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FUJITSU Software

2.3.2 文字部品辞書

文字部品辞書とは、文字の構成部品を管理する辞書です。

2.3.2.1 カラム構成

名称

説明

値についての制約

CODE

文字部品コード。文字部品辞書内で一意なID。4桁の16進数で表す。

例) "4E00"

1以上。

GLYPHCODE

字形コード。字形辞書内で一意なID。8桁の36進数で表す。

例) "KW01E000"

字形辞書の字形コードに従う。

2.3.2.2 検索結果レコードセット取得メソッド

この検索機能では、文字部品辞書を対象にした検索をし、結果レコードセットやレコード数を、CSV形式で返却します。

◆リクエスト先のURL

http://SERVERNAME:PORT/WEBAPL/csv/getParts

◆リクエストパラメーター

名称

説明

値についての制約

getCount

検索結果レコード数を取得したい場合はtrue、結果レコードセットを取得したい場合はfalseを指定する。

任意。

withCount

検索結果レコードセットと検索結果レコード数とを一緒に取得したい場合はtrue、結果レコードセットだけを取得したい場合はfalseを指定する。

任意。

limitRange

検索結果のページング範囲を1以上の整数で表す。getCount=trueの場合、この指定は無視される。

必須。開始と終了の値はそれぞれ1以上。範囲の幅は1~100。

codeRanges

一意なIDを持つ辞書エレメントのコード範囲を1次元配列で指定する。

任意。文字部品コード制約に従う。

glyphCodeRanges

字形を持つ辞書エレメントの字形コード範囲を1次元配列で指定する。

任意。字形コード制約に従う。

◆リクエストの例

文字部品コードが「4E00~4E05」で、文字部品の1~10番目を取得する場合のリクエスト。

http://SERVERNAME:PORT/WEBAPL/csv/getParts?limitRange=1-10&codeRanges=4E00-4E05

2.3.2.3 特定字形画像取得メソッド

この検索機能はありません。

2.3.2.4 手書き字形認識結果レコードセット取得メソッド

この検索機能では、文字部品辞書を対象にした手書き文字認識をし、結果レコードセットをCSV形式で返却します。

◆リクエスト先のURL

http://SERVERNAME:PORT/WEBAPL/csv/recognizeAsPart

◆リクエストパラメーター

名称

説明

値についての制約

limit

認識結果レコードセットの返却数。

必須。0~100。

rect

キャンバス矩形の左上座標と右下座標を2次元配列で指定する(座標1つは1次元配列で扱う。それが左上と右下の2つ必要なので、2次元配列となる)。

必須。座標は0以上。左上座標と右下座標は異なっていなければならない。

points

ストローク配列(ストロークは座標配列。座標は数値配列。つまり数値の3次元配列)。

例)キャンバス(0,0;10,10)に十字を書いた場合。
points=0,5;10,5|5,0;5,10

必須。座標は0以上。マイナスの座標やrectの範囲を超えた座標を指定された場合の動作は保証しない。

◆リクエストの例

キャンバス矩形(0,0)-(100,100)に書かれた手書きストローク(1,50)-(99,50),(50,1)-(50,99)を、文字部品字形として認識した結果を5個取得する場合のリクエスト。

http://SERVERNAME:PORT/WEBAPL/csv/recognizeAsPart?limit=5&rect=0,0;100,100&points=1,50;99,50|50,1;50,99