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NetCOBOL V12a (V12.2.0A) リリース情報
FUJITSU Software

1.2.5 NetCOBOL V8.0の追加機能概要

表1.6 NetCOBOL V8.0の追加機能概要

項番

V/L

機能名

内容

マニュアルの記載場所(注1)

1

V8.0L10

デッドロック出口機能

データベース連携時のデッドロック発生時の処理をCOBOLプログラムで簡単に記述できるようになりました。

COBOL文法書

  • 6.4.53 USE FOR DEAD-LOCK文

使用手引書

  • 22.2.14 デッドロック出口

  • H.1.6 デッドロック出口スケジュールサブルーチン

2

V8.0L10

データエリア情報のリスト出力

MAPオプションの指定により、データエリア情報をリストに出力できるようになりました。

使用手引書

  • 3.2.2.6 データエリアに関するリスト

  • A.2.29 MAP(データマップリスト、プログラム制御情報リストおよびセクションサイズリストの可否)

3

V8.0L10

任意日付取得機能

COBOLアプリケーションで取得する日付に、任意の日付を指定できるようになりました。

使用手引書

  • 5.4.1.20 @CBR_JOBDATE(任意の日付を取得)

  • 11.1.7任意の日付を入力

  • D.3 CURRENT-DATE関数を利用した西暦の取得

4

V8.0L10

ファイル連結/追加書き機能

アプリケーションプログラムを起動する前に手動で操作していたファイルの連結や追加書き処理をCOBOLがサポートしました。

使用手引書

  • 7.7.5 ファイル追加書き

  • 7.7.6 ファイルの連結

5

V8.0L10

他社COBOL互換機能

ADVANCING付きのWRITE文が行順ファイルにも指定できるようになり、Micro Focus社のCOBOLから移行しやすくなりました。

COBOL文法書

  • 6.4.54 WRITE文(順ファイル)

6

V8.0L10

実行時メッセージの改善

COBOLプログラムの行番号を実行時メッセージで出力することにより、エラーの検出箇所がわかりやすくなりました。

また、実行時メッセージの重大度の指定が可能になり、運用環境に合わせたメッセージの出力ができるようになりました。

使用手引書

  • 5.4.1.23 @CBR_MESS_LEVEL_CONSOLE(実行時メッセージの重大度指定)

  • 5.4.1.24 @CBR_MESS_LEVEL_EVENTLOG(実行時メッセージの重大度指定)

  • F.3 実行時メッセージ

7

V8.0L10

COBOL Webサブルーチン

サニタイジング(置換えによる無害化)処理をサポートし、WebアプリケーションのXSS(クロスサイトスクリプティング) 脆弱性に対応できるようになりました。

COBOL Webサブルーチン使用手引書

  • 7.2.2.3 処理結果の出力

注1:「マニュアルの記載場所」は、当該V/L製品で提供されるマニュアルの記載場所です。