rtrim関数は、項目参照に指定された文字列の終端にある、連続する以下の文字を取り除いた文字列を返却します。
取り除かれる文字 |
---|
半角空白 |
水平タブ |
CR |
LF |
rtrim関数の書式を以下に示します。
図4.4 rtrim関数の書式
参照
項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。
連結機能のリターン式、集計機能の集計式、およびソート機能のリターン式にrtrim関数を使用した場合、引数に指定したテキスト式、または項目名で示されるデータが空のとき、rtrim関数も空を返却します。
rtrim関数を適用した結果、長さ0の文字列になった場合、そのまま長さ0の文字列と扱います。空とはみなしません。
集計機能では、グループ式に指定された項目の値(グループキー)を元に、入力データを各グループに分類します。この分類処理では、空であるグループキー(入力データ中にタグや項目名が存在しない、または長さが0の場合)と、編集の結果、長さが0になったグループキー(すべて空白文字の項目や、テキストノードにrtrim関数を適用するなど)を同一とみなします。
ソート機能におけるソートキーも同様で、空であるソートキーと、編集の結果、長さが0になったソートキーを同一とみなします。
$名前が“富士通夫△△△△”の場合(△は半角空白)
rtrim($名前)
文字列として“富士通夫”を出力します。