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Systemwalker Desktop Patrol リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

5.2 「dtplook.exe」ツールによる資料採取

「dtplook.exe」ツールはCSのログ情報を収集するツールです。

ツールの格納場所

「dtplook.exe」ツールの格納場所は、以下のとおりです。

CSの以下のフォルダ

CSのインストールディレクトリ\bnserv\bin\dtplook.exe

ログ採取対象PCについて

「dtplook.exe」ツールはCSでのみ実行してください。

資料採取に必要なディスクサイズ

以下の計算式で算出されるサイズ以上の空き領域があることを確認してください。

500MB +
[%SYSTEMDRIVE%\Inetpub\logs\LogFiles\W3SVC1]ディレクトリのサイズの2倍 +
データベースのバックアップサイズ(※)

※ データベースのバックアップサイズは、管理するCT数1000台に付き100MB以上を目安としてください。

「dtplook.exe」ツールの使い方

  1. 資料を格納するディレクトリを作成します。

    例) c:\log

  2. 資料を格納するディレクトリを引数にしてコマンドプロンプト上でdtplook.exeを実行してください。

    例) "C:\Program Files\DesktopPatrol\bnserv\bin\dtplook.exe" c:\log

  3. 資料格納先ディレクトリに作成されたファイルを採取してください。

記述形式

dtplook.exe [/d採取オプション] 採取情報格納ディレクトリ

オプション
/d採取オプション

必要に応じて採取オプションを指定します。

all: 詳細情報を採取します。(デフォルト)

part: 一部の詳細情報を採取します。

no: 詳細情報を採取しません。

採取情報格納ディレクトリ

採取したログ情報の保存先を半角200文字以内の絶対パスで指定してください。

保存先には“dtplook.dat2”という名前のファイルが作成されます。

注意

dtplook.exe」ツール使用時の注意事項

  • 採取情報の出力先にはローカルディスク上のフォルダを指定してください。

  • 「dtplook.exe」ツールを実行する場合は、Administratorsの権限を持つユーザーで実行してください。

  • 以下のどちらかの利用者でWindowsにログオンしてから実行する必要があります。

    • 運用環境保守ウィザードにより、運用環境の構築または運用環境の拡張を行った利用者

    • dtpctlusr.exeコマンドで追加した利用者

  • 事前にSWDTP_ctrl.exe(一括起動停止)コマンドでサービスやタスクを停止してから、資料採取を行ってください。サービスやタスクを停止せずに資料採取を行うことも可能ですが、その場合、一部の情報が採取できない場合があります。