ページの先頭行へ戻る
Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

10.1.3 APIスナップを利用したデバッグ

APIスナップは、Java APIまたはC APIの各種入出力情報のロギングを行う機能です。

ロギングを行った情報から以下の情報を読み取ることができ、Java APIまたはC APIを利用したアプリケーションを開発する際のデバッグ情報として使用できます。


APIスナップが出力する情報

APIスナップには以下の情報が出力されます。


表10.1 APIスナップが出力する情報の一覧

種別

内容

Java APIの各種入出力情報

アプリケーションから呼び出されたJava APIの、以下のメソッド情報を出力します。(注)

  • メソッド呼出し時の情報

  • メソッド復帰時の情報

  • メソッドで例外が発生したときの情報

出力内容、出力形式、出力例などの詳細は、“10.1.4 Java APIのメソッド情報”を参照してください。

C APIの各種入出力情報

アプリケーションから呼び出されたC APIの、以下の関数情報を出力します。

  • 関数呼出し時の情報

  • 関数復帰時の情報

  • 関数でエラーが発生したときの情報

出力内容、出力形式、出力例などの詳細は、“10.1.5 C APIの関数情報”を参照してください。

注) ShunExceptionクラスの各種入出力情報は出力されません。


参照

性能ログの出力内容については、“導入・運用ガイド”の“性能ログの出力情報”を参照してください。


APIスナップの環境設定

APIスナップを出力する場合は、API用動作環境ファイルに、以下の実行パラメタを設定します。


参照

API用動作環境ファイルの詳細は、“2.4 動作環境ファイルの設定”または“付録A API用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。