XML文書の任意の要素ノードまたはその要素ノードの属性ノードが持つ文字列と、任意のキーワードとの大小関係を比較して、条件を満たす文書を検索することができます。文字列の大小関係とは、文字列の文字コード値の大小関係です。このような検索を大小比較検索といいます。大小比較検索は、パス式、テキスト式または属性式と、検索するキーワードを比較演算子で指定します。比較演算子には、“<”、“<=”、“>”、“>=”が指定できます。
パス式の詳細については、“B.2.1 パス式”を参照してください。
テキスト式の詳細については、“B.2.2 テキスト式”を参照してください。
属性式の詳細については、“B.2.3 属性式”を参照してください。
大小比較および比較演算子の詳細については、“B.3.2 キーワード”の“文字列”を参照してください。
出張日(date)が“2006年02月01日”よりも遅い(大きい)文書を検索します。
/doc/basic/@date > '2006年02月01日'
結果:文書Cが返却されます。
注意
文字コードで大小比較を行うため、比較する文字列は同じ書式でなければなりません。たとえば、'2006年2月1日'と指定すると意図した文書を検索することができません。