配信フォルダ内の資源を共有ディスクに一元管理し、複数のサーバから共有できます。
複数台のList Worksサーバで処理させることによって、個々のList Worksサーバの負荷を分散できます。
また、1台のList Worksサーバがダウンした場合でも、Web配信操作クライアントから配信管理サーバに再度ログインすることで、帳票の印刷配信の運用を停止させることなく継続できます。
配信フォルダの共有運用では、負荷分散装置を利用して複数のList Worksサーバで運用します。配信フォルダの共有運用ができるサーバは10台までです。それぞれのList Worksサーバには、リスト管理サーバおよび配信管理サーバをインストールします。
配信出力サーバおよび共有ディスクは、List Worksサーバとは別サーバに配置します。
データベースサーバは、List Worksサーバ上に作成することも可能ですが、以下を推奨します。
List Worksサーバとは別サーバにする(配信データベースが存在するList Worksサーバがダウンした場合にシステムが停止するため)
上記に加えて、データベースサーバをクラスタ運用する(データベースサーバの故障に備えるため)
注意
配信フォルダの共有運用を行う場合、すべてのList Worksサーバに同じバージョンレベルのList Worksがインストールされている必要があります。
11台以上のList Worksサーバで運用する場合は、製品をご購入された際の販売会社または弊社の担当営業・SEにご相談ください。
配信フォルダの共有運用のための環境設定については、“3.5.4 配信フォルダの共有運用の準備<EEのみ>”および“3.10 配信管理サーバの環境設定”を参照してください。 |