配信フォルダの共有運用を行うために、以下の準備をします。
共有ディスク
List Worksサーバのアクセス権
共有ディスクの準備
配信フォルダの共有運用を行う場合は、NTFSでフォーマットされた共有ディスクを用意します。
共有ディスクに、配信フォルダを格納するためのフォルダを作成します。フォルダを作成する場所は、フォルダのパスが100バイト以内になるようにします。
作成するフォルダの例を以下に示します。
例)\\Server\Shared\LDST_Data
Server:サーバ名 Shared:共有名 LDST_Data :フォルダ名
注意
共有ディスクの準備では、以下のことに留意してください。
共有ディスクが存在するサーバとList Worksサーバは、同じドメインに属する必要があります。
共有ディスクが存在するサーバとList Worksサーバは、同一ネットワークセグメント(サブネット)にする必要があります。
配信フォルダの帳票を格納するフォルダ配下には、ファイルやフォルダを格納しないでください。
List Worksサーバのアクセス権
共有ディスクにアクセスできるように、以下に対してフルコントロールのアクセス権が設定されている必要があります。
List Worksサービスのログオンアカウント(注)
サービス「LW Transfer Service」のログオンアカウント(注)
サービス「TransactionDirector」のログオンアカウント(注)
サービス「INTERSTAGE」のログオンアカウント(注)
サービス「Interstage Operation Tool」のログオンアカウント(注)
FUJITSU 帳票管理サービスのログオンアカウント(注)
帳票配信サービスのログオンアカウント(注)
配信管理サーバの環境設定用のコマンドおよび運用用のコマンドを実行するユーザ(管理者権限)
帳票出力アプリケーションの実行ユーザ(List Creator互換印刷機能を利用する場合)
List Works帳票を表示するユーザ
注:ログオンアカウントにシステムアカウントが設定されている場合は、SYSTEMに対しフルコントロールのアクセス権を設定します。
なお、Interstage Application Server のインストール時にInterstage 管理コンソールを選択しなかった場合、「Interstage Operation Tool」の設定は不要です。