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Enterprise Postgres 14 オペレーター概説書
FUJITSU Software

1.2.2 高可用性機能

1.2.2.1 自動フェイルオーバー

マスターサーバのコンテナやPodで異常を検知すると、自動フェイルオーバーによりレプリカサーバをマスターサーバに昇格し、データベースの接続先を切り替えます。データベースのコネクションは切断されますが、再度アプリケーションからコネクションを確立することで、再接続可能となります。

1.2.2.2 自動リカバリ

マスターサーバで異常が発生し自動フェイルオーバした場合、異常となった旧マスターサーバのPodやコンテナは自動で再起動され、レプリカサーバとして再度クラスタに組み込まれます。

レプリカサーバで異常が発生した場合も、自動で再起動され、レプリカサーバとして再度クラスタに組み込まれます。

1.2.2.3 手動切り替え

手動でレプリカサーバをマスターサーバに切り替えることができます。この場合、旧マスターサーバはレプリカサーバになります。