Charset-入力アシストでは、日本語資源を移入し運用する場合には、注意が必要になります。
管理者アカウントまたは標準ユーザー アカウントのいずれの場合でも注意が必要です。
この節では、必要な注意事項について説明します。
注意
本マニュアルでの説明は、「ユーザー アカウント制御」について、次のように設定されている状態(ホーム ユーザー向けの初期状態)を前提としています。
「ユーザー アカウント制御」が有効
「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(既定)」に設定されている
なお、「ユーザー アカウント制御」の有効/無効や、その動作に関連する設定については、Windowsのヘルプでその影響などを良くご確認ください。
参考
「◆標準ユーザー アカウントでの運用」で説明している設定や手順については、「ユーザー アカウント制御」を無効にすると不要になります。この状態で管理者アカウントにより運用する場合には、特別な注意は不要です。また、標準ユーザー アカウントにて運用についても、「◆標準ユーザー アカウントでの運用」の説明を参照してください。
Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の3.4.2.2項もあわせて参照してください。
◆標準ユーザー アカウントでの運用
「ユーザー アカウント制御」が有効で、かつ標準ユーザー アカウントで運用する場合には、日本語資源の運用の際に必要な設定や操作があります。
次のように、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」を参照してください。
項目 | 参照先 | |
---|---|---|
日本語資源取出し環境の設定 | 3.1.1項 →「日本語資源取出し環境の設定」 →「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」 上記の場所の、「画面から行う場合の手順」または「コマンドで行う場合の手順」 | |
日本語資源の取出しと移入 | 全体的な説明 | 3.1.1項 →「日本語資源の取出し」 →「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」 上記の場所の「手順」 |
辞書の移入に必要な設定 | 3.2.2項 →「Charset-入力アシストの場合」 →「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」 上記の場所の「手順」 | |
書体を意識した外字の移入についての説明 | 2.2.1項 →「ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合」 上記の場所の「手順」 |
◆管理者アカウントでの運用
「ユーザー アカウント制御」が有効で、かつ管理者アカウントで運用する場合には、日本語資源の取出し環境の設定、日本語資源の取出し、および日本語資源の移入の各機能を起動したり、運用住所辞書の移入を実行すると、権限昇格ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスに対し、適切な情報を入力して同意することで、各機能を利用することができます。
管理者アカウントを使用しているが、権限昇格を行わない場合は、「◆標準ユーザー アカウントでの運用」での説明と同じ設定や操作が必要になります。