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Interstage Navigator ServerV9.6.0 Navigator APIプログラマーズガイド(Visual Basic編)
FUJITSU Software

5.3.10 NaviGetRecordData

機能

ダウンロードしたデータをレコード単位で取得する。

書式

[Excelを使用する場合]

NaviGetRecordData( ByVal hCatalog As Long , rc As Long , ByVal number As Long , ByVal reserve As Long , record As String )

[Visual Basicを使用する場合]

NaviGetRecordData( ByVal hCatalog As Integer , ByRef rc As Integer , ByVal number As Integer , ByVal reserve As Integer , ByRef record As String )

パラメタ

hCatalog

(in)

問い合わせファイルのハンドル

rc

(out)

返却コード

  • NAVI_OK:正常終了

  • NAVI_ERROR:エラー

number

(in)

取得したいレコードが何行目のレコードかを、1行目を0として指定

reserve

(in)

将来拡張のために用意したパラメタ
必ず0を指定してください

record

(out)

取得したレコードのデータ

エラーの詳細コード

詳細コード

意味

NAVI_ERROR_EXECUTE

問い合わせファイルが実行されていない

NAVI_ERROR_READ

レコードデータの取得に失敗

NAVI_ERROR

その他のエラー

説明

ダウンロードした問い合わせ結果をレコード単位で1行ずつ取得します。

取得可能な行数を調べるときはNaviGetRecordNumber を呼び出してください。

返却されるレコードのデータ形式は、データ部の後ろにある空白を取り除いた、タブ区切りテキストです。

NaviDownLoadData で問い合わせ結果をダウンロードした場合は、本関数を呼び出す前にNaviTerminateDL を呼び出してダウンロードを終了してください。NaviTerminateDL を呼び出す前に本関数を呼び出した場合はエラーとなります。

問い合わせが複数のレポートを含む場合、本関数はアクティブなページを対象として動作します。ページをアクティブにするにはNaviSetActiveDocPage を用いてください。

問い合わせファイルが実行されていない場合、本関数はエラーとなります。

問い合わせファイルのハンドルはNaviOpenCatalog から返却されたものを使用してください。それ以外の不正なハンドルを使用した場合、アプリケーションは予期しない振る舞いをします。

エラーが発生した時に、エラーの詳細コードを取得したい場合は、エラー詳細コード取得関数NaviGetErrorCode を呼び出してください。また、Navigatorサーバ、またはNavigator APIが出力したエラーメッセージを参照したい場合は、エラーメッセージ取得関数NaviGetErrorMessage を呼び出してください。