管理サーバと採取対象サーバとの間で機器、ソフトウェア、およびネットワーク上の異常が発生していないか確認してください。
可能であれば、各機器およびソフトウェア上で調査資料の採取を行ってください。
採取対象サーバの復旧は、以下の手順で行います。
採取対象サーバのコンソール画面を確認します。
採取対象のOSが起動していない場合には、強制停止でサーバを停止したあと、電源を入れて採取対象のOSを起動します。
採取対象サーバの管理LANネットワークの状態を確認します。
管理LANのIPアドレスがスタティックで設定されていない状態の場合には、手動で設定を復旧します。
採取対象サーバのRORエージェントサービスの自動起動設定を確認します。
自動起動設定が解除されている場合には、自動起動設定を復旧してサービスを起動します。
【Windows】
[管理ツール]-[サービス]にて、「Resource Coordinator Agent」サービスの「スタートアップの種類」が「自動」でない場合、「自動」に変更してサービスを起動します。
【Linux】
以下のコマンドで、「SCruiserAgent」サービスの自動起動設定を確認します。
chkconfig --list SCruiserAgent
自動起動設定が「off」の場合には、以下のコマンドで「on」に変更します。
chkconfig --level 2345 SCruiserAgent on
以下のコマンドで、「SCruiserAgent」サービスを起動します。
/etc/init.d/SCruiserAgent start
採取対象サーバの管理LAN以外のネットワークの状態を確認します。
ネットワーク設定がない場合には、以下の対処を行います。
「クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を使用している場合には、設定コマンド(rcxadm lanctl set)を実行して復旧します。
「クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を使用していない場合には、手動で設定を復旧します。