Interstage Application ServerのInterstage 管理コンソールで操作します。
注意
操作方法の詳細は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください
Interstage 管理コンソールの起動
Interstage Application Serverを起動して、Interstage 管理コンソールを開きます。ブラウザで以下のURLを入力し、管理者のユーザ名と有効なパスワードを入力してログインします。
http://サーバ名:ポート番号/IsAdmin/main.jsp |
ポート番号は、初期設定では12000です。ポート番号の詳細は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。
左のツリーから、[Interstage Application Server]-[システム]-[ワークユニット]をクリックします。
→既存のワークユニットが右フレームに表示されます。
ワークユニットの新規作成
右フレームで、[新規作成]タブをクリックします。
ワークユニットの新規作成画面が表示されます。
[ワークユニット名]テキストボックスに、ワークユニットの名前(例:WebComp)を入力します。
詳細設定の[表示]のリンクをクリックします。
→詳細設定項目の一覧が表示されます。
IJServer設定の[表示]リンクをクリックして、[IJServerタイプ]の[Webアプリケーションのみ]を選択します。
ワークユニット設定
[ワークユニット設定]の[表示]リンクをクリックします。
表示された項目に対して、以下の設定を行います。
[クラスパス]の設定
クラスパスを指定します。
次の各パスを指定します。各パスを改行で区切ります。
[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]\bin |
【設定例】
[クラスパス]の設定の例を以下に示します。
[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]は、Webコンポーネントをデフォルト設定でインストールした場合です。
[クラスパス]にパスを指定します。各パスを改行で区切ります。
C:\NAVIWC\bin |
[クラスパス]にパスを指定します。各パスを改行で区切ります。
/opt/FJSVnavwc/bin |
[パス]の設定
パスを指定します。
次の各パスを指定します。各パスを改行で区切ります。
[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]\lib |
【設定例】
[パス]の設定の例を以下に示します。
[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]は、Webコンポーネントをデフォルト設定でインストールした場合です。
[パス]にパスを指定します。各パスを改行で区切ります。
C:\NAVIWC\lib |
[ライブラリパス]の設定
次の各パスをライブラリパスに指定します。各パスを改行で区切ります。
[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]/lib |
注意
Interstage Charset Managerを利用しないケースについては、Interstage Charset Managerの設定は不要です.
Interstage Charset Manager利用していない場合についての機能制限については、インストールガイドを参照してください。
【設定例】
[ライブラリパス]の設定の例を以下に示します。
[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]は、Webコンポーネントをデフォルト設定でインストールした場合です。
[ライブラリパス]にパスを指定します。各パスを改行で区切ります。
/opt/FJSVnavwc/lib |
注:「/opt/FSUNiconv」は、Interstage Charset Managerのデフォルト設定でインストールした場合です。
[JavaVMオプション]の設定
JavaVMオプションに、以下のオプションを設定します。
-Xmx[Javaヒープサイズ] -Dcom.fujitsu.interstage.jservlet.j2ee=false -Dpureweb.install.directory=[Webコンポーネントのインストールディレクトリ] |
注意
Javaオプションの設定では、改行をいれずに1行で記述してください。
Windowsの場合は、[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]の指定で、ディレクトリの区切り記号「¥」は、「/」で指定してください。例えば、C:/NAVIWCを指定します。
また、Javaヒープサイズ「-Xmx」に指定するサイズは以下のとおりです。
64bit版の場合
1024mを指定します。
32bit版の場合
通常512mを指定します。これは同時に100名まで動作する設定です。より大きいサイズでの運用が必要な場合には"2.1.4 Javaヒープサイズの見積もり式"で算出した値を指定します。
【設定例】
[JavaVMオプション]の設定の例を以下に示します。
[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]は、Webコンポーネントをデフォルト設定でインストールした場合です。
-Xmx512m -Dcom.fujitsu.interstage.jservlet.j2ee=false -Dpureweb.install.directory=C:/NAVIWC |
-Xmx1024m -Dcom.fujitsu.interstage.jservlet.j2ee=false -Dpureweb.install.directory=/opt/FJSVnavwc |
[環境変数]の設定
[環境変数]に、Webコンポーネントの動作に必要な環境を指定します。
一時ファイルのディレクトリには、一時ファイルを格納するディスク容量の見積りに従って、十分な領域がある格納場所を設定してください。
見積もりは、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”の一時ファイルを格納するディスク容量の見積りならびに、TMPファイルの見積もりに関する情報を参照してください。
Windowsの場合
[環境変数]に、一時ファイルのディレクトリを指定します。
TMP=[一時ファイル出力用ディレクトリの絶対パス] |
このディレクトリは、あらかじめ作成して、サーバの管理者のみがアクセスできるように変更してください。
Solarisの場合
[環境変数]に、一時ファイルのディレクトリと言語の設定を追加します。
TMPDIR=[一時ファイル出力用ディレクトリの絶対パス] |
Linuxの場合
[環境変数]に、一時ファイルのディレクトリと言語の設定を追加します。
TMPDIR=[一時ファイル出力用ディレクトリの絶対パス] |
Red Hat Enterprise Linux 6以前の場合で既存のカタログ資産がある場合、従来と同じ値を設定してください。
TMPDIR=[一時ファイル出力用ディレクトリの絶対パス] |
注意:「3.4.2 カタログの文字コードを指定(Linuxのみ)」でのLANGおよびLC_ALLでも同じ値を指定します。
このディレクトリは、あらかじめ作成して、所有者およびグループをワークユニットの起動ユーザに変更してください。
【設定例】
[環境変数]の設定の例を以下に示します。
[一時ファイル出力用ディレクトリの絶対パス]が「e:\TMPDIR」の場合
TMP=e:\TMPDIR |
[一時ファイル出力用ディレクトリの絶対パス]が「/tmpdir_vol/tmpdir」の場合
Solarisの場合
TMPDIR=/tmpdir_vol/tmpdir |
Linuxの場合
TMPDIR=/tmpdir_vol/tmpdir |
必要に応じてその他の項目について設定を行います。詳細は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。
すべての設定が完了したら、[作成]ボタンをクリックします。
→ワークユニットが作成されます。