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Interstage Charset Manager Standard Edition V10 使用手引書 入力機能編
FUJITSU Software

A.1.3 Charset-入力アシストのバージョン取得

Charset-入力アシストのバージョンを意識する必要がある場合、またはバージョンを表示する必要がある場合は、バージョン取得サービスを呼び出します。

バージョン取得は、次の2つがあります。

どちらも、戻り値は0以外のメインバージョンを表す数値です。

【バージョン情報の取得

(1) メインバージョン取得
dwMainFunc = FJI_EP1_GETFJIVERSION
dwSubFunc  = FJI_EP1_GOV_MAINVERSION (=0x0001)
dwOption   = 0 (リザーブ)
lpPointer  = NULL

(2) フルバージョン取得
dwMainFunc = FJI_EP1_GETFJIVERSION
dwSubFunc  = FJI_EP1_GOV_FULLVERSION (=0x0002)
dwOption   = 0 (リザーブ)
lpPointer  = FJI_FULL_VERSION構造体へのポインタ(書き込み用)

typedef struct _tagFJI_FULL_VERSION {  //(4バイトalignment)
    DWORD   dwMajorVersion; // バージョン情報
    DWORD   dwMinorVersion;
    DWORD   dwLevel;        // レベル
    DWORD   dwMajorRelease; // リリース情報
    DWORD   dwMinorRelease;
    DWORD   dwReserve[2];   // リザーブ域
} FJI_FULL_VERSION, FAR *LPFJI_FULL_VERSION;
戻り値は共通であり、表示上の数値×100の値を返す。つまり、Charset-入力アシスト V9では900を返す。dwSubFuncに未サポートの値がセットされている場合は0を返す。 その他の不正なパラメータの場合も0を返す。dwOptionは無視する。フルバージョン取得のとき、lpPointerが有効なアドレス(IsBadWritePtr APIでFALSEを返す)ではない場合は、-1(0xffffffff)を返す。フルバージョン取得の場合は、戻り値の他に、構造体の内容もセットする。
dwMajorVersion = Charset-入力アシスト V9.6.0では9。整数部だけをセットする。
dwMinorVersion = Charset-入力アシスト V9.6.0では0。
dwLevel        = Charset-入力アシスト V9.6.0では70。
dwMajorRelease = Rel.01Bの場合は1。
dwMinorRelease = Rel.01Bの場合は2。1~26がA~Zに対応する。0の場合はアルファベットは付かない。
dwReserve [2]  = 不定。