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Interstage Navigator ServerV9.6.0 メッセージリファレンス
FUJITSU Software

1.2.30 KVR70000番台のメッセージ

1.2.30.1 KVR70000E

ドライブ名“%1”の容量が不足しました.

意味

Navigatorサーバの運用を行うために必要なディスクスペースが不足しています。

パラメタ

%1: 容量が不足したディスクのドライブ名

対処方法

容量が不足したディスクにある不要ファイルを削除するか、ディスクの拡張などを行って、空きディスク容量を増やしてください。

1.2.30.2 KVR70005E

オープン可能なファイル数が制限を超えました.(ファイル名="%1" errno=%2)

意味

サーバ側でオープン可能なファイル数が、OSの制限値を超えました。

パラメタ

%1:オープンに失敗したファイル名です。
%2:エラーが発生したときのシステムのエラーコード

です。

対処方法

システム管理者へ連絡してください。システム管理者は以下の対処をしてください。

1.2.30.3 KVR70009E

ファイル"%1"へのアクセス中にエラーが発生しました.(errno=%2 機能=%3)

意味

サーバ側でファイルのアクセスエラーが発生しました。ディレクトリのディスク領域の不足などが考えられます。

パラメタ

%1:エラーが発生したファイル名です。
%2:エラーが発生したときのシステムのエラーコードです。
%3:エラーが発生したときのシステム関数名です。

対処方法

errnoの値から、エラーの原因を取り除いてください。例えばerrno=28の場合には、ディスク領域の不足が考えられます。この場合不要なファイルを削除するか、別の領域へ移動するなどして空き容量を確保してください。

なお、このエラーに関しては、作業ディレクトリは以下の場所が使用されます。

1.2.30.4 KVR70010E

I/Oエラーが発生しました.(CODE=%1)

意味

サーバ側でファイルのアクセスエラーが発生しました。ディレクトリのディスク領域の不足などが考えられます。

パラメタ

%1:エラーが発生したときのシステムのエラーコード(errno値)

対処方法

CODEの値に従って、以下の対処を実施してください。
27:ファイルシステムが扱える最大サイズを超えました。問い合わせの条件を変更するなどして問い合わせの結果が小さくなるようにしてください。
28:ディスクの空き容量が不足しました。不要なファイルを削除し容量を確保するか、十分な容量のあるディスクを指定してください。不足しているディスクは以下のディレクトリが存在するディスクです。

なお、問い合わせ中に作成される作業ファイルのサイズの見積もりは“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

これら以外のコードはシステムのエラーコード(errno)の説明を参照してください。

1.2.30.5 KVR70011E

辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました.

意味

サーバの辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました。

対処方法

サーバの辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しています。サーバの辞書ディレクトリのディスクの容量を増やして再度実行してください。

1.2.30.6 KVR70012E

ディスクの空き容量が不足したため,ファイルが作成できません.(ファイル名"%1" errno=%2)

意味

サーバ側でファイルのアクセスエラーが発生しました。ディレクトリのディスク領域の不足などが考えられます。

パラメタ

%1:エラーが発生したファイル名
%2:エラーが発生したときのシステムのエラーコード

対処方法

errnoの値から、エラーの原因を取り除いてください。例えばerrno=28の場合には、ディスク領域の不足が考えられます。この場合不要なファイルを削除するか、別の領域へ移動するなどして空き容量を確保してください。

1.2.30.7 KVR70013E

作業ファイルのファイルサイズが制限値を超えました.

意味

集計結果などを一時的に保存するための作業ファイルの大きさが制限値を超えました。

対処方法

問い合わせときの条件の指定に誤りがないか確認してください。誤りがない場合、表側・表頭の管理ポイントの指定を減らしたり、問い合わせときの条件を変更したりするなどして作業ファイルが小さくなるようにしてください。

Navigatorの定量制限、作業ファイルの見積もりについては、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

1.2.30.8 KVR70014E

ファイルまたはディレクトリに対する権限が不足しています.
(%1 errno=%2)

意味

サーバ側でファイルのアクセスエラーが発生しました。ファイルまたはディレクトリの読み込み権限および書き込み権限の不足などが考えられます。

パラメタ

%1:エラーが発生したファイルまたはディレクトリ
%2:エラーが発生したときのシステムのエラーコード

対処方法

表示されたファイルまたはディレクトリに対する、読み込み権限または書き込み権限がありません。必要な権限を与えてください。

1.2.30.9 KVR70015E

ファイルへのアクセス中にエラーが発生しました.(errno=%1 機能=%2)

意味

サーバ側でファイルのアクセスエラーが発生しました。ディレクトリのディスク領域の不足などが考えられます。

パラメタ

%1:エラーが発生したときのシステムのエラーコード
%2:エラーが発生したときのシステム関数名

対処方法

errnoの値から、エラーの原因を取り除いてください。例えばerrno=28の場合には、ディスク領域の不足が考えられます。この場合不要なファイルを削除するか、別の領域へ移動するなどして空き容量を確保してください。
なお、このエラーに関しては、作業ディレクトリは以下の場所が使用されます。

1.2.30.10 KVR70016E

ディスクの空き容量が不足したため,ファイルが作成できません.(errno=%1 機能=%2)

意味

サーバ側でファイルのアクセスエラーが発生しました。ディレクトリのディスク領域の不足などが考えられます。

パラメタ

%1:エラーが発生したときのシステムのエラーコード
%2:エラーが発生したときのシステム関数名

対処方法

errnoの値から、エラーの原因を取り除いてください。例えばerrno=28の場合には、ディスク領域の不足が考えられます。この場合不要なファイルを削除するか、別の領域へ移動するなどして空き容量を確保してください。
なお、このエラーに関しては、作業ディレクトリは以下の場所が使用されます。

1.2.30.11 KVR70020E

スキーマ“%1”は存在しません.

意味

Navigatorサーバで使用している管理情報ファイルの中にスキーマ情報が登録されていません。なんらかの原因で管理情報ファイルの一部が破損しています。

パラメタ

%1: スキーマ名

対処方法

管理者へ連絡してください。

管理者は、辞書ディレクトリの修復コマンドを使用して、問題のスキーマとその配下のテーブルの管理情報ファイルを修復します。

辞書の修復方法については、“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”、辞書ディレクトリの修復コマンドの使用方法については、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。

1.2.30.12 KVR70023E

スキーマ“%1”にテーブル“%2”は既に存在します.

意味

Navigatorサーバで使用している管理情報ファイルの中にテーブル情報が重複しています。なんらかの原因で管理情報ファイルの一部が破損しています。

パラメタ

%1: スキーマ名

%2: テーブル名

対処方法

管理者へ連絡してください。

管理者は、辞書ディレクトリの修復コマンドを使用して、問題のスキーマとその配下のテーブルの管理情報ファイルを修復します。

辞書の修復方法については、“ Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”、辞書ディレクトリの修復コマンドの使用方法については、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。

1.2.30.13 KVR70024E

スキーマ“%1"にテーブル“%2"は存在しません.

意味

Navigator Serverの管理情報ファイルに異常を検出しました。ホームディレクトリ上の管理情報ファイルに何か異常が発生しています。

パラメタ

%1:異常を検出したスキーマ名
%2:異常を検出したスキーマ内テーブル名

対処方法

管理者は管理情報ファイルが削除、移動、権限の変更などされていないか確認し,以下の順で復旧してください。

  1. 権限が変更されていた場合は権限を元に戻します。

  2. 最新の辞書の退避情報がある場合には、退避情報から辞書を復元してください。

  3. 辞書を復元できない場合は、辞書ディレクトリの修復コマンドで管理情報ファイルを修復することができます。

辞書の修復方法については、“ Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”、辞書ディレクトリの修復コマンドの使用方法については、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。

1.2.30.14 KVR70032E

辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました.

意味

サーバの辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました。

対処方法

サーバの辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しています。サーバの辞書ディレクトリのディスクの容量を増やしてNavigator Serverを再度実行してください。

1.2.30.15 KVR70033E

スキーマ作成時に"open"システムコールでエラーが発生しました.(errno=%1)

意味

  1. サーバ側でファイルのアクセスエラーが発生しました。

    辞書ディレクトリ、あるいはその配下のファイルまたはディレクトリの読み込み権限および書き込み権限の不足などが考えられます。

  2. 作業ディレクトリに対して権限が不足しています。Navigator Serverの管理情報ファイルに異常を検出しました。ホームディレクトリ上の管理情報ファイルに何か異常が発生しています。

パラメタ

%1:エラーが発生したときのシステムのエラーコードです。

対処方法

  1. errnoの値からエラーの原因を取り除いてください。

    例えばerrno=13の場合には、ファイルまたはディレクトリの権限の不足などが考えられます。この場合辞書ディレクトリ、あるいはその配下のファイルまたはディレクトリに対して必要な権限を与えてください。

  2. 以下の作業ディレクトリに対して必要な権限を与えてください。

    • 環境変数「RN_WORKDIR」に指定されたディレクトリ

    • 環境変数「RN_WORKDIR」の指定がなければユーザのホームディレクトリ

注意

特にUNIX系OSの場合には、上位のディレクトリ対して権限がないと下位のディレクトリやファイルのアクセス権

に関わらず、ファイルへの読み込み、書き込みができませんので注意してください。

1.2.30.16 KVR70034E

辞書ディレクトリに確保するファイルの容量不足が発生しました.

意味

サーバの辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました。

対処方法

サーバの辞書ディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しています。サーバの辞書ディレクトリのディスクの容量を増やしてNavigator Serverを再度実行してください。

1.2.30.17 KVR70036E

ディレクトリ名“%1”が作成できません.

意味

  1. ホームディレクトリまたは作業ファイル用ディレクトリに書き込み権限がないためエラーが発生しました。

  2. 辞書の復元で作成する管理情報ファイルのディレクトリがすでに存在しています。

パラメタ

%1:エラーの発生したディレクトリ名

対処方法

  1. ホームディレクトリまたは作業ファイル用ディレクトリにすべての人に対してすべての権限を与えてください。

  2. 存在しているディレクトリを削除してください。

1.2.30.18 KVR70038E

管理情報ファイルの操作で内部矛盾を検出しました.(内部コード %1 %2 %3)

意味

Navigatorの使用する管理情報ファイルの操作で内部矛盾を検出しました。管理情報ファイルが壊れているか、アクセス権がない可能性があります。

パラメタ

%1:処理情報
%2:操作名
%3:内部コード

対処方法

管理者のホームディレクトリに存在する管理情報ファイルに読み込み、および書き込み権限が与えられているか確認してください。

管理情報ファイルが壊れている場合は、管理情報ファイルを修復する必要があります。

辞書の修復方法については、“ Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”を参照してください。

1.2.30.19 KVR70044E

作業ファイルの容量不足などの処理続行が不可能な状態となりました.(errno=%1)

意味

サーバのホームディレクトリで作業ファイルの容量不足などの処理続行が不可能な状態となりました。

パラメタ

%1:システムのエラーコード

対処方法

システムのエラーコードが25,26,43,47,50の場合は、サーバのホームディレクトリの空き容量が不足しています。

システムのエラーコードが25,26,43,47,50の以外の場合は、何かの理由でホームディレクトリにファイルが確保できなかったことを示しています。当該のディレクトリにエディタを使用してファイルが確保できるかどうかを確認してください。

1.2.30.20 KVR70045E

作業ファイル用ディレクトリの容量不足が発生しました.(errno=%1)

意味

サーバの作業ファイルの容量不足などの処理続行が不可能な状態となりました。

パラメタ

%1:システムのエラーコード

対処方法

システムのエラーコードが25,26,43,47,50の場合は、サーバの一時作業用ディレクトリの空き容量が不足しています。

システムのエラーコードが25,26,43,47,50の以外の場合は、何かの理由で作業用ディレクトリにファイルが確保できなかったことを示しています。当該のディレクトリにエディタを使用してファイルが確保できるかどうかを確認してください。

1.2.30.21 KVR70046E

ホームディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました.

意味

サーバのホームディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました。

対処方法

サーバのホームディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しています。サーバのホームディレクトリのディスクの容量を増やしてNavigator Server を再度実行してください。

1.2.30.22 KVR70047E

ホームディレクトリに確保するファイルの容量不足が発生しました.

意味

サーバのホームディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しました。

対処方法

サーバのホームディレクトリに確保する作業ファイルの容量不足が発生しています。サーバのホームディレクトリのディスクの容量を増やしてNavigator Serverを再度実行してください。

1.2.30.23 KVR70066E

スキーマ“%1”にテーブル“%2”はすでに存在します.

意味

Navigatorサーバで使用している管理情報ファイルの中にテーブル情報が重複しています。なんらかの原因で管理情報ファイルの一部が破損しています。

パラメタ

%1: スキーマ名

%2: テーブル名

対処方法

管理者へ連絡してください。

管理者は、辞書ディレクトリの修復コマンドを使用して、問題のスキーマとその配下のテーブルの管理情報ファイルを修復します。

辞書の修復方法については、“ Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”、辞書ディレクトリの修復コマンドの使用方法については、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。

1.2.30.24 KVR70110E

サーバで通信エラーが発生しました.

意味

サーバ内で通信異常が発生しました。システムの共用メモリまたはメッセージキューに異常が発生したり、サーバの負荷が高くなりシステムの制限値を超えた場合などが考えられます。

対処方法

しばらくして再度実行してください。再度実行しても同じエラーになる場合は、システム管理者へ連絡してください。

システム管理者は以下のことを確認してください。

1.2.30.25 KVR70119E

サーバ上で64ビット論理空間での運用と32ビット論理空間での運用を同時に行うことはできません.

意味

システムの再起動をしないで運用環境を64ビット論理空間から32ビット論理空間へ変更したか、または32ビット論理空間から64ビット論理空間へ変更しました。

対処方法

運用環境を64ビット論理空間から32ビット論理空間へ変更する場合、または32ビット論理空間から64ビット論理空間へ変更する場合には、サーバの環境設定の変更後にシステムの再起動が必要です。システム管理者はシステムの再起動をしてください。サーバの環境設定については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

1.2.30.26 KVR70210E

項目の情報が多いため問い合わせ表が作成できません。

意味

問い合わせに使用する項目数が、処理可能な制限数を超過しているため処理を継続できません。

以下の原因が考えられます。

  1. 問い合わせのレイアウトで、データに貼り付けた項目数、または管理ポイントに定義されているカテゴリの数が多い

  2. 時間テンプレート型管理ポイントを使用した問い合わせで、[表のオプション指定]画面に未分類を集計するように指定している

対処方法

以下の処置を行ってください。

  1. データに貼り付けた項目の数、またはカテゴリ数を減らした管理ポイントを指定してください。

  2. 内部処理で使用する項目数や未分類データの数が増加したことが考えられますので、未分類の集計方法によって以下の処置を行ってください。

    • 未分類のデータを集計する必要がない場合:

      問い合わせのレイアウトの[表のオプション指定]画面で[その他]タブの[未分類のデータ]のプルダウンメニューから[集計しない]を選択します。

      これにより、その問い合せでは、未分類の集計が一切行われなくなります。

    • 時間テンプレート型管理ポイントについては未分類を集計する必要がなく、特定の時間テンプレート型以外の管理ポイントだけに未分類のデータを出力したい場合:

      条件欄に表頭と同じ時間テンプレート型を指定します。

      これにより、時間テンプレート型の未分類期間のデータが集計対象から除外され、条件欄に指定した時間テンプレート型以外の管理ポイントだけ未分類の集計を行うことができます。

    • サーバで行うすべての問い合わせで、時間テンプレート型管理ポイントについて未分類を集計する必要がない場合(本対応は管理者の作業が必要です):

      以下の環境変数をサーバの環境設定ファイルに指定することで、問い合わせの[表のオプション指定]画面に未分類のデータの集計を行うよう指定されている場合でも、サーバ側では時間テンプレート型管理ポイントの未分類データだけ常に集計しないようにすることができます。

          RN_TIME_TEMPLATE_UNMATCH_MODE=EXCLUDE

      本環境変数が指定された場合、そのサーバで行われるすべての問い合わせでは、時間テンプレート型管理ポイントの未分類データが集計されなくなりますが、同じレイアウトに指定されている時間テンプレート型以外の管理ポイントに対しては、本環境変数の指定は影響せず、問い合わせのレイアウトに指定されている[表のオプション指定]画面に指定された集計方法で集計が行われます。

1.2.30.27 KVR70211E

スキーマ名、もしくはテーブル名の指定に誤りがあります.

意味

Navigatorサーバで使用している管理情報ファイルの中のスキーマ情報、またはテーブル情報に誤りがあります。なんらかの原因で管理情報ファイルの一部が破損しています。

対処方法

管理者へ連絡してください。

管理者は、辞書ディレクトリの修復コマンドを使用して、問題のスキーマとその配下のテーブルの管理情報ファイルを修復します。

辞書の修復方法については、“ Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”、辞書ディレクトリの修復コマンドの使用方法については、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。

1.2.30.28 KVR70220E

現在の日時を取得することができませんでした.

意味

システムから日付や時刻の情報を取得できませんでした。

対処方法

システムに異常が発生している可能性があります。システム管理者へ連絡してください。
システム管理者は、システムに異常がないか、異常に負荷がかかっていないか確認してください。

1.2.30.29 KVR70248E

Symfoware/RDBのテーブル参照権限(SELECT権)が未割当です.

意味

処理対象のテーブルには参照権が与えられていないため、処理が行えません。

対処方法

テーブルに参照権を与えた後、再度実行してください。
テーブルの参照権限を与えるのはGRANT文を使用して行います。

1.2.30.30 KVR70250U

Symfoware/RDBへのアクセス中にエラーが発生しました(SQLSTATE=%1 Symfoware/RDBのエラー=%2).

意味

Symfoware Server側のエラーが検出されました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値
%2:Symfoware Serverのメッセージ
Symfoware Serverのメッセージが取得できない場合は表示されません。また、メッセージが長いときなどには途中まで表示します。

対処方法

Symfoware Serverのメッセージに従って以下の対処を実施してください。

これら以外のメッセージまたはこれらの対処で改善できない場合はSymfoware Serverの「SQLSTATE値」とメッセージからエラーの原因を取り除いてください。

1.2.30.31 KVR70252E

選択されたテーブルは、使用できないデータ型を持つ項目が存在するため使用できません。

意味

選択したテーブルにNavigator Serverで利用できないデータ型を持つ項目が含まれているため使用できません。

対処方法

DBMSの機能を利用して、以下の対処を実施してください。

1.2.30.32 KVR70253U

Symfoware/RDBへの接続に必要な環境変数"RDBDB"が設定されていません.

意味

環境変数「RDBDB」がNavigator Serverの環境設定ファイルに記載されていません。

対処方法

Navigator Serverの環境設定ファイルに環境変数「RDBDB」を追加してください

1.2.30.33 KVR70254U

Symfoware/RDBへの問い合わせ中にオーバフローが発生しました.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Server側でオーバフローが発生しました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

Symfoware Serverの“SQLSTATE値”を参照してください。

1.2.30.34 KVR70255U

Symfoware/RDBへの問い合わせ中に除数0の除算処理が発生しました.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Server側で除数0の除算処理が発生しました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

Symfoware Serverの“SQLSTATE値”を参照してください。

1.2.30.35 KVR70256U

Symfoware/RDBへの問い合わせ中にトランザクションのエラー、または実時間をオーバしました.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Server側でトランザクションのエラー、または実時間をオーバしました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

Symfoware Serverの“SQLSTATE値”を参照してください。

1.2.30.36 KVR70257U

Symfoware/RDBへの問い合わせ中にエラーが発生しました.(SQLSTATE=%1 Symfoware/RDBのメッセージ=%2)

意味

  1. 選択されたスキーマ、テーブルまたは項目がSymfoware/RDBのデータベースに存在しません。セットアップ後にテーブルが削除されたか、テーブルの構成が変更された可能性があります。

    例1) SQLSTATEが37000で、Symfoware ServerのメッセージIDがJYP7202Eの場合、セットアップした後で、テーブルが削除されている可能性があります。

    例2) SQLSTATEが37000で、Symfoware ServerのメッセージIDがJYP7204Eの場合、セットアップした後で、テーブルの項目が削除されている可能性があります。

    例3) SQLSTATEが37000で、Symfoware ServerのメッセージIDがJYP7164Eの場合、セットアップした後で、テーブルの項目のデータ型が変更されている可能性があります。

  2. KVRで始まるテーブルの場合、辞書テーブルが削除されています。

  3. 拡張演算式が指定されている場合は、以下のことが考えられます。

    • NCHAR型またはNVARCHAR型の拡張演算項目が条件に指定されている。

    • NCHAR型またはNVARCHAR型の拡張演算項目から作成した管理ポイントが指定されている。

    • 日時型の拡張演算項目が指定されている。

  4. 表側または表頭に指定できない項目を指定したため、DBMSで構文エラーが発生しました。

  5. Symfoware ServerのメッセージがJYP8005Eの場合、条件にANK文字列を使用していますがANK文字列は使用できません。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値
%2:Symfoware Serverのメッセージ
Symfoware Serverのメッセージが取得できない場合は表示されません。また、メッセージが長いときなどには途中まで表示します。

対処方法

  1. 選択したスキーマ、テーブルまたは項目がSymfoware Server側と不整合がおきていないか確認してください。不整合の確認と解消は、Navigator辞書管理ツールのメニュー「整合性チェック」の「テーブルの整合」機能で行います。Symfoware Server側でスキーマ、テーブルまたは項目を削除した場合は、スキーマ情報、テーブル情報または項目情報を削除する必要があります。また、Symfoware Server側でスキーマ、テーブルまたは項目の名前を変更した場合は、スキーマ、テーブルまたは項目の名前を変更する必要があります。

    なお、「テーブルの整合」機能で不整合の解消を行なっても本エラーが発生する場合は、管理情報ファイルが壊れています。この場合は管理情報ファイルを修復してください。管理情報ファイルの修復方法は“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”を参照してください。

  2. 辞書の復元を行ってください。

  3. 拡張演算式が指定されている場合は、以下の対処が必要です。

    • レイアウトの指定で間違った項目を指定していないか確認してください。

    • 日付データの項目を指定するとこのエラーが発生する場合、項目の定義に誤りがあるかもしれません。項目の定義に誤りがあると思われる場合は、運用管理者に連絡してください。運用管理者は、拡張演算で定義した日付データに原因がありそうな場合は、拡張演算の定義内容を確認してください。Symfoware Serverの日時型になるような演算式は、文字型でCASTを行う必要があります。

  4. 問題の発生している表側または表頭の項目を削除してください。

  5. 条件にANK文字列を使用している場合は、ANK文字列以外を使用してください。

1.2.30.37 KVR70259U

Symfoware/RDBのシステムがインストールされていないか、またはSymfoware/RDBのシステムに必要な環境変数が設定されていません.

意味

Symfoware Serverの動作に必要な環境変数が設定されていないか設定に誤りがあるため、Symfoware Serverにアクセスできません。

対処方法

環境設定ファイルの内容を確認してください。

環境変数「RDBDB」の設定を確認します。

UNIXの場合、環境変数「PATH」、「LD_LIBRARY_PATH」の設定も確認してください。

また、マルチRDB環境で運用している場合は環境変数「RDBNAME」の値も確認してください。

環境設定ファイル内の=の前後や設定した値の後方に空白やタブがないことも確認してください。

1.2.30.38 KVR70261U

Symfoware/RDBのシステムが起動されていません.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Serverのシステムが起動されていません。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

Symfoware Serverのシステムを起動してください。

1.2.30.39 KVR70262U

Symfoware/RDB側で作業用の外部領域が不足しました.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Server側で作業用の外部領域が不足しました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

Symfoware Serverの“SQLSTATE値”を参照してください。

1.2.30.40 KVR70263U

Symfoware/RDB側で使用するメモリ領域が不足しました.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Server側で使用するメモリ領域が不足しました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

メモリを増やしてNavigator Serverを実行してください。

1.2.30.41 KVR70264U

Symfoware/RDB内部で外部記憶域への入出力処理に異常が発生しました.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Server内部で外部記憶域への入出力処理に異常が発生しました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

Symfoware Serverの“SQLSTATE値”を参照してください。

1.2.30.42 KVR70265U

Symfoware/RDB側でリモートデータベースへのアクセス異常が発生しました.(SQLSTATE=%1)

意味

Symfoware Server側でリモートデータベースへのアクセス異常が発生しました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値

対処方法

Symfoware Serverの“SQLSTATE値”を参照してください。

1.2.30.43 KVR70266U

Symfoware/RDB側で環境の未整合、または運用矛盾が発生しました.(SQLSTATE=%1 Symfoware/RDBのエラー=%2)

意味

Symfoware Server側で環境の未整合、または運用矛盾が発生しました。

パラメタ

%1:Symfoware ServerのSQLSTATE値
%2:Symfoware Serverのメッセージ

Symfoware Serverのメッセージが取得できない場合は表示されません。また、メッセージが長いときなどには途中まで表示します。

対処方法

Symfoware Serverの「SQLSTATE値」とメッセージからエラーの原因を取り除いてください。

また、以下のエラーメッセージが表示された場合の対処方法について説明します。

SQLSTATE=71410
Symfoware/RDBのエラー=JYP5011Eスキーマ
"<スキーマ名>"の表"<表名>"内に定義されている
DSI"<DSI名>"がアクセス禁止状態です。

1.2.30.44 KVR70271E

Symfoware/RDB連携に必要な環境変数“RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACE”が設定されていません.

意味

環境変数「RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACE」がNavigatorサーバの環境設定ファイルに記述されていないか、指定した値に誤りがあります。

対処方法

Navigatorサーバの環境設定ファイルに環境変数「RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACE」を追加してください。

すでに設定されている場合は以下を確認してください。

環境変数の設定については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照ください。

1.2.30.45 KVR70272E

環境変数"RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACE"に指定されたデータベーススペース名"%1"が存在しません.

意味

環境変数「RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACE」に指定した値に誤りがあります。

パラメタ

%1: データベーススペース名

対処方法

Navigatorサーバの環境設定ファイルに指定した環境変数「RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACE」の値が正しいか確認してください。

環境変数の設定については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照ください。

1.2.30.46 KVR70286E

%1

意味

Symfoware Serverでエラーが発生しました。

パラメタ

%1:Symfoware Serverのエラーメッセージ

対処方法

Symfoware Serverのエラーメッセージに従って、以下の対処をしてください。なお、メッセージの「xxxxxxxx」は、辞書の管理者のユーザIDを16進数表記した8桁の文字列です。

これらの対処で改善できない場合は、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

1.2.30.47 KVR70290E

Symfoware/RDBのシステムが未インストールか未起動かまたは環境設定に誤りがあります.

意味

  1. Symfoware Serverが正しくインストールされていないか、またはSymfoware Serverが起動されていません。

  2. マルチRDBシステムの場合、環境変数「RDBNAME」が設定されていないか設定に誤りがあります。

  3. Symfoware Serverへの接続数が制限値を超えました。

  4. 環境変数「LD_LIBRARY_PATH」の設定に誤りがあります。

  5. Symfoware Serverのロードシェア機能を使用している場合、環境変数「RN_SYMFOWARE/RDB_LOADSHARE」が設定されていないか、設定に誤りがあります。

対処方法

  1. Symfoware Serverの環境が正しいか確認してください。

  2. 環境変数「RDBNAME」の設定に誤りがないか確認してください。

  3. Symfoware Serverの接続数を増やしてください。

  4. 環境変数「LD_LIBRARY_PATH」の設定に誤りがないか確認してください。

  5. 環境変数「RN_SYMFOWARE/RDB_LOADSHARE」の設定に誤りがないか確認してください。

環境設定については“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

1.2.30.48 KVR70296E

Symfoware Serverとの組合せが許されない組合せか環境設定に誤りがあります.

意味

以下の原因が考えられます。

対処方法

1.2.30.49 KVR70299E

日本語文字列型として扱えない文字がデータ中に存在します.

意味

条件指定に誤りがあります。

対処方法

条件指定を見直してください。

1.2.30.50 KVR70300E

文字データが定義長を超えているため、有効文字が失われます。テーブル構成の整合性をチェックしてください。

意味

以下の原因が考えられます。

  1. 選択した項目の辞書情報とデータベース側の情報で不整合が起きています。

  2. 拡張演算を使用している場合、指定した桁数がデータベース側の文字データの有効長より小さいため、問い合わせが実行できません。

対処方法

  1. 管理者は、Navigator辞書管理ツールで事象の発生するテーブルに対してテーブル構成の整合を実行して、辞書情報の不整合を修正してください。

  2. 拡張演算の演算式またはデータ型に誤りがないか確認してください。

1.2.30.51 KVR70301E

文字データ中に不正な文字コード(%1)が含まれているため、文字コードの変換ができません。

パラメタ

%1:不正な文字コード

意味

データベースから取得したデータに不正な文字コードが含まれるため、文字コードの変換に失敗しました。

対処方法

一般利用者は管理者にエラーの内容を通知してください。管理者は問い合わせで利用したテーブルおよび項目を特定し、データ中に不正な文字コードが存在していないかご確認ください。

1.2.30.52 KVR70400E

データベースへの接続が完了していません.(関連情報=%1)

意味

データベースへの接続が完了していません。

パラメタ

%1:接続エラーを検出した内部の情報

対処方法

1.2.30.53 KVR70603E

ORACLEが未インストールかまたは環境設定に誤りがあります.

意味

以下の原因が考えられます。

対処方法

以下の対処を行います。

1.2.30.54 KVR70604E

ORACLEへの接続が完了していません.

意味

Oracleへの接続が完了していません。

対処方法

Oracleに対する問い合わせファイルの実行で発生した場合は、データベースへ接続しておかなければなりません。
「他サーバのデータソースの選択」から問い合わせ対象のデータベースに対して接続処理を行ってください。

1.2.30.55 KVR70605E

ユーザ名またはパスワードに誤りがあります.(ORACLEのエラーコード=%1)

意味

  1. ユーザ名またはパスワードに誤りがあるため、Oracleへ接続できません。

  2. 環境変数「ORACLE_SID」(負荷分散システム運用の場合は、「RN_ORACLE_DB」)の設定に誤りがあります。

  3. 環境変数「RN_ORACLE_RELEASE」の設定に誤りがあります。

パラメタ

%1:OracleのSQLCODEの値

対処方法

  1. Oracleのユーザ名とパスワードを見直し、正しく指定してください。

    パスワードの大文字、小文字の違いにも注意してください。

    あらかじめ辞書用ユーザのパスワードをNavigator Serverに登録している場合には、登録済みのパスワードが正しいことを確認してください。登録済みのパスワードの確認は、rn_showdicpasswdinfoコマンドで行うことができます。詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

    例:ORACLEのエラーコード=ORA-1005の場合、指定したパスワードに空白などの無効な文字が指定されました。

  2. 環境変数「ORACLE_SID」(負荷分散システム運用の場合は、「RN_ORACLE_DB」)の値が正しいか確認してください。

  3. 環境変数「RN_ORACLE_RELEASE」の値が正しいか確認してください。

環境変数の値の確認は、環境設定ファイル内の=の前後や設定した値の後方に空白やタブがないことも確認してください。また、設定する値の大文字・小文字の違いにも注意してください。

1.2.30.56 KVR70610E

ORACLEの接続に失敗しました.(ORACLEのエラーコード=%1)

意味

Oracleへのログインが正常に行われませんでした。

パラメタ

%1:OracleのSQLCODEの値

対処方法

Oracleのメッセージのマニュアルを参照してください。
例:SQLCODE=-1017の場合ORA-01017のメッセージを参照してください。

1.2.30.57 KVR70611E

ORACLEへのアクセス中にエラーが発生しました.(ORACLEのエラーコード=%1 メッセージ=%2)

意味

Oracleでエラーが発生しました。
Oracleを利用する際に必要な環境変数が正しく設定されていないか、またOracleへ接続したときのユーザ名が誤っています。

パラメタ

%1:Oracleのエラーコード
%2:Oracleのエラーメッセージ
Oracleのメッセージが取得できない場合は表示されません。また、メッセージが長いときなどは、表示が途中までになります。

対処方法

Oracleのエラーコードに従って以下の対処をしてください。環境設定については“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

これら以外のメッセージ、またはこれらの対処で改善できない場合は、Oracleのメッセージのマニュアルを参照してください。

1.2.30.58 KVR70612E

ORACLEのデータベースリンク参照でエラーを検出しました.(リンク名=%1)(ORACLEのエラーコード=%2)

意味

データベースリンクの情報を基に、他サイトの情報を参照しようとしたが、参照に失敗しました。

パラメタ

%1:エラーとなったデータベースリンク名
      データベースリンク名は先頭の20バイトまで表示されます。

%2:OracleのSQLCODEの値

対処方法

Oracleのメッセージのマニュアルを参照して、エラーとなったデータベースリンクを正しく設定しなおしてください。

例:SQLCODE=-1017の場合ORA-01017のメッセージを参照してください。

また、他サイトシステムのOracleが未起動などの場合も考えられます。SQL*Plusなどで、テーブルが参照可能かどうかを確認することをお勧めします。

また、不正となるデータベースリンクを検出するとエラーとなり、セットアップができなくなるので、削除してください。

1.2.30.59 KVR70620E

ORACLEカーソルオープン時のエラーです.(ORACLEのエラーコード=%1 メッセージ=%2)

意味

問い合わせでOracleのエラーが発生しました。

パラメタ

%1:Oracleのエラーコード
%2:Oracleのメッセージ
Oracleのメッセージが取得できない場合は表示されません。また、メッセージが長いときなどには途中まで表示します。

対処方法

Oracleのエラーコードに従って以下の対処をしてください。環境設定については“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

これら以外のメッセージ、またはこれらの対処で改善できない場合は、Oracleのメッセージのマニュアルを参照してください。

1.2.30.60 KVR70621E

ORACLE側のテーブルが見つかりません.(ORACLEのエラーコード=%1)

意味

  1. 辞書テーブルまたはセットアップを行ったテーブルに対して、Oracle側のテーブルが定義されていないか参照できない状態です。

  2. 辞書の複写を、Oracleのエクスポート/インポート機能を使用して、行おうとしました。

パラメタ

%1:Oracleのエラーコード

対処方法

  1. Oracleのエラーコードに従って以下の対処をしてください。環境設定については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

    • ORA-00942:KVRで始まるテーブルの場合

      以下のどちらかの対処をします。

      • 辞書の情報を退避してある場合には、辞書を一度削除した後、復元します。

      • 辞書を新規にセットアップから始めたい場合には、部門管理者のホームディレクトリ上に存在するNavigatorが作成したファイル(Windowsサーバの場合は、rn.envファイルです。UNIXの場合は、.rnファイルです)とディレクトリ(.kvrgdicディレクトリ)を削除します。

    • ORA-00942:セットアップしたテーブルの場合

      • Oracle側のテーブルが削除されているかアクセスできません。
        Navigator辞書管理ツールで、整合性チェック実施、不整合となっているテーブルを削除してください。

      • Oracleにログインしたユーザに参照するテーブルのSELECT権が割り当てられていません。
        Oracleにログインしたユーザに参照するテーブルのSELECT権を与えてください。

  2. Oracleのエクスポート/インポート機能を使用して辞書の複写を行うことはできません。辞書の複写手順については、“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”を参照してください。

これら以外のメッセージまたはこれらの対処で改善できない場合は、Oracleのメッセージのマニュアルを参照してください。

1.2.30.61 KVR70622U

ORACLE側の項目が見つかりません.(ORACLEのエラーコード=%1)

意味

セットアップを行ったテーブルに対して、Oracle側のテーブルに、指定した項目が見つかりませんでした。

パラメタ

%1:OracleのSQLCODEの値

対処方法

Oracleのメッセージのマニュアルを参照してください。
例:SQLCODE=-904の場合ORA-00904のメッセージを参照してください。
セットアップを行ったときのテーブルと、現在のテーブルとで、項目定義に不整合がある可能性があります。
セットアップを起動して、不整合をおこしたテーブル定義を削除し、再度セットアップを行ってください。

1.2.30.62 KVR70625E

環境変数RN_ORACLE_HOST_ARRAYSの指定が適切でないため処理を継続できません.

意味

環境変数「RN_ORACLE_HOST_ARRAYS」にOracleから複数行を同時に取得する指定が行われていますが、行数が極端に大きいなどの原因により問い合わせに必要なリソースを獲得できません。

対処方法

Navigator Serverの環境設定ファイルに指定されている環境変数「RN_ORACLE_HOST_ARRAYS」の値が不必要に大きくないか確認し、適切な値に変更してください。

1.2.30.63 KVR70650E

ORACLEへのアクセスに必要な環境変数“%1”が設定されていません.

意味

必要な環境変数が設定されていないか、設定に誤りがあります。

パラメタ

%1:Oracleの環境変数名

対処方法

パラメタの環境変数が設定されていないか設定に誤りがあります。環境設定ファイルの内容を確認してください。
その際、環境設定ファイル内の=の前後や設定した値の後方に空白やタブがないことを確認してください。

1.2.30.64 KVR70651E

環境変数ORACLE_SIDまたはRN_ORACLE_DBが設定されていないか、設定値に誤りがあります。

意味

Oracleデータベースを使用する場合に必要な環境変数「ORACLE_SID」(負荷分散システム運用の場合は「RN_ORACLE_DB」)がNavigatorサーバの環境設定ファイルに記述されていないか、指定した内容に誤りがあります。

対処方法

Navigatorサーバの環境設定ファイルに環境変数「ORACLE_SID」(負荷分散システム運用の場合は「RN_ORACLE_DB」)を追加してください。

すでに設定されている場合は、以下の確認をしてください。

1.2.30.65 KVR70690E

%1

意味

Oracleでエラーが発生しました。

パラメタ

%1:Oracleのエラーメッセージ

対処方法

Oracleのエラーコードに従って以下の対処をしてください。環境設定については“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

これら以外のメッセージ、またはこれらの対処で改善できない場合は、Oracleのメッセージのマニュアルを参照してください。

1.2.30.66 KVR70700E

SQL Serverでエラーが発生しました.(SQL Serverのシステムメッセージのコード=%1 メッセージ=%2)

意味

SQL Serverへのアクセス時にエラーが発生しました。

パラメタ

%1:SQL Serverのシステムメッセージのコード
%2:SQL Serverのシステムメッセージ

対処方法

以下の対処をしてください。環境設定については“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

これらの対処で改善できない場合は、SQL Serverのマニュアルを参照してください。

1.2.30.67 KVR70701E

SQL ServerのDB-Libraryのエラーです.(DB-Libraryのエラーメッセージのコード=%1 メッセージ=%2 関連するOSのエラーコード=%3)

意味

SQL Serverへのアクセス時にエラーが発生しました。

パラメタ

%1:DB-Libraryのエラーコード。
%2:DB-Libraryのエラーメッセージ。
%3:OSのエラーコード。OSのエラーコードがない場合は"NONE"となります。

対処方法

SQL Serverのマニュアルを参照して対処してください。

1.2.30.68 KVR70704E

ユーザ名またはパスワードに誤りがあります.(DB-Libraryのエラーメッセージのコード=%1 メッセージ=%2)

意味

SQL Serverのログイン名またはパスワードに誤りがあるか、接続可能なユーザ数の上限を超えました。

パラメタ

%1:DB-Libraryのエラーメッセージのコード
%2:DB-Libraryのエラーメッセージ

対処方法

ログイン名およびパスワードが正しいことを確認してください。確認は、SQL Serverのisql/wユーティリティなどで行うことができます。

なお、あらかじめ辞書用ユーザのパスワードをNavigator Serverに登録している場合には、登録済みのパスワードが正しいことを確認してください。登録済みのパスワードの確認は、rn_showdicpasswdinfoコマンドで行うことができます。詳しくは“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

またイベントログにSQL Serverのメッセージが出力されるので確認してください。

DB-Libraryのエラーメッセージのコードについては、SQL Serverのマニュアルを参照してください。

1.2.30.69 KVR70710E

DBMSのエラーです.(s=%1 d=%2 t=%3)

意味

SQL Serverでエラーが発生しました。

パラメタ

%1:SQL Serverのシステムメッセージのコードです。
*表示の場合、システムメッセージが返却されていないことを示します。

%2:DB-Libraryのエラー番号です。
()内は、関連するOSのエラーコードです。
*表示の場合、DB-Libraryのエラーコードが返却されていないことを示します。

%3:システムメッセージのコードと、DB-Libraryのエラーコードに対応するメッセージテキストです。
    メッセージテキストは、表示可能な最大長で切り捨てられます。

対処方法

SQL ServerのシステムメッセージのコードやDB-Libraryのエラー番号などから、SQL Serverのエラーメッセージを説明するマニュアルを参照してください。

1.2.30.70 KVR70711E

指定された項目数がSQL ServerのDB-Libaryの制限を超えました.項目の数を減らしてください.

意味

SQL Serverに対する問い合わせに指定された項目数がDB-Libaryの制限を超えるため実行できません。

対処方法

問い合わせに指定されているデータ項目や管理ポイントを減らして再実行してください。

レイアウトに指定できるデータ項目および管理ポイントの数は最大254個ですが、内部処理に依存するため250個程度を目安にしてください。

1.2.30.71 KVR70712E

テーブル“%1”は256個以上の項目が定義されているため使用できません.

意味

テーブルに定義されている項目の数が制限値の255個を超えています。

パラメタ

%1:使用できないテーブル名

対処方法

テーブルに定義されている項目の数を減らすか、ビューなどにより必要な項目だけを抽出して項目の数を減らしてください。

256個以上の項目を取得するには環境変数「RN_MSSQLSERVER_COLUMNS=ALL」を設定してください。この場合、項目の一覧にSELECT権がない項目も表示されるようになります。これらの項目を公開しないようにするには、公開情報の設定機能により非公開に設定してください。

1.2.30.72 KVR70792E

コード変換でエラーが発生しました.(エラーコード:%1)

意味

以下の原因によって、コード系の変換処理でエラーが発生しました。

パラメタ

%1:エラーコード

対処方法

以下の可能性が考えられます。

注1)Navigatorを以下のどれかの条件で運用する場合は、サーバ側にCharset Managerをインストールする必要があります。

※:Unicodeを利用できるデータベースについては、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

1.2.30.73 KVR70793D

拡張演算の結果データ型がNavigatorで扱えないデータ型"%1"です。CASTなどにより演算式で明示的にデータ型を指定するか、互換性のあるデータ型を選択する必要があります。

意味

現在指定されている拡張演算を実行すると結果のデータ型がNavigatorでは使用できないデータ型になるため、その演算式を実行できません。

パラメタ

%1:演算の結果データ型

対処方法

結果データ型がNavigatorで使用できるデータ型となるようにCASTなどを用いた演算式で明示的にデータ型を指定するか、Navigator辞書管理ツールの拡張演算の定義画面で拡張演算項目のデータ型を明示的に指定してください。拡張演算のデータ型の指定については、“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール編)”を参照してください。

1.2.30.74 KVR70794E

指定された文字コード変換はサポートされていません.

意味

環境設定に誤りがあり、サポートされていない文字コード変換の組み合わせが実行される環境設定となっています。

対処方法

UNIXの場合は、環境変数「LANG」、「RN_CHARACTER_SET」および使用しているデータベースのコード指定の環境変数「RN_<DBMS>_CHARSET」の値に誤りがないか確認してください。

Windowsの場合は、使用しているデータベースのコード指定の環境変数の値に誤りがないか確認してください。

環境変数の設定については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照ください。

1.2.30.75 KVR70795D

指定された文字コードに変換できない文字が含まれています.

意味

明細データ以外の表の種類である明細票、集計表ではShift-JISコード形式として含まれる範囲の文字以外を利用することができません。

対処方法

Shift-JISコード形式として含まれる範囲の文字だけを含むデータを対象にしてください。

変換できない文字を特定の文字に置き換えエラーとしない場合には、以下の環境変数を指定します。Shift-JISコード形式として含まれる範囲は、Charset Managerに依存します。

1.2.30.76 KVR70796E

コード変換でエラーが発生しました.

意味

以下の原因によって、コード系の変換処理でエラーが発生しました。

対処方法

システム管理者に連絡してください。システム管理者は以下の点を確認してください。

1.2.30.77 KVR70797E

選択された項目は、使用できないデータ型です。

意味

選択した項目のデータ型は、Navigator Serverで利用できないため使用できません。

対処方法

DBMSの機能を利用して、以下の対処を実施してください。

1.2.30.78 KVR70798D

利用できないデータ型が指定されました.

意味

拡張演算で定義した演算の結果データ型がNavigatorでは扱えないデータ型になっています。

対処方法

拡張演算の演算式をNavigatorで扱えるデータ型にしてください。

1.2.30.79 KVR70799D

指定されたデータ型に変換できません.

意味

データベースに定義されたデータ型と、辞書に定義済みの情報のデータ型が異なっています。

以下の原因が考えられます。

  1. 辞書とその管理情報に不整合があります。

  2. 拡張演算を使用している場合、演算項目のデータ型がデータベースのデータ型と一致していません。

対処方法

以下の処置を行ってください。

  1. 辞書ディレクトリの修復コマンドにより、辞書の不整合を修復してください。

  2. 拡張演算を使用している場合、演算項目のデータ型を見直し、データベースのデータ型と一致させてください。

1.2.30.80 KVR70805E

データベースの項目情報と辞書の項目情報が一致していません。

意味

サーバ上のデータベースのテーブル構成が変更されたため、問い合わせ操作ができません。

対処方法

サーバ上のデータベース構造とNavigatorで定義した情報の整合性が確保されていません。

Navigatorで管理している項目情報の整合性を確保します。

1.2.30.81 KVR70806E

環境変数“%1”が設定されていないか、設定値に誤りがあります.

意味

使用する機能に必要な環境変数がNavigator Serverの環境設定ファイルに記述されていないか、指定した値に誤りがあります。

パラメタ

%1:必要な環境変数名、または設定値に誤りのある環境変数名

対処方法

Navigator Serverの環境設定ファイルに環境変数を追加してください。

すでに設定されている場合は以下を確認してください。

1.2.30.82 KVR70998E

演算式に誤りがあるかDBMSの環境に誤りがあります.(DBMSのメッセージ=%1)

意味

拡張演算の演算式に誤りがあるかDBMSの環境に誤りがあるため、DBMSでエラーとなりました。

パラメタ

%1:DBMSのメッセージ

DBMSのメッセージが取得できない場合などにエラーコードが表示される場合があります。また、メッセージが長いときには途中まで表示します。

対処方法

これら以外の場合はDBMSのマニュアルを参照してください。

1.2.30.83 KVR70999E

演算式または条件式に誤りがあります.(CODE=%1)

意味

Navigatorが内部的に生成するSQL文に構文上の誤りが検出されました。定義した演算式や条件の文字列がサポートされていない形式です。

パラメタ

%1:構文誤りの内部コード

対処方法

サポートされていない形式の演算式や条件式を指定している場合は演算式または条件式を修正してください。

CODEの値に従って以下の対処をしてください。

※1:CSVファイルまたはShunsakuを利用している場合に、名標(スキーマ名、テーブル名、項目名)に関するエラーが出力された時は、使用する拡張辞書ファイル(CSVファイルの場合)、またはXMLメタ定義ファイル(Shunsakuの場合)の内容が正しいことを確認してください。その他のデータベースを使用している場合には、Navigatorで使用できない名標が使われていないことを確認してください。

例えば、以下のような名標は使用できません。

使用できない名標の詳細については“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。