string関数は、項目参照の値をData Effectorの扱う標準形式の文字列に変換します。
string関数の書式を以下に示します。
図4.5 string関数の書式
参照
項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。項目参照の値が空の場合は空を返します。
変換後の文字列は、以下の形式になります。
引数に指定した型 | 変換後の文字列 |
---|---|
文字列型 | 変換せず |
数値型 | 整数部+小数部 (注) |
日付型 | YYYY-MM-DD |
時刻型 | hh:mm:ss |
日時型 | YYYY-MM-DD hh:mm:ss |
注) 整数部および小数部は、それぞれ最大18桁までです。
注意
日時データ(日付型、時刻型または日時型)を扱う場合、事前に標準形式に変換しておく必要があります。
数値項目の$年齢が“30”の場合
string($年齢)
文字列として“30”が出力されます。