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Interstage Charset Manager Standard Edition V10 使用手引書 入力機能編
FUJITSU Software

3.8 運用時のユーザアカウント

Charset-入力アシストでは、日本語資源を移入し運用する場合には、注意が必要になります。

管理者アカウントまたは標準ユーザー アカウントのいずれの場合でも注意が必要です。

この節では、必要な注意事項について説明します。

注意

本マニュアルでの説明は、「ユーザー アカウント制御」について、次のように設定されている状態(ホーム ユーザー向けの初期状態)を前提としています。

  • 「ユーザー アカウント制御」が有効

  • 「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(既定)」に設定されている

なお、「ユーザー アカウント制御」の有効/無効や、その動作に関連する設定については、Windowsのヘルプでその影響などを良くご確認ください。

参考

◆標準ユーザー アカウントでの運用」で説明している設定や手順については、「ユーザー アカウント制御」を無効にすると不要になります。この状態で管理者アカウントにより運用する場合には、特別な注意は不要です。また、標準ユーザー アカウントにて運用についても、「◆標準ユーザー アカウントでの運用」の説明を参照してください。

Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の3.4.2.2項もあわせて参照してください。

標準ユーザー アカウントでの運用

「ユーザー アカウント制御」が有効で、かつ標準ユーザー アカウントで運用する場合には、日本語資源の運用の際に必要な設定や操作があります。

次のように、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」を参照してください。

項目

参照先

日本語資源取出し環境の設定

3.1.1項

→「日本語資源取出し環境の設定」

→「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」

上記の場所の、「画面から行う場合の手順」または「コマンドで行う場合の手順」

日本語資源の取出しと移入

全体的な説明

3.1.1項

→「日本語資源の取出し」

→「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」

上記の場所の「手順」

辞書の移入に必要な設定

3.2.2項

→「Charset-入力アシストの場合」

→「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」

上記の場所の「手順」

書体を意識した外字の移入についての説明

2.2.1項

→「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」

上記の場所の「手順」

注意

  • 標準ユーザー アカウントにて運用する場合には、Charset Managerの各機能を起動すると表示される権限昇格ダイアログボックスに対して、管理者のIDとパスワードを入力しないでください。

  • 上で説明している方法で日本語資源を移入した場合、外字は「標準の外字」ではなくて「書体を意識した外字」として移入されます。標準ユーザー アカウントにて標準の外字を使用する際の注意事項については、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の3.4.2.2項にある注意書きを参照してください。

◆管理者アカウントでの運用

「ユーザー アカウント制御」が有効で、かつ管理者アカウントで運用する場合には、日本語資源の取出し環境の設定、日本語資源の取出し、および日本語資源の移入の各機能を起動したり、運用住所辞書の移入を実行すると、権限昇格ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスに対し、適切な情報を入力して同意することで、各機能を利用することができます。

管理者アカウントを使用しているが、権限昇格を行わない場合は、「◆標準ユーザー アカウントでの運用」での説明と同じ設定や操作が必要になります。

注意

標準の外字は、管理者アカウントを使用し、かつ権限昇格を行った場合のみに使用できます。
管理者アカウントを使用しているが、権限昇格を行わずに標準の外字を利用する場合は、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の3.4.2.2項にある注意書きを参照してください。