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Interstage Charset Manager Standard Edition V10 使用手引書 入力機能編
FUJITSU Software

3.1.4 読みに「英数字/記号」が含まれる単語の運用

資源管理サーバで作成した単語のうち、読みに「英数字/記号」が含まれる単語は、そのままCharset-入力アシストへ移入することはできません。このような単語を運用する場合は、JapanistなどのベンダIME辞書を利用する必要があります。

ここでは、Japanist2003の辞書を利用する方法を例にして、配付資源の取得から移入までの手順の概略を説明します。ベンダIME辞書の利用手順について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の3.2節の「辞書を移入する」を参照してください。

配付資源の取得(環境の設定)
  1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Charset Manager Standard Edition]-[日本語資源取出し環境の設定]をクリックします。

  2. [日本語資源取出し環境の設定]ダイアログで、必要な設定を行い、[OK]ボタンをクリックします。
    このとき、[配付情報]の[IME種別]には「Japanist2003」を設定します。

配付資源の取得(日本語資源の取出し)

[スタート]-[すべてのプログラム]-[Charset Manager Standard Edition]-[日本語資源取出し]をクリックします。

取得した資源の移入
  1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Charset-入力アシスト V9]-[辞書ツールキット]を選択し、辞書ツールキットを起動します。

  2. 辞書一覧で、単語を登録する辞書をユーザ辞書から選択し、メニューの[ツール]-[抽出ファイルから単語を登録]を選択します。

  3. 取得した日本語資源の中の「Japanist.txt」(ベンダIMEの単語登録用テキスト)のパスを指定して、[開く]ボタンをクリックします。以降は画面上の指示に従います。

注意

  • 移入時に使用するベンダIMEの単語登録用テキストの位置などについては、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の3.2節の「辞書を移入する」を参照してください。

  • ベンダIME辞書による作業が終わったら、[日本語資源取出し環境の設定]ダイアログの設定で、[配付情報]の[IME種別]に「Charset-入力アシスト」を設定しなおしてください。

注意

「ユーザー アカウント制御」が有効の場合、管理者アカウントで日本語資源の取出し環境の設定、日本語資源の取出しおよび移入を行おうとすると、OSにより権限昇格ダイアログボックスが表示されます。また、標準ユーザー アカウントでこれらの操作を行う場合は、設定や手順が別途必要となります。日本語資源の取出しや移入を行う方法について詳しくは、「3.8 運用時のユーザアカウント」を参照してください。