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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

4.2.4 rtrim関数

rtrim関数は、項目参照に指定された文字列の終端にある、連続する以下の文字を取り除いた文字列を返却します。

表4.2 rtrim関数で取り除かれる文字

取り除かれる文字

半角空白

水平タブ

CR

LF


rtrim関数の書式を以下に示します。

図4.4 rtrim関数の書式

参照

項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。


復帰値

変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。



連結機能、集計機能、ソート機能の数値演算式における注意事項

連結機能のリターン式、集計機能の集計式、およびソート機能のリターン式にrtrim関数を使用した場合、引数に指定したテキスト式、または項目名で示されるデータが空のとき、rtrim関数も空を返却します。

rtrim関数を適用した結果、長さ0の文字列になった場合、そのまま長さ0の文字列と扱います。空とはみなしません。


集計機能のグループキー、ソート機能のソートキーにおける注意事項

集計機能では、グループ式に指定された項目の値(グループキー)を元に、入力データを各グループに分類します。この分類処理では、空であるグループキー(入力データ中にタグや項目名が存在しない、または長さが0の場合)と、編集の結果、長さが0になったグループキー(すべて空白文字の項目や、テキストノードにrtrim関数を適用するなど)を同一とみなします。

ソート機能におけるソートキーも同様で、空であるソートキーと、編集の結果、長さが0になったソートキーを同一とみなします。

$名前が“富士通夫△△△△”の場合(△は半角空白)

rtrim($名前)

文字列として“富士通夫”を出力します。