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NetCOBOL V12a (V12.2.0A) リリース情報
FUJITSU Software

1.2.2 NetCOBOL V11の追加機能概要

表1.3 NetCOBOL V11の追加機能概要

項番

V/L

機能名

内容

マニュアルの記載場所

1

V11.1.0

ファイル識別名、ファイル識別名定数の仕様拡張

ファイル識別名を30文字まで指定できるようになりました。また、ファイル識別名定数を環境変数名として扱えるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • A.3.18 FILELIT(ファイル識別名定数の扱い)

COBOL文法書

  • 4.3.1.3 ASSIGN句(順ファイル・相対ファイル・索引ファイル)

2

V11.1.0

Micro Focus同義語サポート

翻訳オプションMFを指定することにより、Micro Focus固有の同義語をNetCOBOLでも同義語として扱えるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • A.3.31 MF(Micro Focus互換モードの指定)

COBOL文法書

  • 10.7 Micro Focus同義語互換モード

3

V11.1.0

PRINTER_nのサポート

ASSIGN句において、PRINTER_n指定をサポートしました。nは1~99までの整数を指定できます。

COBOL文法書

  • 4.3.1.3 ASSIGN句(順ファイル・相対ファイル・索引ファイル)

  • 11.8.6.17 WRITE文(オブジェクト指向プログラミング)

4

V11.1.0

Makefile作成支援コマンド(cobmkmfコマンド)の機能改善

Makefile作成支援コマンド(cobmkmfコマンド)が扱うソースファイルの拡張子に、デフォルト(*.cob、 *.cobol)以外の拡張子を使用できるようになりました。また、サブフォルダに置いたファイルをビルド対象に含めることができるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • J.5 cobmkmfコマンド

5

V11.1.0

用紙サイズ/印刷形式の省略値指定

印刷情報ファイルに用紙サイズ/印刷形式を指定できるようになりました。

NetCOBOL ユーザーズガイド

  • 8.1.12 印刷情報ファイル

6

V11.1.0

コンパイラが使用するコード変換ライブラリの指定

コンパイラが文字コード変換に使用するコード変換ライブラリを指定できるようになりました。

NetCOBOL ユーザーズガイド

  • A.3.7 CONVCHAR(コンパイラが使用するコード変換ライブラリ)

7

V11.1.0

データ領域の獲得方法の指定をサポート

プログラムのデータ領域を割り付けるメモリを静的に獲得するか、動的に獲得するかを指定できるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • 10.1.3.3 プログラムのデータ領域

  • A.3.12 DATAAREA(データ領域の獲得方法の指定)

8

V11.0.1

Windows(64) Interstage Job Workload Server連携機能

Windows(64) Interstage Job Workload Server連携で、以下の機能を使用できるようになりました。

  • ファイルの高速処理

  • ファイルの追加書き

  • ファイルの連結

  • ダミーファイル

DISPLAY文・ACCEPT文によるファイル入出力拡張機能

NetCOBOLユーザーズガイド

  • 7.7.4 ファイルの高速処理

  • 7.7.5 ファイルの追加書き

  • 7.7.6 ファイルの連結

  • 7.7.7 ダミーファイル

  • 11.1.6.4 DISPLAY文のファイル出力拡張機能

11.1.6.5 ACCEPT文のファイル入力拡張機能

9

V11.0.1

NetCOBOL Studio

NetCOBOL StudioのEclipse基盤が4.3(*)になりました。これにより、ビューのレイアウトを自由に配置することができ、マルチディスプレイ環境においての操作性を向上させることができます。また、最新の各種プラグインを組み合わせることで多様な機能を利用することができるようになりました。

*:カスタムインストールによって、Eclipse 3.4基盤のNetCOBOL Studioを代わりにインストールすることもできます。ただし、Eclipse 3.4基盤のNetCOBOL StudioはWindows 10での動作をサポートしていません。Windows 10上で使用する場合は、デフォルトでインストールされるEclipse 4.3基盤のNetCOBOL Studioをお使いください。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 第11章 Eclipse 4.3基盤の利用

10

V11.0.1

自由形式サポート

[NetCOBOL Studio (Eclipse 4.3 基盤) のみ対応]

NetCOBOL Studioエディタで自由形式のCOBOLソースファイルを編集できるようになりました。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 5.10 正書法

  • A.1.47 SRF翻訳オプション

11

V11.0.1

リモート開発におけるセキュリティ強化

[NetCOBOL Studio (Eclipse 4.3 基盤) のみ対応]

SSHポートフォワーディングにより、Linux(64)をターゲットにするリモート開発時のセキュリティが強化されました。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 9.2.1.1 NetCOBOLリモート開発サービス

12

V11.0.0

Unicode(UTF-32)サポート

UTF-32エンコードをサポートしました。これにより、Unicodeの場合でも日本語文字を固定長で扱うことができるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • 第6章 文字コード

  • 7.1.4 Unicodeデータの扱い

  • 8.1.14 Unicodeの印刷について

  • 11.1.3 Unicodeデータの扱い

  • A.3.13 ENCODE(データ項目のエンコードの指定)

  • A.3.36 RCS(実行時コード系の指定)

  • C.2.6 @CBR_CODE_SET(ファイルのコード系の指定)

  • C.2.12 @CBR_CONVERT_CHARACTER(コード変換ライブラリの指定)

  • 付録L 文字コードの留意点

COBOL文法書

  • 4.2.2.3 REPLACING CHARACTER句

  • 4.2.3.4 ALPHABET句

  • 5.2.5 ENCODING句(順ファイル・相対ファイル・索引ファイル・表示ファイル)

  • 5.4.4 ENCODING句

  • 6.4.28 MOVE文(中核)(書き方3)

13

V11.0.0

31桁サポート

数字項目の桁数を31桁まで拡張して使用できるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • A.3.2 ARITHMETIC(演算モードの指定)

COBOL文法書

  • 1.2.3.1 数字定数/固定小数点定数

  • 1.7 演算モード

  • 5.4.9 PICTURE句

  • 5.4.17 USAGE句

  • 8.2.2 ホスト変数定義

  • D.2 四則演算の中間結果

14

V11.0.0

RECURSIVE指定および局所場所節のサポート

プログラムに再帰属性を付加できるようになりました。また、局所場所節(LOCAL-STORAGE SECTION)を定義できるようになりました。

COBOL文法書

  • 2.3.8 プログラムの再帰属性

  • 5.1 データ部の構成/局所場所節(LOCAL-STORAGE SECTION)

15

V11.0.0

COBOLリソースプロジェクト機能サポート

NetCOBOL Studioで「COBOLリソースプロジェクト」を作成できるようになりました。

これにより、プロジェクトをリソース保管庫として利用することができるようになり、効率的な管理が行えるようになりました。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 4.1.3 COBOLリソースプロジェクトとは

  • 4.2.3 COBOLリソースプロジェクト生成ウィザード

  • 4.5 COBOLリソースプロジェクト

16

V11.0.0

COBOLソリューション機能サポート

NetCOBOL Studioで「COBOLソリューションプロジェクト」を作成できるようになりました。

これにより、複数のプロジェクトをCOBOLソリューションプロジェクトでまとめて管理することができるようになり、プロジェクトに対する共通設定や一括操作が可能になりました。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 4.1.1 COBOLソリューションとは

  • 4.2.1 COBOLソリューション生成ウィザード

  • 4.3 COBOLソリューションプロジェクト

17

V11.0.0

リモート開発におけるSolaris(64)サポート

リモート開発が可能なサーバにSolaris(64)を追加しました。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 9.1.1 リモート開発とは

18

V11.0.0

電子帳票出力機能

Interstage List Worksと連携して、電子帳票出力ができるようになりました。

NetCOBOL ユーザーズガイド

  • 8.4.1.2 帳票の電子化

  • 8.6 電子帳票出力機能を使う方法

19

V11.0.0

表示ファイル画面機能

表示ファイル(DSP)でMeFt画面を利用できるようになりました。

NetCOBOL ユーザーズガイド

  • 9.2 表示ファイル(画面入出力)の使い方

20

V11.0.0

FETCH FIRST/LAST文サポート

データベースアクセスでFETCH文に"FIRST"と"LAST"を指定できるようになりました。

COBOL文法書

  • 8.6.4 FETCH文

NetCOBOL ユーザーズガイド

  • 15.2.4.5 スクロール可能なカーソルを使用したデータの取得

21

V11.0.0

プロジェクト構成変換コマンド

プロジェクトマネージャ(Windows 32bit版 NetCOBOLで提供)用プロジェクトからNetCOBOL Studio用プロジェクトへの移行を支援するプロジェクト構成変換コマンドを提供します。

これにより、プロジェクトマネージャのプロジェクトが管理していたCOBOL資産を、NetCOBOL Studioでも保守できるようになりました。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 付録E プロジェクトマネージャからの移行