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Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

B.3.1 条件式

条件式は、パス式で指定した要素ノードの値またはテキスト式で指定したテキストノードの値とキーワードを比較する場合に使用します。また、属性式で指定した属性のノードの値とキーワードを比較する場合にも使用します。

条件式の定義を以下の図に示します。


図B.7 条件式の定義


条件式は、パス式、テキスト式または属性式、比較演算子およびキーワードから成り立ちます。

パターンおよび文字列は、二重引用符(")または引用符(')で囲みます。二重引用符(")と引用符(')は混在して使用できません。


以下に条件式で定義する項目について説明します。


パス式

パス式は、XML文書中の要素ノードの位置を識別するものです。

比較対象となるXML文書中の要素ノードを指定します。

パス式の詳細な書式は、“B.2.1 パス式”を参照してください。


テキスト式

テキスト式はXML文書中の要素ノード直下のテキストノードの値(文字列)を指すための記述です。比較対象となるXML文書中の要素ノード直下のテキストノードを指定します。テキスト式の詳細な書式は、“B.2.2 テキスト式”を参照してください。


注意

条件式に、パス式が同じテキスト式を指定すると、同じ結果が返却されます。

条件式の例を以下に示します。


パス式 :/root/company/name='Yamada'

テキスト式:/root/company/name/text()='Yamada'


結果:上記は同じ結果が返却されます。


属性式

属性式はXML文書中の特定の属性ノードの値を示すための記述です。比較対象となるXML文書中の特定の属性ノードの値を指定します。属性式の詳細な書式は、“B.2.3 属性式”を参照してください。