Charset-入力アシストのバージョンを意識する必要がある場合、またはバージョンを表示する必要がある場合は、バージョン取得サービスを呼び出します。
バージョン取得は、次の2つがあります。
製品の区別が付けられるメインバージョン取得
個別リリースの版数の区別が付けられるフルバージョン取得
どちらも、戻り値は0以外のメインバージョンを表す数値です。
(1) メインバージョン取得 dwMainFunc = FJI_EP1_GETFJIVERSION dwSubFunc = FJI_EP1_GOV_MAINVERSION (=0x0001) dwOption = 0 (リザーブ) lpPointer = NULL (2) フルバージョン取得 dwMainFunc = FJI_EP1_GETFJIVERSION dwSubFunc = FJI_EP1_GOV_FULLVERSION (=0x0002) dwOption = 0 (リザーブ) lpPointer = FJI_FULL_VERSION構造体へのポインタ(書き込み用) typedef struct _tagFJI_FULL_VERSION { //(4バイトalignment) DWORD dwMajorVersion; // バージョン情報 DWORD dwMinorVersion; DWORD dwLevel; // レベル DWORD dwMajorRelease; // リリース情報 DWORD dwMinorRelease; DWORD dwReserve[2]; // リザーブ域 } FJI_FULL_VERSION, FAR *LPFJI_FULL_VERSION;
戻り値は共通であり、表示上の数値×100の値を返す。つまり、Charset-入力アシスト V9では900を返す。dwSubFuncに未サポートの値がセットされている場合は0を返す。 その他の不正なパラメータの場合も0を返す。dwOptionは無視する。フルバージョン取得のとき、lpPointerが有効なアドレス(IsBadWritePtr APIでFALSEを返す)ではない場合は、-1(0xffffffff)を返す。フルバージョン取得の場合は、戻り値の他に、構造体の内容もセットする。
dwMajorVersion = Charset-入力アシスト V9.6.0では9。整数部だけをセットする。 dwMinorVersion = Charset-入力アシスト V9.6.0では0。 dwLevel = Charset-入力アシスト V9.6.0では70。 dwMajorRelease = Rel.01Bの場合は1。 dwMinorRelease = Rel.01Bの場合は2。1~26がA~Zに対応する。0の場合はアルファベットは付かない。 dwReserve [2] = 不定。