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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

4.3 クローニングイメージの採取完了後、不要なイメージがVM管理製品上に作成される。

意味

仮想L-Serverのクローニングイメージ採取中に本製品の管理サーバやマネージャーがシステムダウンやリブートした場合、本製品の再起動後にクローニングイメージの採取を継続しますが、不要なイメージがVM管理製品上に作成される場合があります。


対処

以下の手順で復旧してください。

  1. OSの管理者権限で管理サーバにログインします。

  2. 以下のコマンドを実行し、クローニングイメージの一覧を表示します。

    【Windowsマネージャー】

    >"インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm" image list -type cloning <RETURN>

    【Linuxマネージャー】

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm image list -type cloning <RETURN>

  3. 手順2.で表示されたイメージの一覧に、以下の名前のイメージが存在しているか確認してください。

    イメージ名_index

    注意

    • 本製品で未使用のイメージは、イメージ名の先頭がスラッシュ("/")以外のイメージです。

      本製品で未使用のイメージを確認してください。

    • indexは1以上の数字を示します。

  4. 手順3.で本製品の再起動前後に採取していたイメージが存在していた場合、以下のコマンドを実行し、そのイメージを削除してください。

    【Windowsマネージャー】

    >"インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm" image delete -name イメージ名_index -version 世代 <RETURN>

    【Linuxマネージャー】

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm image delete -name イメージ名_index -version 世代 <RETURN>