Navigatorでは、時間型管理ポイントの決算開始日に従って、会計月度を定め、表示しています。ここでは、会計月度の表示の変更について説明します。
初期状態では、決算開始日が15日以前の場合は、決算開始日の属する月が会計月度となり表示されます。決算開始日が16日以降の場合は、決算開始日の属する月の翌月が会計月度となり表示されます。このように、15日を境にして、会計月度が変わります。
例えば、決算開始日を4月10日と設定した場合、4月10日~5月9日までのデータの会計月度は4月度となります。これは、決算開始日(4月10日)は15日以前なので、決算開始日が属する月が会計月度となります。ここでは、決算開始日が属する月が4月のためです。
また、決算開始日を4月21日と設定した場合、4月21日~5月20日までのデータの会計月度は5月度となります。これは、決算開始日(4月26日)は16日以降のためです。ここでは、決算開始日が属する月が4月のため、会計月度は翌月の5月となります。
初期状態では、15日を境に会計月度の表示が変わりますが、この日付を変更することができます。
例えば、境となる日付を21日に設定した場合について説明します。決算開始日を4月20日と設定した場合、2007年4月20日~2007年5月19日までのデータの会計月度は、4月度と表示されます。これは、決算開始日(4月20日)は境となる日付の21日以前であるためです。ここでは、決算開始日が属する月が4月のため、会計月度は4月となります。
また、決算開始日を4月25日と設定した場合は、2007年4月25日~2007年5月24日までのデータの会計月度は、5月度と表示されます。これは、決算開始日(4月25日)は境となる日付の22日以降であるためです。ここでは、決算開始日が属する月が4月のため、会計月度は翌月の5月となります。
このように会計月度の設定を変更する方法を以下に説明します。
会計月度の表示を変更する方法
会計月度を決めるための境となる日付を15日以外の日付にする場合は、環境変数「RN_MONTH_EXPRESSION_BORDER」に日付を指定します。
参考
本環境変数の指定を省略した場合は、会計月度を決めるための境となる日付に15日が設定されたものとみなします。
RN_MONTH_EXPRESSION_BORDER=21 |