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Interstage Charset Manager Standard Edition V10 使用手引書 入力機能編
FUJITSU Software

3.7.2 Charset-氏名辞書オプションとの連携

3.7.2.1 概要

Charset-氏名辞書オプションと連携すると、一般の単語辞書には収録されないような氏名を含む約62万件のデータから入力できます。

3.7.2.2 インストール

資源管理サーバにCharset-氏名辞書オプションをインストールします。手順などの詳しくは、Charset-氏名辞書オプションのソフトウェア説明書を参照してください。

3.7.2.3 運用手順

Charset-氏名辞書オプションをインストール後、次のように運用します。

  1. 資源管理サーバから部門サーバへ運用氏名辞書を配付する

  2. クライアント側で部門サーバから運用氏名辞書を含めた日本語資源を取得する

  3. 運用氏名辞書を含めた日本語資源を移入する

注意

「ユーザー アカウント制御」が有効の場合、管理者アカウントで日本語資源の取出し環境の設定、日本語資源の取出しおよび移入を行おうとすると、OSにより権限昇格ダイアログボックスが表示されます。また、標準ユーザー アカウントでこれらの操作を行う場合は、設定や手順が別途必要となります。日本語資源の取出しや移入を行う方法について詳しくは、「3.8 運用時のユーザアカウント」を参照してください。

資源管理サーバから部門サーバへ運用氏名辞書を配付する

手順について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第6章を参照してください。

  1. [スタート]から日本語資源管理を起動し、ツリー上で、Charset-入力アシストを運用している業務の下層にある、「配付情報」を選択します。

  2. メニューの[業務]-[配付]をクリックします。配付ダイアログが表示されます。

  3. 配付ダイアログで、必要なオプションを設定し、[OK]ボタンをクリックします。

クライアント側で部門サーバから運用氏名辞書を含めた日本語資源を取得する

必要な作業は、「環境の設定」および「日本語資源の取り出し」です。
「日本語資源の取り出し」は、自動実行することも可能です。

手順について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の第3章の「配付された日本語資源を取り出す」を参照してください。

環境の設定
  1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Charset Manager Standard Edition]-[日本語資源取出し環境の設定]をクリックします。

  2. [日本語資源取出し環境の設定]ダイアログで、必要な設定を行い、[OK]ボタンをクリックします。
    このとき、[配付情報]の[IME種別]には「Charset-入力アシスト」を設定します。

日本語資源の取り出し

[スタート]-[すべてのプログラム]-[Charset Manager Standard Edition]-[日本語資源取出し]をクリックします。

運用氏名辞書を含めた日本語資源を移入する

取得した資源は、同じタイミングで自動的にCharset-入力アシストへ移入されます。ただし、Charset-入力アシストで辞書を使用中であるなど、何らかの理由で移入が失敗することがあります。その際には、Windowsに再ログオンしてください。ログオン時に自動的に移入を行います。

配付資源の移入について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の第3章の「日本語資源を移入する」を参照してください。

注意

資源移入に失敗した場合でも、環境によっては一部の資源が移入されていることがあります。