………・ |
東日本 | 岩手 | ………………・ |
東日本 | 秋田 | ………………・ |
東日本 | 福島 | ………………・ |
地域(東・西) | 県名 |
|
東日本 | 青森 | ………………・ |
岩手 | ………………・ | |
秋田 | ………………・ | |
福島 | ………………・ |
問い合わせファイルが実行されていない場合、本関数はエラーとなります。
NaviDownLoadData で問い合わせ結果をダウンロードした場合は、本関数を呼び出す前にNaviTerminateDL を呼び出してダウンロードを終了してください。NaviTerminateDL を呼び出す前に本関数を呼び出した場合は、問い合わせ結果はファイルに保存されません。
問い合わせファイルのハンドルはNaviOpenCatalog から返却されたものを使用してください。それ以外の不正なハンドルを使用した場合、アプリケーションは予期しない振る舞いをします。
エラーが発生した時に、エラーの詳細コードを取得したい場合は、エラー詳細コード取得関数NaviGetErrorCode を呼び出してください。また、Navigatorサーバ、またはNavigator APIが出力したエラーメッセージを参照したい場合は、エラーメッセージ取得関数NaviGetErrorMessage を呼び出してください。