ページの先頭行へ戻る
Interstage Charset Manager Standard Edition V10 使用手引書 入力機能編
FUJITSU Software

2.5.1 運用する場合の制限・注意事項

2.5.1.1 Internet Explorerの保護モードに関する事柄

参考

OSの整合性機構とInternet Explorerの保護モード

WindowsのOSには「整合性機構」と呼ばれる仕組みがあり、プロセス(およびファイルやレジストリといったセキュリティオブジェクト)には「整合性レベル」のラベルが付加されます。整合性レベルには、高・中・低の3段階のレベルがあり、自分より高い整合性レベルが付加されているオブジェクトへの書き込みアクセスはできません。
Internet Explorerの保護モードもこの機構に基づいたものであり、保護モードが有効な場合は整合性レベルが低に設定されます。Charset-入力アシストは文字入力対象の整合性レベルと同じレベルで動作するため、保護モードが有効なInternet Explorerで使用すると整合性レベルが低になります。その結果、先に説明した各種の制限が発生します。
なお、これらの制限事項は、保護モードが有効になっているInternet Explorer以外に、整合性レベルが低で動作するアプリケーションにも当てはまります。本マニュアルでは、整合性レベルが低のアプリケーションの中で最も利用機会が多いものとして、Internet Explorerを例に挙げて説明しています。

2.5.1.2 Windowsに関する事柄

2.5.1.3 Windows 10に固有の事柄

Windows ストア アプリ、タスクバーの検索ボックスでは日本語入力できません。日本語入力をする際には、Windowsキーを押したままSpace キーを押すことで日本語入力ソフトを変更してください。

2.5.1.4 Adobe Readerの保護モードに関する事柄

保護モードが有効になっているAdobe Reader上で、Charset-入力アシストの各機能を使用する場合には、「2.5.1.1 Internet Explorerの保護モードに関する事柄」で説明している事柄と同等の内容の制限・注意事項に加えて、次の制限があります。

2.5.1.5 Microsoft Edgeに関する事柄

Microsoft Edge上で文字入力をする際に、未確定文字列や入力予測候補の位置がよみの位置の近くにならない場合があります。この場合は、入力対象のページをMicrosoft Edge IEモードで動作するよう設定の上利用してください。

2.5.1.6 全般的な事柄